覚醒者狩り   作:猫戦車

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観覧履歴なるものをようやく見つけました!UAってやつですね!

61人の方が観覧なさってくれてました!少ないのか多いのか良くわかりませんが呼んでくれる人がいるだけで嬉しい!

時間があったのですぐの更新になります!今回はちょっと長くなってしまいました!よろしくお願いします!


第3話

「卒業試験って今日中に終わるもんじゃねーのな。気張って損したわ」

 

 

「でもよ、実技試験の内容が30分間のサバイバル戦としか伝えられてない。対策のしようがないな」

 

 

「それはどのチームも一緒でしょ。この五日間は修行しかないわよ」

 

 

「だよな〜。シュミレーションしようっつっても簡単にできるもんじゃないし」

 

 

「何もしないなら僕は部屋に戻るぞ。ネットサーフィンの時間だ。」

 

 

「薄情だなお前。卒業する気ねーのかよ」

 

 

「バカを言うな。僕のネットサーフィンは常人のそれをはるかに超えている」

 

 

「いや何言ってるか全然わからないわよ」

 

 

「キョウジロウにも何か考えがあるんだろ?各々で対策をしよう」

 

 

「皆も自分にできることを探してくれ!皆で力を合わせないとレンには勝てないからな!」

 

 

「以上!解散!」

 

 

「あんた何リーダーヅラしてんの?」

 

 

「全くだ…」

 

 

「自称リーダー乙!」

 

 

「俺はそんな事思ってないぞコハク(棒)」

 

 

「もういいよお前ら…お部屋帰る…グスッ」

 

 

ーーーーーーー

 

プルルルルルルル ピッ

 

「もしもしレン?どうしたの?」

 

 

「茅野か?明日4人で集まって作戦会議をしようと思うんだがいいか?」

 

 

「うん、大丈夫。でもなんで電話?グルチャでよかったんじゃ」

 

 

「いや、お前に個人的な頼みが合ってな。4人で集まる前に2人で話せるか?」

 

 

「え!?ももももももちろん!どこ!?何時!?」

 

 

「すごい食いつきだな…朝8時に待合所でいいか?」

 

 

「OK!今から寝袋もって向かうから!」

 

 

「そんな急ぎでもないから大丈夫だ。今日はゆっくり寝ろ。おやすみ」ピッ

 

 

「キャーーーーー!!!ついにレンとぉぉぉぉぉ!!」

 

 

後日、彼女のテンションがブラジルまで下ったのは言うまでもない。

 

 

ーーーーー

 

5日後

 

「うおー!すげー!」

 

現在俺たちは、エレベーターに乗って地下深くまで来ている。エレベーターはガラス張りとなっていて、試験会場であろう地下の街並みを眺めている。

 

 

「地下にこんな街が…東○ドーム2、3個分ってとこか?」

 

 

「でも最終日ってだけあって周りはボロボロね。」

 

 

「対戦ごとに一々改装できるはずもないだろう」

 

 

「あんたは黙ってなさいよオタク」

 

 

 

「む!?」

 

 

「試験前にケンカはやめろよ…」

 

 

「本日の最終試合、桐崎チームと揺木チームの対戦を始める」

 

 

「ちゃっと!桐崎チームって何よ!」

 

 

チラッとコハクを見ると、満面のゲス顔を向けていた。

 

 

「あんのゴミクズゥゥ!」

 

 

「静かにしろ!ルールを説明する。」

 

 

「開会式であった通り、30分間のサバイバル戦だ。武器は用意された指定の物を使え。安全の考慮のため、切断系の武器は木製、銃はゴム弾にしてある」

 

 

「そしてこの3つのペイントボール。身体のどこにつけてもいい。全て割られたら者は退場だ。」

 

 

「勝利条件は相手チームのボールを全て割るか、生き残った者のボールの数で決まる。」

 

 

「以上だ。何か質問は?」

 

 

「え、終わりですか?随分とシンプルかつベタな…」

 

 

「シンプルイズベストだ!ガハハハ!」

 

 

「あーそれともう1つ」

 

 

「“素直すぎる”のは良くないぞ」

 

 

(なんのことだ?)

 

 

「質問がないならさっさと配置につけ!桐崎チームは南エリア、揺木チームは北エリアだ!」

 

 

はっ!!!

 

 

一同が解散する。

始まるんだ…俺たちの価値が問われる試験が…!

 

 

ーーーーーーーー

 

コハクチーム 南エリア工場跡

 

「………」

 

 

「まーじですかーい」

 

 

俺達は武器を見て愕然とする。用意されているのは各自無線に太刀、大剣、サバイバルナイフ、槍、ライフルの“5つのみ”

 

 

「遠距離の武器が一つだけ…レンのいるチーム相手にスナイパー1人はキツすぎる」

 

 

「拳銃もないのか…白兵戦を想定した訓練なのか?」

 

 

「ちょっと待って…レンのチームも武器はちゃんと人数分よね…」

 

 

「いやまさか…」

 

 

ーーーーーーー

 

レンチーム 北エリア廃ビル

 

 

「ビンゴだな」

 

 

「4人チームにこんな利点があるなんてな」

 

 

「一つ余るが、やっぱりレンが持つべきだな。」

 

「あぁ。わかった」

 

 

「もう少しで開始だ。茅野、作戦通り頼むぞ」

 

 

「うん…がんばりゅ…」シュン

 

 

「どうした?本番前にやる気が失せたのか?」

 

 

「違うし…がんばりゅし…ふん…」

 

 

「なんだあいつ」

 

 

「レン、なんかあったのか?」

 

 

「いや、4日前からあんな調子だ」

 

 

「大丈夫かよ」

 

 

「大丈夫だ。茅野は必ずやってくれる。だから俺からチームに誘った」

 

 

「なにさせるんだ?」

 

 

「見てのお楽しみだ。凛島と寿も配置についてくれ。必ず勝とう。」

 

 

「おうよ!」

 

 

ーーーーーーーー

 

コハクチーム

 

「レンが二つ武器を持つかもしれねーぞ!そうなったら勝てんのか?」

 

 

「もうこうなったらやるしかねーだろ!とりあえずひと固まりになって動くな!」

 

(アナウンス)

「試験開始まで10秒!」

 

心臓の鼓動が早くなる

 

 

「コハク、これを持っておいてくれ」

 

 

「?…これは?」

 

 

「僕のとっておきだ。必ず役に立つ」

 

 

「でもこれって…」

 

(アナウンス)

「試験開始!!」

 

「よし、相手に警戒しながら外に出よう!相手もそこまで早くは来ないh…」

 

 

「それはどうかしからね?」

 

 

全員が後ろを振り返る。スタートエリアは真逆だぞ、なんでもう沙耶(さや)がいるんだ!?

 

 

「レンの言う通り!」

 

 

ーーーーーー

 

4日前

 

「強襲?」

 

 

「あぁ。開始と同時にお前に相手の戦力を削いでほしい」

 

 

「そんな事言われてもまだルールもわからないし…」

 

 

「お前は覚醒者相手に、そのルールってのが通じると思うか?」

 

 

「え?」

 

 

「どんな能力を使うかわからない覚醒者だ…試験をするにあたって、ある程度のルールはあるかもしれないが、“自分達がどう動くか”なんて教官達は制限しないはずだ」

 

 

「なるほど!じゃあ規定ルール以外はなんでもありなのか!」

 

 

「そーゆーことだ」

 

 

「ねぇレン、もしこの実技試験に勝ったらさ…」

 

 

「?」

 

 

「(私と付き合って!)私のことサヤって呼んで!」

 

 

「…………」

 

 

「どちらかと言うと嫌だが考えとく」

 

 

ガ-ンッ

 

 

ーーーーーーー

 

レンチーム

 

(思った通り、これは対覚醒者を想定した訓練だ)

 

 

(開会式で言ってた様に、覚醒者を倒すための技術が問われる実技試験に重きを置いている)

 

 

(戦いの場にルールなどない、どんな事をしてでも勝つのが非覚醒者ってか…)

 

 

数分前

 

「で?私はどこで強襲をかければいいの?」

 

 

「相手の配置は南エリアだ。となると…」

 

 

「物陰の少ない平地、周りのブロック塀、ある程度の見晴らしの良さから考えると…工場跡だな」

 

 

「は?」

 

 

「地下に降りてくるときエレベーターの中で見た。どこからスタートだかわからなかったからな。俺が南エリアならまずそこに身を隠す」

 

 

「あんたどんな目してるのよ」

 

 

「視力10.0だ」

 

 

「どこの民族よ…」

 

 

(狡猾な奴が勝つ試験…少し後味が悪いが)

 

 

「頼んだぞ、茅野」

 

 

「勝って必ずサヤって呼んでもらうんだぁぁぁぁあ!!!」

 

 

 





キャラクタープロフィール

ザ・乙女
茅野沙耶
18歳 O型 女
身長152㎝ 体重40kg

趣味 抱き枕製作 (誰のとは言わない)
特技 針の糸通し


筋肉バカ
凛島新 (りんじまあらた)
18歳 B型 男
身長189㎝ 体重93kg

趣味 ハードトレーニング
特技 大胸筋を動かす


自称クール
寿公人 (ことぶききみと)
18歳 B型 男
身長 169 体重58kg

趣味 コーヒー研究 (だがブラックは飲めない)
特技 右腕に宿る龍がどうたらこうたら
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