展開が遅いと読み飽きてしまうと思うのでまた一章を5話ぐらいで収まるために急ぎ足になってます!
なので、は?となる部分もあるかもです(苦笑)
あと、キャラの特徴みたいなものを全然描いていなかったので、一章のおまけとして描こうかなと思います!
「はぁぁ!!」ブォン
サヤが大剣を振り切る。
あまりにも突然の強襲だったため、全員反応に遅れてしまう。
パンッ!
破裂音が響く。おそらくペイントボールが割られたのだろう。
「誰か割られたぞ!」
「私は無事!(ミ)」
「僕は一個だ」
「私も一個!(ア)」
「すまん!俺も一つだ!」
「………」
「コハク?」
「二つ割られちゃった!テヘ☆」
「テヘ☆じゃないわよバカァ!!」ゲシゲシ
「あんたよくそれでリーダーやってんなコラ!!」ゲシゲシ
「ちょ、やめろ踏むな!ラスト一個も割れちゃうだろって…おい踏むな!」
「2人ともその辺にしとけ!たくっ、華奢なくせによく大剣振り回せんな」
サヤは握り拳をグッと前に出し
「愛の力よ!」
「何言ってんのあの子すごく怖い!」
「とりあえず外に出るのが先決だと思うが?」
「そうはいかねーぞ」
「!」
「遅いわよ2人とも!」
「すまんな」
「おいおい、なんでアラタとキミトがもう来てんだよ」
「完全に蜂の巣状態ね…」
「クソ…どうすんだ…」
「コハク…まだ気づかないか?」
「?」
「試験開始前に教官が、“素直すぎる”のは良くないと言っていたな」
「これは白兵戦ではなく、対覚醒者を想定している」
「教官は僕達に配置エリアからスタートなんて言ったか?」
「あ!」
「例えば武器にしても、素直に数少ない用意された武器しか使ってはいけないなんてルールはない」
「覚醒者相手にルールなんてないさ」
「お前よく気づいたな!だからさっきあれを渡したのか」
「ネットサーフィンをしている途中、教官室のカリキュラムをハックした。僕をなめるなよ」
「すげーよキョウジロウ!でも…」
「?」
「もっと早く言えよデブ!」
「む!?」
「でもありがとう…お陰で突破口が見えたような見えないよな」
「コハク!あんたはレンのとこ向かって!」
「は!?お前らどうするだよ!数の利があってもここは皆で…」
「バカ!あんたもうボール一個しか残ってないんだから足掻くだけ足掻いてレンの体力削って来て!」
「捨て駒かよ!!」
「何言ってんだ!こん中で1番優秀なのお前だろうが!レンのボール一個ぐらいは割れんだろ!」
「頼むぜ親友!」
「トウマ…わかった!お前ら負けたら許さねーからな!」
「おっと、通すかよ!」
「どけ筋肉ダルマ!」
「誰がイケメン筋肉マスターだ!」
「言ってねーよ!」
アラタが槍を振り下ろすがトウマがすかさず薙ぎ払う
「トウマ!その自称イケメン筋肉マスターのドMを頼むぞ!」
「おう!」
「トウマ、お前も確か力自慢だったな。腕試しと行こうぜ!」
「かかってこいプロテイン!」
「じゃあ俺はこのデブを倒せばいいんだな」
「僕の相手はキミトか…」
「俺はお前が気に入らないんだ…なぜなら!」
「同じメガネでクール!キャラ被りではないか!」
「否、僕はクールじゃない。根が暗いだけだ!」
「なんかごめん…」
「サヤ!2人相手になるが頼めるか!」
「了解!」
「頑張るよアミ、女子2人の力みせつけてやろう!」
「そのかわり写真集ね!」
「うん!」
(無線)
「茅野、聞こえるか?」
「レン、どうしたの?」
「コハクは外に向かったか?」
「うん、作戦通りにね」
「わかった、俺もそっちに向かう。無理はするなよ」
「はいよ」
「さて、いくよ2人とも!」
ーーーーー
トウマ、アラタサイド
「オラァ!」
「くっ!」
「おいおい、さっきから避けてばっかじゃねぇか!筋肉足りてっか?」
「うるせー」
(でも正直ヤベーな。このままじゃジリ貧だ。何かないか…)
(ん?あれは木か…?)
「こっちだプロテイン!」
「待てこら!その呼び方やめろ!」
(あの木…もしかしたらこの工場は昔本当に使われていたかもしれない。なら)
「あった!」
「追い詰めたぞトウマ!」
「これでもくらえ!」ドバァ
「うわっ!なんだこの粉!」
ガツン
「ぐあ!」
「へへ、筋トレバカでもスネはよえーよな」
「クソ、スパナでぶん殴りやがったな…」
「ここ、元は木工工場だったらしいな。木の削り粉が溜まってた」
「ちょっと卑怯だけど許してくれ」
パパパン
(アナウンス)
「凛島新!全ペイントボール破裂!退場だ!」
「ふぅ、まぁでも楽しかったぜトウマ!またやろう」
「願い下げだぜ全く…」
ーーーーー
キョウジロウ、キミトサイド
「なかなかやるじゃないかキョウジロウ」
「君もな!」
「オ、オリャ!」
「せ、せい!」
「なんのぉ!」
2人の戦いは亀の歩みが如く遅い
「何やってんのお前ら?」トンッ
「ぬぉ…」バタッ
トウマの手刀により、キミトが倒れる
「トウマか…君が横槍を入れなくてもすぐに叩きのめす所存だったのに…」
「強がんなくていいから。ほら、お前が割れよ。俺はアラタ倒したからよ」
「トウマ…君はいい奴なのか?」
「いや、あと3分で勝負決まんなかったらイライラでお前のボールも割るとこだったわ」
「む!?」
パパパン
(アナウンス)
「寿公人!全ペイントボール破裂!退場だ!」
「よし、ミクリ達助けにいくぞ!」
「そうだな」
「そうはいかねーな」
「なっ!」
ーーーーー
ミクリ、アミ、サヤサイド
「アラタとキミトなにやってんのぉ〜!」
「ねぇサヤ、取引しない?」
「?…取り引きって?」
「レンのこと好きなんでしょ?」
「ふぁ!?//なななななに言ってんの!?」
「知ってるよぉ〜あんたがレンの顔写真貼り付けた抱き枕作ってるのぉ〜」
「え…嘘….」
「レンに言っちゃおうかな〜」
「やめてぇぇぇえ!!」
「でもね、3個とは言わないから2個だけボール割らせてくれたら言わないかも!」
「うぅ…一個じゃだめ…?」
「だめ2個!対価に見合うことしてよぉ」
「ミクリ…あんたヒロインでしょ?こんな性格悪いヒロイン見たことない」
「勝つためだもん。悪魔にでもなるわ」
「で?どうなの?」
「わ、わかったわよ!割ればいいd…」
ドサッ
「「!?」」
「ミクリ…すまん」
「トウマ!?」
「茅野…そんなゲスヒロインに耳を貸すな」
「遅くなったな」
「レェン!(泣き顔)」
ーーーーー
コハクサイド
「はぁ、はぁ」
「レンがどこにも見当たらねぇ…移動したのか?」
(無線)
「トウマ!そっち大丈夫か?アナウンスでアラタとキミトが退場になったって…」
「コハクか?」
「!…レン…か?」
「あぁ、悪いな。全員のボール割らせてもらったぞ」
「!」
「で、どうする?ここで降参してもいいんだぞ」
「誰がするか!俺1人でお前なんか充分だっての!」
「そうか…なら西エリアの赤い廃ビルに来い。そこでサシで決着つけてやる」
「サシか…上等だ!お前のイケメンの顔に泥塗ってやる!」
「決まりだな。これから向かう…逃げるなよ?」
「お前こそ!」
(レンとサシで勝負…勝てるのか?)
(いや勝つ!キョウジロウからもらったこれを使えばなんとか)
ーーーーー
「レン頑張ってね!まぁレンなら大丈夫だけど!」
「あぁ、行ってくる」
「あ、あと…」
「?」
「抱き枕は趣味悪いぞ」
「は、はい…」ズ-ン