覚醒者狩り   作:猫戦車

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卒業試験編最終回です!
簡単にまとめすぎたかなって感じもあります申し訳ありません( ゚д゚)
それよりこれからの展開どうしようと頭を抱えています!笑


第5話

西エリア

 

「よぉ、遅かったな」

 

「歩いてきたからな」

 

「言い出しっぺが遅刻ってどーゆーことだこら!」

 

「すまんな。まぁお詫びの印として」

 

パパン

 

「!」

 

レンは両肩のペイントボールを自ら割る

 

「やるなら対等にだ」

 

「へっ、余裕だな優等生は」

 

「行くぞ」

 

ーーーーーー

 

退場者サイド

 

「コハク、大丈夫かな」

 

「正直やべーだろ」

 

「だよね〜」

 

「もしレンを倒したとしても、まだサヤはノーダメージだ。それにあいつ女子じゃNo. 1だろ?」

 

「でも見てあの子…なんか抜け殻になってない?」

 

「フフフ…趣味悪いって…そうですよ…私はストーカー…恋愛漫画依存症ですよ…フフフ…」

 

そこには、隅で体育座りをしながら爪を噛み続ける少女の姿があった

 

「なんか可哀想になってきた」

 

ーーーーーー

コハク、レンサイド

 

「はぁ…はぁ…くそ」

 

「そんなもんか?」

 

(マジで歯がたたねぇ。あんだけ攻撃してもかすりもしないなんて)

 

バァン

 

「うぉっ!」

 

レンの持つライフルが放たれ紙一重で交わすが、その一瞬で間合いを詰められる。

 

(速ぇ!)

 

シャッ

 

太刀による攻撃を後ろに反りながら避け、地面に手をついてその勢いで頭のボール目掛けて蹴り上げるが、軽々と躱されてしまう。

 

地面についた手を足で払われ、受け身も取れない状態で逆の足で蹴り飛ばされ、壁に叩きつけられる。

 

「がっ…ぐ…」

 

「もう終わりにしないか?制限時間ももうない。俺のボールを割ってもまだ茅野がいるんだぞ」

 

「諦められるわけねーだろ!俺は卒業して兵士になるんだ…絶対な!」

 

「そうだな…お前はそんなやつだったな」

 

「それにとっておきがあるんだ」

 

「?」

 

「この試験は狡猾な奴が勝つ試験だ。武器の持ち込みもありなんだろ?」

 

「キョウジロウからもらったこれで決着をつけてやる!」ブンッ

 

ピカァァァン

 

「っ!」

 

(閃光玉か…!)

 

「お前が自分からボールを割ったのは嬉しい誤算だったぜ!」

 

「終わりだレン!」

 

俺はレン目掛けて切りかかる。勝てる、勝てるぞ…そう思えた。

 

「流石は保科だな。チームに入れたかった」

 

「!」

 

「でも、こっちの方が上手だったな」ポチッ

 

ドォォォン

 

「なっ!」

 

ビルが下から崩れ始める。

 

「うわぁぁあ!」

 

ーーーーーーー

モニター室

 

「なんだ爆発か!?」

 

「全く、爆弾を持ち込む訓練兵なんて見たことも聞いたこともないぞ」

 

「状況はどうなってる?」

 

土埃が舞い上がりモニター室からではうまく確認できない。

 

「晴れてきたぞ」

 

微かだが、どちらかが馬乗りになって抑えつけているシルエットが見える

 

ーーーーーー

コハク、レンサイド

 

「チ、チクショウ…」

 

「俺の勝ちだ…」

 

土埃が晴れると、太刀で首を抑えつけられ、ライフルを向けられるコハクの姿が現れた。

 

パン

 

(アナウンス)

「桐崎琥珀!全ペイントボール破裂!よって勝者揺木チーム!」

 

「やったぁぁあ!レェェェェェン!!!」

 

「クッソ〜負けたか」

 

「コハクを迎えに行くわよ!あいつどうせ泣きそうな顔になってると思うし!」

 

 

ーーーーーー

「俺ば負げでない!お前なんがほんとはワンパンだがらな!!」

 

「わかった、わかったから鼻かめ」

 

(あ、泣いてた)

 

「レェェェン!おつかれさぶぉ!」ガシッ

 

どさくさに紛れて抱きつこうとしたが顔を掴まれるストーカー。

 

「暑いからくっ付くな」

 

「ぶー」

 

「でもありがとな茅野…じゃねーか、サヤ」

 

「う、うん!そうサヤ!サヤだよ!」

 

「でも後で抱き枕燃やしとくから持ってこいな」

 

「はい…」ズ-ン

 

 

こうして、卒業試験が幕を下ろした。

 

 

3日後

 

「卒業試験ご苦労であった!ただいまより、合格者を発表する!」

 

「名前を呼ばれた者は1〜5番隊に配属となる!それと同時に階級も言い渡されるぞ!現時点での自分の実力として胸に刻むように!」

 

「因みに合格者数は1024名受けて…56名だ」

 

ザワザワ ザワザワ

 

「56って…うそだろ」

 

「僕…トイレ行っていいか?」

 

「試験日順に合格者を発表して行くぞ!」

 

次々に合否が言い渡されていく、合格を言い渡され歓喜する者、不合格の烙印を押され落胆する者。

 

(俺はどっちだ…)

 

緊張で我を忘れていた時、遂に自分達の番が回ってくる。

 

「最後に最終日の者。名前を呼ばれたら前へ!」

 

「凛島新!合格だ!階級はBで3番隊だ!」

 

「よっしゃ!」

 

「茅野沙耶!合格だ!階級はBで2番隊だ!」

 

「や、やった!合格できた!」

 

「寿公人!合格!だがギリギリの合格だ!階級はCで4番隊だ!」

 

「なぜだ?俺なんか気絶させられただけなのに」

 

「コハクを1人だけ出させて残りはレンが叩くって作戦考えたのアンタでしょ?レンが教官に頭下げてくれたのよ!ちゃんとお礼言いなよ!って…レンは?」

 

「続いて保科恭次郎!合格だ!貴様もギリギリだが参謀、指揮官としての能力は見込みありだ!精進しろ!階級はC!2番隊だ!」

 

「ふ、ふん!当然だな!だがひとまずトイレへ!!!」

 

「相馬亜美!合格だ!階級はB!4番隊だ!」

 

「うそ!B!?なんか嬉しい!」

 

「藤堂冬馬!合格だ!階級はB!1番だ!貴様は意外と頭が切れるようだな!この調子で頑張るだぞ!」

 

「は、はい!よっしゃぁぁ!合格だぁ!」

 

「花岡美玖利!合格だ!階級はC!ゲスい駆け引きが気に入った!だが覚醒者相手には通用しないぞ!技術を上げろ!」

 

「ゲスいって…意外と緩いのかな?」

 

「最後に桐崎琥珀!」

 

「は、はい!」

 

「合格だ!あの揺木によく食いついた!だが泣き虫は治せ!階級はB!5番隊だ!」

 

「よ…」

 

「よっしゃぁぁぁぁあ!!!うぉりゃぁぁぁぁあ!!!」

 

「少し黙れ!!不合格にするぞ!」

 

「はい、すいません」

 

「合格者は以上だ!これから諸君らは覚醒者を相手に戦いの日々を送ることになる!この3年間を無駄にすることの無いように励め!解散!」

 

「あ、あの教官」

 

「なんだ桐崎?合格を取りやめるか?」

 

「いえ、そうじゃなくて…レンはどうなったんですか?」

 

「ああ、あいつは“0番隊”に入隊が決まってな。確か今日顔合わせと言ってたな。

 

「0番隊?…何ですかそれ?1〜5番隊までじゃ?」

 

「うちの精鋭チームみたいなものだ。なんせ隊長直々の推薦だからな。階級はAになった」

 

「すげー!すげーよあいつ!でも離された気分で素直に喜べねぇ!」

 

「喜んでたじゃない…」

 

「俺たちも負けてらんねーぞコハク!さっさと昇進して俺たちも0番隊行くぞ!」

 

「おう!」

 

ーーーーーー

0番隊本部室前

 

(0番隊…やっていけるのか…?)

 

(いややるしかねーんだ。家族を守るためには強くならないといけない)

 

(すぐに隊長の座まで登りつめてやる)

 

トントン 「失礼します。本日付けで0番隊へ配属になりました、揺木煉です。よろしくお願いし…ます…」

 

「初めてまして…って言うのもおかしいよね。“開会式”以来かな」

 

「一目見た時から君が欲しいと思った。歓迎するよ揺木煉君!0番隊へようこそ!」

 

「俺は0番隊隊長、柊月音(ひいらぎつきね)だ。改めてよろしく!」

 




次回はキャラの設定を書きます(・Д・)ノ
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