IS世界のボン太くん   作:マガガマオウ

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凰鈴音登場です。
若干原作と予定が前後します。
(忘れてたので二次創作をいい事に事象改変しましょう~何て言えなねぇな。)


斯くして少女はふもっふな再会をするlrrelevancy

IS学園1年1組のクラス代表決定から1日明けた今日。

ここグラウンドではISを用いた初めての実習授業が行われようとしていた。

 

「良し揃ったな。これよりISの実機訓練を行う。」

 

千冬の号令に返事を返す生徒一同。

 

「まず最初に注意しておく。これは訓練ではあるが実機を用いる以上絶対に安全と言う保証は無い。」

「此方も見張っているがそれでも限度がある。そうならない為に各員細心の注意を払うように以上。」

 

千冬に勧告に対してもさっきと同じように返事を返す。

 

「では先ず手本を見せて貰おう。オルコットと織斑、前に出ろ。」

 

指名された二人が前に出る。

 

「先ずISの形態について説明する。ISは基本持ち運びが出来ない。」

「しかし、専用機と呼ばれる個人用に調整された物に限り待機形態と呼ばれる姿が存在する。」

 

千冬の説明に耳を傾けていた生徒たちがセシリアと一夏に注目する。

一夏の腕には白いブレスレットが嵌っている。

全体は白く細いが対角線になる様に赤い石の様な物が見える。

それこそがアルビノボン太くんの待機状態である。

 

「お前たちには実際にISを装着を実演して貰う。先ずは織斑からだ。」

「はい。来い!アルビノ!」

 

腕を上げそう叫ぶと一夏の周りが変化して一瞬で姿が変わる。

 

「ふもっふ!」『完了しました!』

 

アルビノボン太くんに変わった一夏を見て千冬は頭を押さえる。

 

「その見た目さえ無ければな…装着タイムも申し分ないのに…。」

「やっぱり可愛い…。」

「調子は良さそうだね。」

 

教師陣の反応は三者三様である。

 

「あぁ~。やっぱり素敵ですわ~。」

 

そしてセシリアは相変わらずだった。

暫く遠くを見つめていた千冬は気を取り直し、次はセシリアに声を掛ける。

 

「次はお前だオルコット。少しはマシな奴を頼む。」

 

既に疲れた顔をする千冬はまるで祈る様にセシリアに念を押した。

 

「分かりましたわ。」

「来なさい!ブルーティアーズ!」

 

イヤリングに触れた後そう叫んだセシリアもさっきの一夏と同様に一瞬で姿が変わった。

 

「うん。これだ…これでいいんだ!」

「織斑先生、続きを。」

「あぁ?はっ!はい。」

「うん!二人とも中々な展開スピードだ。」

「ふもっふ!」『ありがとうございます。』

「それ程でもありませんわ。」

 

少し現実逃避していた千冬を愛子が呼び戻して授業が再開される。

 

「次に基礎的な飛行訓練に移る。織斑及びセシリアは飛行して上空へ移動しろ。」

「ふもっふ。ふーっも!」『了解。上昇!』

「あぁ!待って下さいましボン太くん~!」

 

黄色い声を出しアルビノボン太くんの後に続くセシリアに千冬は軽い頭痛を覚えた。

大体IS学園を見下ろせる高さまで昇ると千冬から静止の声が掛る。

 

「よしその辺りで良い。そこから急降下した後完全停止して見せろ。大体地表から10cm位が目標だ。」

 

千冬からの通信で指示が出た。

 

「ふもっふ。ふももふもるふーも。」『アルファ。地表から10cmまで高度を表示してくれ。』

『了解。急降下のサポートは要りますか?』

「ふもも。ふーもっふ。」『いや。いい自分で出来る。』

 

そうアルファに指示を出して急降下を開始した。

 

『間もなく目標高度です。』

「ふもっふ。ふももるもふー。」『了解。完全停止準備。』

『完全停止確認。お見事です。』

「だから!待って下さ~いですわ~。」

 

やはり黄色い声をあげて追いかけてくるセシリア。

 

「もう好きにやってくれ…。」

 

千冬は完全に匙を投げた。

授業が終わり、教室に帰る途中クラスメイトと遭遇した一夏はある話を聞く。

 

「織斑君。知ってる2組の転校生の事?」

「転校生?今の時期にか?」

「うん。そうみたいなんだよ。」

 

そう会話をしながら教室に入ると懐かしい顔と遭遇した。

 

「遅いわよ。久しぶりね一夏!」

「鈴か。あぁ久しいな。」

 

凰鈴音、一夏が箒と別れた後に越してきた少女である。

 

「一夏、彼女は?」

 

後から来た箒が一夏に尋ねる。

 

「あの者は凰鈴音。お前が引っ越した後すぐに越してきた。」

「成る程という事は私と入れ違いになった訳か。」

「そうなるな。」

 

二人が話していると鈴音が声を掛けてきた。

 

「一夏、私にも紹介してよそっちの彼女の事を。」

 

二人の親密な雰囲気から同じ何かを感じた鈴音は一夏に箒の紹介を勧めて来た。

 

「あぁ。すまん、こっちは篠ノ之箒だ前に言っていた最初の幼馴染だ。」

「そう。さっきこいつが言っていたけど私からも自己紹介させて貰うわね。」

「私は凰鈴音。所謂セカンド幼馴染みたいな感じよ。」

「そうか。私は篠ノ之箒だ。それに倣うならファースト幼馴染と言ったところだ。」

 

二人は気付いていた。お互いライバルである事を。

そして、一番のライバルは別に居て途方もなく強大である事も。

 

「箒で良いわよね。私は鈴って呼んで。」

「あぁ、それで構わん。」

「なぁ、鈴。少し二人で話さないか?」

「良いわよ。私も聞きたい事があるの。」

 

そう言って教室を出ていく二人を見送り一夏は最早恒例の瞑想をするのである。

一方、教室を出た二人は人目のつかない所で互いの意見を交換し合っていた。

 

「箒、今の一夏って昔の一夏と比べて違うの?」

「あぁ、基本は変わっていない様だが心構えはあの頃と見違えた。」

「やっぱり、そうなんだ…。」

「鈴。そんな事を話すために此処まで来たんじゃないだろ?」

「あははは!バレた。」

「バレバレだ。大方愛子さんの事だろ。」

「うん。一夏の初恋の人だって事は判ってる。」

「それに同じ女として憧れて無いと言えば嘘になる。」

「あの人は昔から優しさと強さをの両方を持っていた。正直あの人が姉さんだったらと思わない日は無かった。」

「でも一夏を好きになってどう付き合て行こうか迷ってるの。」 

「あんたはどう箒?」

「私にも判らない。ただ一つ言えることは私たちの敵は強大だという事だ。」

「やっぱりそうか。でも愛子さんも相当鈍いのよねぇ。」

「まったくだ。」

 

二人は思ういっそ一夏と愛子が付き合ってくれればどんなに楽かと。

そうしたら諦めも付くのにと、しかし当の愛子が二人の妹の様な少女の恋路を後押ししているこの状況は二人にとって心地の良いものであった。

そうとは知らない愛子は鈴音の再開を楽しみに2組に足を運ぶのである。

 

愛子「鈴音ちゃん?どこかな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




すいません。
かなりだらだらです。
結果的に鈴と箒の出会いは良き物になったにかな?
感想などありましたどうぞよろしくお願いします。
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