IS世界のボン太くん   作:マガガマオウ

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前回の続きです。
アルビノボン太くんの二つ目の形態変化は何でしょう?


アンノウンとの対決のふもっふwarning

鈴音との代表戦の最中に乱入した正体不明機は暫く沈黙していたが、唐突に動き出した。

巨大な銃の銃口をボン太くんに向け放つ。

 

「ふも!」『何!』

 

流石に除けるが如何やら威力が高くこれで恐らく天上に張ってあったシールドが破壊されたらしい。

 

「こっちを見なさい!」

 

鈴音がアンノウンの注意を引こうと双天牙月で攻撃を仕掛けるが巨大なブレードで阻まれる。

更に押し返され隙が出来た鈴音に銃口を向けその過剰な威力の閃光を放とうとする。

 

「ふもっふふーも!」『こっちだデカブツ!』

 

バズーカに持ち替えたボン太くんがアンノウンの頭部に狙いを定めて放つ。

しかしその一撃もブレードで防がれるが鈴音はその隙に離脱した。

鈴音の離脱を確認したボン太くんもその場を下がる。

そして一定の距離を空けて千冬に通信を繋いだ。

 

「ふもっふ!ふもるもっふ!ふーももっふ!」『織斑先生!こちら一夏です!応答願います。』

「一夏か!良かった無事だたんだな。」

「もふ!ふーもふもふももっふ!」『はい!それより状況を!』

「あぁ。現在、正体不明機がアリーナ内に侵入した。こちらから呼び掛けているが応答がない。」

「大変です!織斑先生、アリーナのシステムがハッキングされています!」

「何!それで状況は?」

「強制的にシールドのレベルが上げられてるね。しかも此方からじゃ解除できない。」

「何だと!観客席の様子は!」

「今は落ち着いていますが。パニックになるのは時間の問題です。」

「急いで生徒の避難誘導を。ただし慌てさせないよう慎重にお願いします。」

「はい!あれ?扉がロックされてる!」

「何だと!まさかアリーナ全体のゲートが…!」

「如何やらその様です。何とか主導権を此方に取り戻すよう試みますが、時間が懸かるかと。」

「どれ位ですか?」

「十五分程度持ち堪えてくれれば。」

「聞いたな。織斑、凰。」

「シールドが破れない以上外からの応援も期待できない。お前たちで奴を止めろ。」

「ふもっふ!ふもるふももっふ!」『了解!十五分持ち堪えればいいんですね!』

「ちょっと、待ちなさい。たかだか十五分たって相手があいつじゃ持つかどうか分かんないわよ。」

「ふももっふ。ふもるるふももーふ。」『問題ない。少し考えがある。』

「考え?何よそれ。」

「ふもっふもふふふーもっふ。」『奴は恐らく無人機だ。』

「無人機~!何でそんな事が分かるのよ!」

「ふ~もふもるふももっふ。」『奴の動きが機械じみていた。』

「たった、それだけで判断したの?」

「ふも。ふもっふ、ふももふもーふもふるふももるもっふ?」『あぁ。アルファ、奴に有効的に戦える形態はあるか?』

『敵対対象が、無人機の場合は火力砲撃による殲滅戦を推奨します。』

「ふもっふふもも。ふもるもっふ?」『火力砲撃戦か。それで形態名は?』

『白鯨形態です。』

「ふもっふ!ふもーふもふー!」『了解!白鯨形態発動ー!』

『モードホワイトホエール。発動。』

 

ボン太くんが叫んだ瞬間ボン太くんのボディーが光を放つ!

その光は、近くに居た鈴音は勿論の事アリーナに居た者全てが目を瞑った程だった。

如何やらアンノウンもカメラが一時的に機能不能になったらしい。

光が収まりその場に居たのはこの前とは違った姿のボン太くんだった。

 

『モードホワイトホエール。アクティブ。』

「もっふーん!」『これで決める!』

 

頭部はマッコウクジラをデフォルメしたセンサーが内蔵されたギアが付き、両肩にヒレをイメージしたフォノンメーザーが片翼に五か所両方合わせて十か所設置されたフィンメーザー、下半身には片側十発双方合わせて二十発の水陸両用誘導式ミサイルポットダイダロスが付き背中には尾びれに見えるテイルレーダーが装備された。

そして、主力武装は二門一対で片側は冷却収束砲(ニブルヘイム)拡散熱線砲(インフェルノ)氷獄と炎獄。

二つの相反する地獄の名を持つ大型砲を二門装備していた。

 

「もふーんもっふー!」『フィンメーザー発射!』

 

肩から発射したメーザー光線がアンノウンに直撃した。

しかし、大してダメージになってないのか此方に銃口を向ける。

 

「ふっもーん!ふーもーふー!」『ニブルヘイム!発射-!』

 

放たれた光弾に向けて冷却砲を放つと光弾は熱をみるみる奪われ小さくなっていく。

そして、掻き消えると次にインフェルノを相手に向けた。

 

「ふーもーん!ふもーる!」『インフェルノ!照射!』

 

インフェルノの熱線がアンノウンに当たった。

すると今度はダメージが通った。

 

「すごい…!」

 

鈴はただ見ていただけだがそれでも凄まじい火力である。

その時、放送室から聞きなれた声が聞こえた。

 

「一夏ー!その調子だ!」

 

箒が放送室のマイクで一夏に呼び掛ける。

その声に反応したのは残念ながら一夏では無かった。

 

「何やってんの!箒、逃げなさい!」

 

アンノウンが箒の声に反応したそちらに銃口を向けたのだ。

しかし、箒は恐怖で足が竦み動けない。

その時!

 

「もっふーる!ふーもっふー!」『ダイダロス!全弾発射!』

『了解!誘導支持は此方で行います。』

 

ボン太くんの指示で一斉にポッドから発射されたミサイル達はまるで意思を持つようにアンノウンに突撃していく。

さしものアンノウンも二十発のミサイルは一溜まりもなかった。

そして隙が出来る。

 

「もふーん!ふももーる!」『アルファ!決めるぞ!』

『了解!エクストラアタックコード[ディープオーシャンブラスト]発動!』

 

ボン太くんのセンサーギアが顔の上半分を覆いアンノウンの真上に移動した。

ニブルヘイムとインフェルノを銃口を合わせる様にドッキングする。

 

『ヘルエンドブラスター連結完了。エネルギーの収束を開始します。』

 

時間が懸かるらしい事をアナウンスで知った、ボン太くんは鈴音に通信で呼び掛ける。

 

「ふっもーん!ふーもるもっふー!」『鈴!時間を稼いでくれ!』

『エネルギー収束率20%。』

 

オープンチャンネルで全てを聞いていた鈴音は直ぐに行動に移る。

 

「まったく!あんたはいつも後の事を考えないで!」

『エネルギー収束率40%。』

アンノウンに陽動を掛け翻弄する鈴音。

しかし、機体の限界が近かった。

 

「くぅ!こんな時に!」

「誰かお忘れでは無くて!」

『エネルギー収束率80%。』

 

セシリアがアリーナ内に入って来る。

 

「ふぅ。どうにか一人はシールドの内側に入れられた。」

 

愛子がハッキングの隙を付いて一時的にシールドに穴を開けたらしい。

それからセシリアも加わり陽動に激しさが増す。

 

『エネルギー収束率100%。何時でも撃てます。』

「ふもーん!もふーる!ふっもーんー!」『ディープ!オーシャン!ブラストォォォ!』

 

その一撃は宛ら獲物を海の底深くに自らの巨体を押し付けて沈める白いクジラの様であった。

半ばやっけぱちとも思えるがシステムがそうさせるのだろう巨大なエネルギーの奔流に最早か細いとも言える光弾を撃つアンノウン。

しかし光弾はエネルギーの奔流に呑まれ消えた。

そしてアンノウン自体も飲み込まれ破壊されていく。

 

「終わった…。」

「えぇ。流石にあれ喰らえば無事では済まないでしょう。」

 

こうして乱入者との死闘は終わりを告げた。

その後予定されていた試合は全て中止となりこの第一回戦は無効試合となった。

試合の後の事である。

 

「結局、決着つかずか…。」

「まぁ、仕方ないわよ。あんな事があった後じゃねぇ。」

 

一夏と鈴音は保健室に居た。

激戦の後、何処か体に異変が無いかを調べるためである。

 

「その…なんだ。」

「何よ、言いたい事でもあるの?」

「この間の事は済まなかった。」

「へぇ!いきなり何よ?」

「あの後箒に叱られてな。正直言うと今でもなんで怒ったのか解らない。」

「一夏…。」

「だけど俺が悪いのは解る。だから済まなかった。」

「フフフ、もう良いわよ。あんたがそう言う奴だって事は知ってるし。」

「そうか…。」

「だけど。覚悟しなさいよ。何時か理解させてやるんだから!」

 

二人の和解はこれで成立したのか?

正直分からないが一つだけ少女の笑顔はここに来てから一番のものだった。

場所は変わりIS学園の地下の立入禁止エリア。

そこには三人の女性の姿があった。

 

「単刀直入に聞く。この無人機に使わていたコアの事だが…。」

「はい。如何やら登録が無いコアでした。」

「束ちゃん以外が作ったか。もしくは改造したかだね。」

 

そこにはあの無人機の残骸が安置されていた。

その頃世界のどこかの施設では…。

 

「強奪したゴーレムがやられましたか。」

「如何やらその様です。」

「彼も中々やりますね。流石はウルズ7を継ぐ者と言ったところでしょうか?」

「…。」

「楽しくなりそうですね。」

 

怪しい会話が繰り広げられる。

彼女等は一体誰なのかそれはまだ明かされない。

 

束「へぇー。盗まれたゴーレムがいっくんと…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




白鯨形態いかがでしたでしょうか。
感想などありましたどうぞ宜しく御願いします。
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