IS世界のボン太くん   作:マガガマオウ

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本作初登場のあの人…一夏は、如何捌くのか?


生徒の頂に立つ者のふもっふstudent council president

IS学園、男子更衣室。

一夏は、次の授業の為にISスーツに着替えていた。

 

「むっ…!」

 

着替え終わると共に背後に気配を感じる。

しかも、かなりの至近距離である。

 

「ここは、男子更衣室の筈では?」

「う~ん、やっぱり気付かれたか~。」

 

自分の背後に投げた質問に、返答が返って来る。

 

「折角だし、私は誰でしょう?」

「…少なくとも、初対面である事は確実ですね。」

「あぁ…うん。確かに、直接は初めてね。」

「後ろを向いても?」

「どうぞ。」

 

ゆっくりと、後ろを向く。

何処か、簪と似た容姿の女子生徒が立って居た。

彼女の容姿を見て、あごに手を当て少し考える仕草ををする。

 

「…IS学園生徒会長、更識楯無殿ですか?」

「うん、正解。」

 

記憶を探りながら、恐らくこれであろう人物を口に出す。

如何やら、当たっていた様だ。

思案した人物と目の前の人物が合致した事に安堵を示すと要件を聞く。

 

「それで、生徒会長が何故男子更衣室に?」

「聞かれると思ったわ…実は、頼まれて欲しい事があるの。」

「…何故。俺に?」

「貴方の事は、色々調べたわ…それで、ある案件の為に専用機持ちの生徒で独立治安部隊を作る事になったの。」

「それで、その案件とは?俺とその部隊に何の関係が?」

「アマルガムと亡国企業の共謀を知っているわね、今度の学園祭が標的にされている事も…。」

「…はい。」

「うん、素直で宜しい。それで、一学期の頃から学校行事の度に何かしらの妨害を受けてるでしょ。」

「…学園側の警備が問題視され始めたと。」

「その通りよ、だから教員だけでは無く生徒にも警備の一端を担わせようって話になったの。」

「それで、独立部隊を設立する話に…で、俺は何を?」

「今日の放課後、私と試合をしてくれるかしら。」

「詳しい話はその後ですか?」

「えぇ…。」

「分かりました。場所は?」

「第一アリーナよ、遅れずに来てね。」

「はっ!承知しました!」

 

盾無との会話が終わり、時計で時間を確認する。

 

「!急いで行って、ギリギリか…!」

 

かなり時間が過ぎていた。

それから、脱兎の如きスピードでグラウンドに急ぐ。

 

「残り三分。随分、遅かったな?」

「ハァハァ…申し訳ありません。来る途中で…生徒会長に捉まりまして。」

「…それで?」

「色々、用が有ったらしく…少し話をしていたら…。」

「遅れたと…。」

「はい…。」

「それで、話の内容は?」

「要約すると、今日の放課後に第一アリーナで試合をする事になりました。」

「ふむ…事情は分った。早く列に並べ。」

「はい…。」

 

千冬に促され列に並ぶ。

そのまま、授業を受けて時間が過ぎる。

そして、放課後。

第一アリーナの観覧席に、いつもの六人を加えて乱音とヴィシュヌそれに何故か最近、専用機を手にした本音と見知らぬ女子生徒が6人が集められていた。

 

「これは、如何言う選出なんだ?」

 

箒が疑問を口にする。

 

「多分…専用機を持ってる生徒が…集められてるみたい…。」

 

簪が答える。

 

「先ずは~、自己紹介からしよ~よ~。」

「そうだね…。」

 

本音の意見に簪が同意する。

 

「じゃ~あ、私から~。私は~、布仏本音です。よろしくね~。」

「次は、私ね。凰乱音、台湾の代表候補生よ!よろしく!」

「私は、ヴィシュヌ・イサ・ギャラクシー。タイの代表候補生です、よろしくお願いします。」

「ロランツィーネ・ローランディフィルネィだ。オランダの代表候補生だ、ロランと呼んでくれ。」

「ファニール・コメットよ、こっちは妹のオニール。二人で、カナダの代表候補生よ。」

「よろしく~。」

「ベルベット・ヘル、ギリシャの代表候補生よ…。」

「クーリャ・ルククシェフカ…ロシアの予備代表候補生…よろしく。」

「私は、フォルテ・サファイアっす。ギリシャの代表候補生やってます。ダリル。」

「あ~ぁ…ダリル・ケイシー、アメリカの代表候補生だ。」

 

本音を含む、9名が自分の名前と所属国を名乗り上げる。

各員の自己紹介を受けて、箒も名乗ろうとする。

 

「そうか、私は…。」

「あぁ、いいよいいよ。あんた等の事はここに居る全員知ってるだろうから。」

「そうなんですか?」

「はいっす。有名でしたよ、軍神の配下って。」

「軍神!誰が!」

 

フォルテの発現に驚く箒。

 

「織斑一夏に決まってるっす。」

「一夏が、軍神?」

「何だ、知らなかったのか?」

「はい…初耳です。」

「プロでも、匙を投げたくなる戦況を必ずひっくり返して来たっすから。」

「その様が、戦いを鎮める軍神に見えたんだとさ。」

 

フォルテとダリルが説明を続けた。

 

「何気に、織斑一夏の影響で世界にボン太くんファンがIS関係者を中心に増えてるらしいっすよ。」

「それは、本当ですの⁉」

「えぇ、事実よ…その…私も、最近ボン太くんファンになって…。」

 

ボン太くんファンが増えてる話に、セシリアが反応するとベルベットが同調した。

言葉に出てないが、この場に居る数人も顔を逸らした。

 

「セシリア!ラウラ!」

「うむ、そうだなシャルロット!」

「感動ですわ!」

 

一夏のいや、ボン太くんの歩んだ足跡は確かにこの世界に奇跡を起こし始めていた。

 

「…あの、それで。何で、私達は呼ばれたんだ。」

「あれ?箒、聴いて無いの?」

「うむ、ただ第一アリーナに集まれとだけ…。」

「それは~!これから~、ある試合を見て貰う為だよ~!」

 

箒が、困惑しながら発現していると本音が割って入る。

 

「ある試合?」

「うん!この学園で生徒最強の実力者とおりむ~の試合~!」

「何だって!」

「確か、師匠も生徒会長と試合をすると…。」

 

ラウラが、一夏の発現を思い出していると右手側のカタパルトデッキから一機のISが飛び立った。

 

「ふも?ふーふもっふもっふ?」『うん?今日は、ギャラリーが少ないな。』

 

セイクリットアルビノボン太くんが、飛び立ったのを見たその場のに居た者たちは色めき立つ。

そして反対側のカタパルトデッキからも一機、アリーナの中に出る。

 

「来たわね、一夏君!」

「ふもっふ。ふっもっふー!」『違います。ボン太くんです!』

「あ、あはは…ごめんなさい。以後、気を付けるわ。」

「ふもふももっふ?」『それで、この状況は?』

「言ったはずよ。全部、試合の後に話すって。勿論、そこに集まってる彼女たちの事もね。」

「ふも…ふもっふもっふー。」『ふむ…取り敢えず了解です。』

「ありがとう、それじゃあ!」

「ふもっふ!」『よろしくお願いします!』

 

軍神と呼ばれたボン太くんと、生徒最強の盾無。

二人の戦いが始まった、この戦いの目的とは如何に⁉

 

簪「お姉ちゃん…何を…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




結果は、楯無と試合する事になりました。
感想などありましたらよろしくお願いします。
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