ギャグ「分ってる。」
自己紹介の順番が回ってきた一夏は瞑想から抜け出せていないのか反応が無い。
「あの~。織斑く~ん。聞こえてますか~。」
真耶のが声を掛けるも反応がない。
「あの~!織斑君!本当にきこえてますか~!」
焦りのあまり大人とは思えない落ち着きのなさで一夏に問いかける。
「ん?おわっ!」
「良かった。じゃあ自己紹介を織斑君の番ですよ。」
「あぁはい。」
席を立つとクラス中から期待の籠った視線が送られる。
「俺は織斑一夏。どおいった訳かISを動かしここに居るけど、男だからって煙たがる者もいるだろうが級友として受け入れてくれると有難い。以上だ。」
「なんだお前にしてはマシな自己紹介もできるじゃないか。」
「千冬ねぇっ!」
スコンッ!
教室に入ってきた織斑千冬の出席薄が縦にして一夏の脳天の突き刺さる。
その一撃を見舞う姿がかなめと被って見えたのは幻ではないはずだ!
やはり子は親に似るというのは古今東西どこに於いても通じるものらしい。
「ここでは織斑先生と呼べ。今回は手加減したが次はこうはいかん。」
「yes!ma'am!」
スゴンッ!
またも出席薄が脳天に突き刺さるしかもさっきより痛い!
「誰が!女軍曹だ!」
「いえ!そこまで言ってないであります!」
スッコン!
今度は腰を捻り威力を上げてきた!
「まあまあ。織斑先生それ位で後もつっかえてるみたいですし。」
女神の助けとはこのことか!
そこに居たのは女神様!いや違った!愛子さまがいた!
「相良先生。しかし…。」
「彼も理解したみたいですし。ねぇ織斑君。」
「はい!理解しました。」
「むぅ…。今回は相良先生に免じて許してやるが次はない。」
やっとコントが終わったと思ったら何やら教室の雰囲気が妙だやけに静かと言うかなんていうか嵐の前の静けさとでも例えようか。
いや実際嵐の前の静けさだったのだろうなにせ。
「諸君、私がこのクラスの担任の織斑千冬だ。諸君等を一人前のIS乗りに育てる役目を私は担っているその為にきついことも言うがそれでもあえて言おう着いてこい!」
「キャ⁉」
「「「「「「キャー千冬様~!」」」」」」
中々の声量と破壊力!事実、一夏は耳を抑えて耐えていた。
「まったくなんで毎年こうバカが集まるのか。」
「アハハ。これはちょっと引くね~。」
中々収まらない千冬コールに真耶は今にも泣きだしそうになりながら必死に宥めようと試みている。
「はぁ。仕方ない。」
愛子がそう呟くと教壇に立ち。
パンパン!
この状況でもよく聞こえる音でクラスの注目を集めた。
彼女は手に銃を持っていた。
勿論音が出るだけの見せかけの銃だがクラスを静かにするには十分だった。
「私は相良愛子と言います!ミスリルからの派遣でこのクラスのもう一人の副担任をすることになりました。」
「あの…先生。今のって…。」
「今の?なんの事ですか?」
「いや。あのだから今!」
「何の事ですか⁉」
「いえ…何でもありません。」(涙)
愛子の行動で教室は静かになった。
そして、クラス全員が感じた事それは。
『相良先生だけは怒らせないようにしよう。』
そう固く誓ったのだった。
「助かりました。相良先生。」
「いえいえ。」
「…。」
自分の同僚二人を見てこれ一年やっていけるか不安になる真耶であった。
最初こそハプニングはあったもの後はこれと言って問題も起こらずと言うか愛子が居るから起こせず。
最初の授業は恙無く過ぎていった。
そして休憩時間になった。
さっきの事ですっかり気分が落ち着いた一夏はやはり瞑想に更けていた。
「少しいいだろか?」
彼に声を掛ける人物が一人。
ゆっくり目を開け目線だけをそちらに送れば。
「箒か。久しいな。」
瞑想のし過ぎで言葉遣いがおかしい。
篠ノ之箒である彼女は天災篠ノ之束の妹であり一夏が小学生の頃に転校したきっり疎遠になっていた。
「あぁ本当にな。今から少し着き合って貰っていいだろうか。」
「構わん。行こうか。」
やはり言葉遣いがおかしい!
そんな一夏と箒は教室を出て人目の付きにくい場所まで移動した。
「数年振りだな。一夏…。」
「あぁ。そう言えば剣道での大会の優勝の記事しかと拝見させてもらったぞ。」
「見てくれたのか!それはありがたい。」
「旧友の活躍だと聞いて心が躍ったぞ!おめでとう!」
「あぁ。ありがとう。」
言葉遣いがおかしいのはこの際置いておくにしてもだ。
箒。何故突っ込まないこれも恋に盲目な乙女の弊害なのかそうなんだな!
その時、チャイムが鳴る。
「戻ろうか。」
「うむ。そうだな。」
一夏と箒は少し急いで教室に戻る。
あっ!あの言葉遣い授業が始まったら直りました。
次の授業は真耶の担当だった。
授業を粛々進めていく中で真耶は一夏に聞いてきた。
「織斑君解らな無い所はありませんか。」
一夏が授業内容についてこれているか心配になった真耶は聞いてくる。
「今所は問題はありません。それよりその字も違ってますよ。」
愛子に一か月ミッチリ座学を教えて貰った一夏には復習をしている様なものだった。
そして、間違いを指摘された真耶は。
「あ!あぁ…本当ですね。何やってるんだろ。」
「落ち着いて下さい。とても解かりやすいですよ。」
「アハハ。ありがとうございます。」
生徒に慰められ煤けた顔見せる真耶に他の生徒は。
『いじられキャラだ…。』
全員そう感じた様だ。
そんなこんなあって休憩時間はやっぱり瞑想してる一夏君…彼の特攻と特防は十分上がっただろう。
「ちょっとよろしくて!」
そんな今にもテレキネシスで椅子から浮き上がりそうな一夏に高圧的な声が掛る。
「誰かな。」
また視線だけそちらに向けて話してきた相手を見る。
口調は…また変わってる。
「わたくしの事をご存じないなて!まあいいですわ。」
「わたくしはセシリア・オルコット!イギリスの代表候補生ですわ!」
「その様な御仁が私に何か用かな?」
「わたくし貴方に期待してましたの少しはマシなのかと思っていました。」
「それで?私とあってみていかがだったかな。」
「期待外れとは行かなくてもガッカリしたが正直なところですわ。」
「ハッハッハ!それは手厳しいではどう云う御仁であればお眼鏡にかなったのかな。」
「それを見抜いてこそ度量の見せ所と言うものですわ。」
「ふむ。それも一理あります。」
「はぁ。暖簾に腕押しですわね。どうやら試験官の勝利したのわたくしだけのようですし。」
「はて?それは異なことを仰る。私も運に救われたとは言え試験官殿に勝ちましたがな。」
「なっ何ですって!確かわたくしだけが勝利したと!」
「気を使われたか将又連絡が遅れたのやもしれもしれませんなぁ。何分、私が試験を受けたのは貴女より大分遅れてのことですから。」
「わたくしがこんな屈辱を受けたのは初めてです!覚えてらっしゃい。」
「騒がしいお方であったありました。」
そう言うとまたチャイムが鳴るまで瞑想を続ける一夏であった。
この会話が後に大きな事件の要因となるを一夏は知らなかった。
セシリア「いつか仕返しあげますわ!」
ギャグ「ど、どうでした。」
やればできるじゃない
ギャグ「あざーす。自分これからも頑張ります。」
いかがでしょうか。
また毎度ではありますが感想などありましたどうぞよろしくお願いします。