我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者   作:亜亜亜 無常也 (d16)

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(・▽・)<今話では
(・▽・)<マッスリー35世さんが連載中の
(・▽・)<「Fate/EXTRA -Moon sleeper-」から
(・▽・)<宝具をお借りしました。
(・▽・)<鯖も借りていると言えるかもしれません。

(・▽・)<この作品もオススメです。
(・▽・)<稀に挿絵もあり主人公の鯖が可愛いのです。


https://syosetu.org/novel/63953/


第五節:八尺瓊勾玉 後編

 そして、ゴタゴタがあり、自宅に帰って来た。

 

 え?ゴタゴタでは分からない?

 簡単に言うと……。

 

 小百合、勾玉狙いの襲撃犯に狙われる。

 達也、間に合って、全員撃退。

 ところが、そこへ狙撃を受ける。

 狙撃手を分解するも、実行犯には逃げられる。

 小百合、このままではヤバイと思ったのか、達也に勾玉を押し付ける。

 達也、後始末を風間に頼む。

 

「ただいま……」

「おかえりなさいませ。お兄様」

 

 出迎えたのは深雪。

 なのだが。

 

「起きていたのか?」

「まだ日付が変わる前ですよ?……あの2人なら寝ていそうですけど」

「それもそうだな」

 

 笑い合う2人。

 

 その頃の立華とレイナはと言えば。

 

「「ZーZーZー」」

 

 2人仲良く眠っていた。

 予想、大当たりである。

 

「ところでお兄様。それは一体?」

「これか?」

 

 深雪には隠す事ではないので、話す事にする。

 

「今回の依頼の品だ」

「全く……お兄様を何だと思っているのでしょう!」

 

 プリプリ怒る深雪の頭を撫でて宥めながら、達也は続ける。

 

「今回は面白そうだしな。これは魔法式の保存ができると言っていた」

「そうなのですか。ところでこれは?」

「八尺瓊勾玉のレリックだ」

「……なぜそれが?」

「国防軍に頼まれたそうだ。解析と複製をな」

「何て無謀な……」

 

 呆れる深雪である。

 確かに軍の要請は断れないかもしれない。

 それでもできる事できない事の区別位は付かないのか。

 そう思っていると。

 

「まあ、論文と並行して進めてみる。それと……」

「?」

「もしかしたら勾玉持っていそうな奴にも協力して貰おうと思っている」

「???」

 

 深雪は誰の事を言っているのかわからなかったが。

 

「立華の事だ」

「ああ!」

 

 達也に言われて思い出す。

 

「確かに宝具として持っていそうな気がします」

「……まあ期待は薄い気もするけどな」

 

 三種の神器と言う物がある。

 ……電化製品の事ではない。

 日本神話において、天孫降臨の時に、瓊瓊杵尊が天照大神から授けられたという鏡・玉・剣のことである。

 

 鏡は八咫鏡。

 玉は八尺瓊勾玉。

 剣は草薙剣。

 

 この3つである。

 とは言っても持ってきそうなサーヴァントは限られている。

 だからこその達也の意見だった。

 

「アイツは正直に言えば、答えてくれる。聞くだけ聞いてみよう」

「はい」

 

 そういう訳でこの日はもう寝る事にする2人。

 ……勿論別室である。

 あの2人とは違うのだ。

 

 そんな訳で翌日。

 

 あの2人はいつ登校するのかバラバラ。

 遅刻寸前も偶にある。

 なのだが、今回は達也が護衛対象。

 

「よお」

「タッツン、ミユキチ、ヘイヨーカルデラックス」

「「何その挨拶!?」」

 

 なので家の前にいた。

 待たずに済んだ。

 

「立華」

「どうした?」

「ちょっと話が合ってな。いいか?」

「学校でいい?」

「……盗聴対策をしてくれるなら」

「了解」

 

 そういう訳で4人仲良く向かう。

 そして、前に色々話した部屋に行き、人払いと遮音を行う。

 

「で?どうしたの?」

「実はな、……というかまず聞くぞ」

「?」

「俺がFLTに勤めているのは知っているか?」

「知らない」

 

 立華は人のプライバシーには立ち入らない。

 なので、必要以上の事は調べない。

 因みに立華とレイナは「FLT」や「ローゼン・マギクラフト」、「マクシミリアン・デバイス」といった有名企業位なら知っている。

 

「そ、そうか。まあ今は置いておこう。それで、その会社に依頼があってな」

「国防軍絡み?」

「……よくわかるな」

「勘」

「……。まあいい。それでとある物の解析と複製を依頼されてな」

 

 達也が小箱を出す。

 そして、蓋を開けた。

 

「……綺麗」

「勾玉?」

「……これ、もしかして八尺瓊勾玉?」

「ああそうだ。それでお前に聞きたい事があってな」

「解析と複製はやろうと思えば、出来そうなの紹介できるけど」

「……それもあるが、聞きたい事があってな」

 

 本題を切り出す達也。

 

「お前は宝具として勾玉持っていないか?」

「いるよ」

「!」

「なら見せて欲しい」

 

 即答する立華に驚く深雪と、直ぐに要請する達也。

 一方でレイナはしかめっ面をする。

 

「アイツ、呼ぶ?」

「今回は呼ばない。宝具だけ」

「「アイツ?」」

「持ち主だよ」

 

 そう言いながら立華は一枚のカードを出す。

 剣を持った騎士が描かれたカード。

 そのカードが光り輝き、具現化する。

 

「「「……!」」」

 

 立華の掌にあったのは勾玉だった。

 鮮やかな真紅の勾玉。

 思わず見とれる3人。

 

「お前らも知ってる三種の神器。それぞれ役割があるんだ」

 

 そう言って立華はもう2枚のカードを具現化させる。

 現れたのは宙を飛ぶ鏡と、少し無骨な剣。

 

「鏡は国を照らすための“日輪”の象徴」

 

 鏡は無限の魔力供給を行う。

 

「剣は国を守るための“護国”の象徴」

 

 剣はどんな嵐からも守る。

 

「そして、勾玉は、そんな二つの神器が喪失した場合の“代替(かわり)”を務める」

「「「代わり?」」」

「うん」

 

 そう言って立華は勾玉を作り替えた。

 その途端、勾玉は消え、彼の足に黄金の履物(くつ)が現れる。

 

「このように、アイツが見て、触れた物を再現可能なんだ」

「……アイツ?」

「持ち主」

「アイツ、嫌い」

 

 不機嫌そうなレイナを撫でながら、宝具をカードに戻す。

 

「どう?参考になった?」

「ああ、ありがとう」

「まあ、参考になったなら何より。……複製したいなら協力するよ」

「ああ」

 

 そうして朝の話は終わった。




【アイツ】

詳しい事は前書きより。

その作品の主人公が引き当てた鯖。

レイナと仲が悪い。

立華とは仲が良いがあくまで友達みたいな感じ。

鈴鹿や玉藻のような感じである。


【達也の解析能力】

立華と一緒に色々試した結果、神造兵装は無理だった。
 
そして……『乖離剣』に至っては失明しかけた。

後で、達也は深雪にすっごい怒られたらしい。

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