我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者 作:亜亜亜 無常也 (d16)
(・▽・)<それと今週と来週の㈪~㈮
(・▽・)<計10話連続更新します。
(・▽・)<キリもいいですので。
立華と呂剛虎の戦い……と言えるかどうか曖昧な小競り合いの翌日。
朝早くの藤丸邸。
司波兄妹を迎えに行く前に立華はとある作業をするために早く起きていた。
「さて、始めるか……」
そう言ってカードを出す。
そして、召喚したのは暗殺者(アサシン)
九校戦で召喚した忍者とくノ一がいる。
それ以外には髑髏の仮面を被っており、右腕が黒い包帯でぐるぐる巻きになっておりまったく確認できない大柄な男。
全身黒ずくめで、眼元以外が出ていない少女。
合計4人を召喚した。
「さて、暫く情報収集を頼みたい」
「承知」
「はっ!」
「お任せを」
「わかった」
返事と共に消える4人。
因みにパライソは常時召喚されており、現在も仕事中である。
「さて、後は……」
そう言って一枚のカードを出した。
「どう
そのカードには獣の毛皮を纏った戦士が描かれていた。
狂戦士(バーサーカー)のカードだった。
病院に彼女は似合うのだが、とある問題がある。
大問題があるのだ。
というか問題しかない。
「……仕方ない。烈さんの力を借りよう。うん」
その後、起き出したレイナと司波兄妹を迎えに行き、登校する。
その道中……。
ムシャムシャ
もにゅもにゅ
朝食用に作って置いたサンドイッチ(山盛り)を食べる2人。
食べる時間がなかったのだ。
それを何とも言えない表情で見ている兄妹。
「「食べる?」」
「「いらない」」
そして、学校に到着。
その後は学生の本分。
そして、コンペの準備。
そんな感じで数日が過ぎる。
この数日は特に大事件はなかった。
……なのだが。
多少色々あった。
まず達也。
「尾行とハッキング!?」
「ああ」
人目を避けたい時、盗聴されたくない時によく使う教室で達也から話を聞く。
何でも会社に深雪と一緒に向かった際に尾行を受け、更に会社には不正アクセスまで喰らったらしい。
達也が来た時にタイミングよくアクセスは途絶えたそうだ。
「被害は?」
「ない」
「そうか。ならいい」
その時ふと思い至る。
「何でくらったか心あたりは?」
「……勾玉だ」
「!」
「師匠に忠告されてな。場所を移す事にしたんだ。その日に狙われた」
「ハゲ?」
「その言い方はやめた方がいいわよ。レイナ」
(「きな臭いな……」)
そんな事を思う立華。
「何か気づいた事はある?」
「尾行が烏だった」
「使い魔か!」
「ああ。化成体だ」
化成体を使用する魔法は古式魔法に限定される。
そして日本においては化成体の使い魔を使用する術式は過去のものとなっている。
……立華は除く。
「じゃあどこだろう……」
「……予想は付く」
「「?」」
「大亜細亜連合だ」
「そういえば、寅さん、そこの軍人」
「……レイナ。別のトラになっているわよ?」
「ミユキチ、ツッコミ、ありがとう」
「礼を言われた!?」
そんな報告を受けたので。
「なあ達也、深雪さん」
「「?」」
「鯖、貸そうか?」
2人の脳裏に浮かんだのは……。
『最適な人材の運用とは呼べんな、これは』
『ぐ、ぐだぐだじゃ……』
『これがぁ……スパルタどぅぁあ!!』
『考えるだけでワクワクが止まんねェ!』
『最高のCooooooolをお見せしましょう!』
『ああ、クリスティーヌ、クリスティーヌ……』
『おお、圧制者よ!汝を抱擁せん!』
よりによってこの面々。
キャラが濃い愉快な面々。
こんなの来たら気が休まらない。
なので。
「……気持ちだけ受け取って置く」
「私もお兄様と同意見よ」
「そう?」
そして、エリレオコンビ。
「へえ……レオにねえ」
「そ。アイツ決め手がないから」
ここの所、すぐさま下校したり、登校しない日があるコンビ。
なので、直接道場に赴く立華。
百聞は一見にしかず。
因みに珍しく1人。
レイナと司波兄妹の警護は「彼女」に影武者を任せてあるので大丈夫。
「彼女」の姉妹である
そこではエリカがレオをしごいていた。
「ま、必殺技って持っているといないとじゃ違うからねえ」
事情を聞き、そんなコメントを漏らす立華。
「うん。立華君だって持っているでしょう?……多分戦略魔法級なの」
「……まあね」
エリカの問いに答える立華。
その際、エリカにレオに教える秘剣と自分の秘剣を話して貰った。
なのでこちらも話す事にする。
「……宝具については前話したよね?」
「英雄の決め手、必殺技よね?」
「うん。ブランシュの時のバーサーカーだったら、その生き様」
島津豊久は止まらない。
死んでも止まらない。
「夏の島で出たセイバーは刀」
「……本人より有名だものね」
「まあね」
■■■■は斬り払う。
そして、斬り裂く。
「それでね、種別があるんだ。大きく分けると……対人、対軍、対城だね」
「……何か凄そうね」
「まあね。それでその他にも色々あるんだけど、キリがない。まあそれは置いておいて……一番ヤバイのがあってね……」
「……ヤバイ?」
嫌な予感。
「それが対界。世界に対する宝具」
「せ、……世界!?」
「うん」
英雄王の“乖離剣”や■■王の“転輪剣”がいい例だろう。
あれらはヤバイ。
「本気で世界滅ぼしかねないのもあるからねえ」
ケラケラ笑う立華。
そんな立華にエリカは聞く事にした。
少し怖かったが意を決する。
「ねえ、立華君」
「うん?」
「世界滅ぼす気ないよね?」
その言葉に立華は笑顔を消して真顔になる。
「……」
少し考える。
そして、過去の事を幾つか思い出す。
それは自分が只人をやめるきっかけ。
人理焼却と人理漂白後の自分への世界の対応。
仲間達との別れ。
そして、この世界にやって来ることになったきっかけ。
考えて悲しくなった。
……特に大切な後輩との最後の瞬間。
アレは今でも胸が張り裂けそうになる。
夢で追体験したレイナもアレは辛かったそうだ。
(「あんな事されても不思議と滅ぼそうとは思わなかったな」)
そう思い、こう答える。
「ないよ」
「そう!良k」
「あるならもうやってる。とっくの昔に」
(「あんな事態になった時点でね」)
心の中で付け足した。
安心するのは早計だった。
壮絶な笑いを浮かべる立華。
「……」
それに何も言えなくなったエリカだった。
・4人のアサシン
忍者とくノ一。
呪腕と狂信者(Fakeの鯖)
静謐は出禁、百貌は多すぎるので今回はおやすみ。
・■■王(真名■■■)
二年前の聖杯戦争で召喚された王。遥か遠き者。
最上級のトップサーヴァント。
作者が考えた最強の鯖の双璧の一角(もう1人は■■■■・■■■。もしやるなら氏族会議編に登場し、大暴れ)。
凄まじく強く、英雄王の乖離剣の全力すら相殺した。
“転輪剣”はその愛剣。
(・▽・)<因みにこれ書いた時点では
(・▽・)<マシュとの別れは構想してませんでしたが。
(・▽・)<第二部No3やって思いつきました。
(おき太)<嫌な予感しかしないんですけど……。