ハイスクールD×D英雄譚 ロンギヌス・イレギュラーズ   作:グレン×グレン

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はい、原作と大して変えられそうにないところは纏めまくりました!!








そしてついに明かされる、ユーグリットのこの作品における闇。

それは、みなをさらなるドンビキの渦へと送り込むのだ!!


第六章 43 Qスーパーユーグリットタイムって? A ドンビキタイム(滝汗

 

 そして状況がひっくり返るところまで言った。

 

 具体的には―

 

1 匙、禁手に至る

 

2 ファーブニル三分クッキング

 

3 歴代白龍皇、パンツに目覚める。

 

 うん、後半二つはわけわからねえな!!

 

 とりあえず順番に説明しよう。

 

 まずは匙がついに禁手に至った。それも、全部ブッ込んだ状態で禁手に至った。

 

 それによって、今神滅具使いのヴァルプルガと真正面から超絶バトルだ。これはすごい。

 

 そしてファーブニルが参加した。

 

 そしてパンツを料理した。

 

 ……パンツを料理した。大事なことなので二回言ったぜ!!

 

 その結果、邪龍たちは動きを止めている。

 

 ……うん、頭が痛い。

 

 だけど三番目はその上を行くぜ! 因みにこれもファーブニルが原因だぜ!!

 

 歴代白龍皇を説得するべく、二天龍はもちろん龍王も助力をした。

 

 ヴリトラも参加したが、それと同じくしてファーブニルが参加してたのだ。

 

 そう、ファーブニルが。

 

 奴が差し出したアーシアのパンツによって、歴代白龍皇の残留思念が、パンツに目覚めた。

 

 ……そう、歴代赤龍帝と同レベルの変態と化すことで、奴らは怨念から解き放たれたのだ。

 

「……アルビオン。いったいどういう意味なんだ?」

 

「我、何もわからん」

 

 アルビオンがファーブニルの口調を物まねするほどの追い詰められている。

 

 まあ、ついにドライグと和解するぐらいにまで回復したってのに、これさらにひどいことになってねえか?

 

 ま、まぁ散々暴れてきたしっぺ返しがついに来たと思えばいいか。立派な奴は今の段階でも許すかもしれねえけど、立派じゃねえ奴はそれ相応の報復を求めるだろうからな。うん。仕方ねえな。

 

 イッセーも覗き魔だから悩むべきだな。ヴァーリは全く意味わかってねえが、お前ヴィクターについてたんだからもうちょっと悩め。

 

 まあ、それはともかく。

 

 これで状況はひっくり返るか? なにせ結界もぶち壊れたし、この調子なら増援が来るまでは持ちこたえられそうだが―

 

「さて、それじゃあ―」

 

 そして姐さんも一呼吸入れて―

 

「そろそろ出てきなさい、ユーグリット!!」

 

 その声と共に、即座にロスヴァイセさんのところにバックステップをかましてケリを叩き込んだ。

 

 そしてその瞬間、ユーグリットが姿を現して攻撃を捌く。

 

 危ねぇ!? いつの間にユーグリットの奴忍び込んでた!?

 

「いつ気づきました?」

 

「つい最近狙われた味方だもの。できる限り気を配ってるわよ」

 

 ユーグリットにそう言い放つと、姐さんは全身に光を纏って構えを取る。

 

 この戦闘でコツをつかんだみたいだな。これで、とりあえず姐さんの特訓方法はだいぶ何とかなったってわけか。

 

 俺も何とかしたいところなんだけどな。どうしたもんか。

 

 ……で、どうなる?

 

「ユーグリット。一つ聞きたいことがあるの」

 

「何ですか?」

 

 姐さんの質問に、ユーグリットはそれを承諾する。

 

 そして―

 

「あなた、なんでそこ迄ロスヴァイセに入れ込んでるの?」

 

 確かに、姐さんの言う通りだ。

 

 いくらロスヴァイセさんに価値があるといっても、そのためにわざわざ東京のど真ん中に姿を現すのは理にかなってねえ。

 

 まず間違いなく、高くなりまくりな日本のヴィクター警戒度数がでかくなる。それはヴィクターにとって損にしかならねえはずだ。

 

 日本は人間世界における対ヴィクターの最前線といってもいい。数少ないヴィクターがらみで勝ち星の方が多い国家だ。そして対策も最も進んでいるといってもいい。

 

 そんな国の警戒度をさらに上げるのはダメじゃねえか? 上だっていい顔しねえだろう。

 

 そこまでして迄、何でロスヴァイセさんを求める?

 

 その俺たちの疑念の表情を前に、ユーグリットは微笑んだ。

 

「まあ、一つは能力的な理由です。……彼女の術式はトライヘキサの封印術式そのものを新たに作り出しかねませんからね」

 

 マジか。

 

 封印術式を新たに作られかねえとか、確かに黙っちゃいられねえだろ。また封印されるとかさすがにきついからな。そりゃ阻止できればそれに越したことはねえだろう。

 

 ……だけど、それならぶち殺した方がいいんじゃねえか? 乱暴な話だけどよ、敵からすりゃ暗殺の方が手っ取り早い気がするんだが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こっからスーパーユーグリットタイムだった。スーパーファーブニルタイム的な意味で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それにグレイフィアポイントが高いですからね。ぜひ味方にしておきたかったのですよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 戦闘が完璧に止まった。邪龍たちとは違って完璧マジモードで戦闘していた匙とヴァルプルガすら止まった。

 

「はい、ぶっちゃけますと私はシスコンです。姉であるグレイフィアが大好き大好きでたまらなくて、ぶっちゃけ姉が離反した時は精神の均衡を崩しました。ええ、ショックで引きこもりましたとも」

 

 すさまじいことをぶっちゃける男。ユーグリット・ルキフグス。

 

 いや、どんだけ大好きなんだ姉のこと。ああ、死ぬほど大事か。ショックで引きこもってたもんな。

 

 で、それがどうしてこんなことに。

 

「ですがリムヴァン様に救いをいただき、そして数年間考えて思ったのです。……ぶっちゃけ、もっと私好みのヴァリウェエーション豊かなグレイフィアを作った方がいいのではないかと」

 

 すさまじいコペルニクス的転回だ。

 

「ちょっと太ったグレイフィア・ルキフグス。ロリ体形のグレイフィア・ルキフグス。銀髪じゃなくて金髪のグレイフィア・ルキフグス。荒っぽい不良系のグレイフィア・ルキフグス。黒髪貧乳という日本の雅なグレイフィア・ルキフグス。そんなグレイフィア・ルキフグスがいてもいいじゃありませんか。そっくりさん万歳。変化とヴァリウェエーション豊かなことこそが、飽きとマンネリを生まないグレイフィア道を作り出すのです」

 

 なんか陶酔した表情で語り始めた。

 

 あとヴァリエーションに対する巻き舌は何だ。こだわりか、オイ。

 

「そうです。顏付きと骨格さえ似ていれば問題ありません。日本に来たのは優秀な美容整形技術を自ら習得したいと思ったのです。通なら自分で作り出す方がいいですしね」

 

 ああ、そうだね。日本ってそういう技術も優秀だよね。

 

「とりあえず三人ぐらいは候補を集められました。ぶっちゃけ私イケメンでヴィクターの重鎮ですので、女の方から寄ってくるから選別そのものは比較的楽ですね」

 

「確かに、財力も権力も武力も持ってるもの。それだけあれば異常性癖の一つや二つ了承できるでしょう」

 

 意外にも成果出てるユーグリットの計画に、理解を示したのは姐さんだった。

 

「私もかつては肉欲に堕ち掛けた身だもの。一点特化のステータスに、ろくでもない女は魅力を感じるわ。ほら、顔だけのダメ男に貢いで破滅する女って話はよく聞くじゃない」

 

 ああ! 確かに!!

 

 そういえば姐さんそうだった。権力と下半身力が高いクソ野郎の奴隷になりかけてたな。経験則で言ってるから説得力が違うぜ。

 

 確かにこいつはイケメンでヴィクターの重鎮だ。顔よし能力よし立場よし金よしとメリットも多い。顔面整形と変態性癖さえ我慢すりゃ、そりゃOK出す輩は出るだろうな。

 

「ポイントは顔面にコンプレックスを持っているものをスカウトすることですね。なにせ姉は美人中の美人ですので、そういう美形になれることはポイント高いでしょう」

 

 悪魔だ! まさに悪魔だ!!

 

 し、しかしそれがどうしてロスヴァイセさんに……?

 

「いいですか。彼女は優秀です。そして銀髪美人です。酒癖も方向性こそ異なりますが悪い。私の中のグレイフィアポイントは非常に高いのです」

 

 い、言われてみるとグレイフィアさんにちょっと似ている気がしてきた。箇条書きマジックってすごいな。

 

 だがお前、それってもう完璧に精神的に病んでないか?

 

「人はみな愛を求めるストーカー。ジークフリートの発言は確かに正しい」

 

 ……こんなことでジークのことを思い出したくはなかった。

 

 俺が黄昏ていると、ユーグリットはうんうんとうなづいていた。

 

 ほぼ全員をドンビキさせながら、ユーグリットはまっすぐに俺たちに視線を向ける。

 

 そこに曇りは一切ない。かけらも曇りは一切ねえ。

 

 そして―

 

「私はあえてこう言いたい。人は皆、愛を求めるヤンデレなのですと」

 

―絶対違う。

 

 俺たちの心の声がかなり一つになった気がする。

 

『異議あり』

 

 そこに、まっすぐな瞳でファーブニルが反対の声を飛ばす。

 

 ああ、俺わかってるぞ。高確率でこれは変態的な口論になるって。駄目になるって。

 

『俺様、金髪シスターのパンツを求めるパンツマニア』

 

 ほら~。

 

 そしてユーグリットは、そんなファーブニルにうんうんとうなづいた。

 

「そうですか。まあ性癖はみな人それぞれですからね」

 

『納得』

 

 納得すんな!!

 

 俺がツッコミ入れたくてたまらない感じになると、ユーグリットは結論として両手を広げた。

 

「用は質より量作戦です。一人しかいない本物のグレイフィアより、数多いグレイフィアポイントの高いハーレムの方が素晴らしい。おっぱい重視のハーレム王である兵藤一誠なら理解できるのでは?」

 

「た、確かに!!」

 

 納得するなイッセー!!

 

 後ろから刺し殺そうかと思ったぞ。いや、割と本気で殺意がわいた。

 

 この変態に共感するな!! 殴るぞ馬鹿野郎!!

 

「確かに、一人の巨乳よりもたくさんの素晴らしいおっぱいに囲まれるのはそれはそれでいい!! いや、やっぱり俺は最高のおっぱいたちに囲まれる貪欲さを求めるぜ!!」

 

 あ、俺ちょっと理解しかけたかも。

 

 やっべえ! 俺は変態なのか? 変態なのか!?

 

「そう言うわけです。今なら生活費に関しては可能な限り保証しましょう。グレイフィアポイントの非常に高いあなたにこそ、私の本妻になっていただきたい!!」

 

「誰がんだ理由で嫁になるっぺさ!!」

 

 方言出るぐらいの拒絶だった。

 

 うん、気持ちはよくわかる。マジで気持ち悪い。鳥肌立った。

 

 しかしユーグリットはきょとんと首を傾げた。

 

「駄目ですか? ……三人連続でこのパターンで行けたのですが、やはり元から美女だと効果が薄いのでしょうか」

 

 そういう問題じゃねえ!!

 

 いいか? 顔だけの男とか下半身のテクニックだけで男選ぶやつとか、たいてい問題あるからな!? 駄目女というか屑女というか……とにかくあれだからな!!

 

 ああ、結果的にだがそこから乗り越えた姐さんはさすがは英雄だぜ!! 惚れ直した!!

 

 と、とにかく―

 

「……誰でもいいです。この変態を今すぐ吹っ飛ばしてください!!」

 

 そのロスヴァイセさんの言葉に、俺たちは答えるしかねえ。

 

「いくぜ皆! この糞変態野郎マジでぶっ飛ばすぞぉおおおおお!!!」

 

 イッセーに続き、俺たちは全力でユーグリットに全力砲撃を叩き込んだ。




ユーグリット「時代は質より量!!」

はい、気持ち悪い奴が質の悪い結論に至りました。

本人が無理なら似ているので我慢。しかし一人だけだなんて劣化互換だし、そこは数でカバーという結論に至りました。

ハーレム王兵藤一誠の敵は、グレイフィアハーレムユーグリットというわけです。愛と絆のハーレムを作る兵藤一誠の敵は、打算と代用品のハーレムを作るユーグリット・ルキフグスというわけですね。









我ながらキモイの作ったなぁ……
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