ハイスクールD×D英雄譚 ロンギヌス・イレギュラーズ 作:グレン×グレン
2019年5月8日、投稿
2019年5月11日、追記
2019年5月18日、追記
◎勢力設定
◇ピースキング和平連盟
三大勢力を中心とする和平を行った勢力の総称。和平陣営の会議にて、明確な名称があるヴィクター経済連合の敵対勢力として明確な呼称があった方がいいという大尽総理の提案により、切っ掛けとなった駒王会談からあやかって名付けられた。
和平を行った三大勢力とそれを人間世界で真っ先に認めた日本を中心として、アースガルズやオリュンポスなどが中心人物として活動している。
結果的に勢力の質では互角で量では多少上といったところだが、十年かけてある程度の足並みを揃えてから行動しているヴィクターと違い、和平を急速に進めているところである為足並みが揃っているとは言い難いところがある。加えて和平を積極的に進めていた勢力の首脳陣が軒並み隔離決壊領域に向かってしまった事から、一部勢力でテロ活動が発生しており、ヴィクターに戦力回復の機会を与えているのが現状。
◇国外自衛隊
第一次真世界大戦及び、そこからくる技術流出によるテロリストの増大に対抗するべく、大尽総理が発案して野党からも多数の賛同を得たことで改変した、自衛隊の新たな組織。
現状に対応しきれない憲法九条をあえて無期限凍結。明確な敵対国に対する攻撃、国内侵略に対する反撃、日本をターゲットとして認定したテロリストの排除、他国の攻撃に対するケジメとしての反撃を行う事を目的とした自衛隊。
一部に特務隊として悪魔などの異形を参加させており、其の技術の吸収や、対異形の教導隊としての側面もある。
この大改革の結果、領域を侵犯している者などに対する武力排除が過激になり、周辺の準敵対国から睨まれているのだが、三大勢力や神話体系と蜜月関係になった事もあって、日本は孤立上等を地で行っている。
☆国外自衛隊異人第一特務隊
ハヤルトが所属している特殊部隊。
日本政府の協力をもって、扱いが難しいハヤルトの居場所の一つとして、何よりハヤルトが冥界に戻る時の足掛かりとなる実績作りの場所として用意されたもの。その特性上、部隊の構成員はハヤルトの防衛に付き合った旧魔王派の者が半分以上を占めている。
主な行動は国内外のテロリストの強襲殲滅。さらに日本から他国への支援物資輸送の際の護衛部隊などを行っている。便宜上はD×Dの日本からの構成組織でもある。
◎ハヤルト・アスモデウス眷属
ハヤルト・アスモデウスが現政権側に付いた事で得た悪魔の駒で運用する眷属悪魔。
事実上の国外自衛隊異人第一特務隊のオフェンスであり、一人一人の戦闘能力は並の上級悪魔を超えるレベルに到達している精鋭集団。
王:ハヤルト・アスモデウス
女王:ミラリル・ベルフェゴール
戦車:
戦車:
僧侶:プリス・イドアル
僧侶:
騎士:シシーリア・ディアラク
騎士:
兵士(八駒):サラト・アスモダイ
◇サラト・アスモダイ
第二部の主人公。ハヤルト・アスモデウスの眷属悪魔の1人。駒価値は兵士(八駒)。
ハヤルトがヴィクター経済連合から眷属にして引っ張ってきた少年純血下級悪魔。神器移植者の一人で、かつ神器継承者の試作型。それぞれ煌天雷獄と黄昏の聖槍を確保しているが、その悪影響で過去の記憶を喪失している。
ペト・レスィーヴに一目惚れし、そこからくるヒロイやリセスに対する嫌悪感の反動で、陽光としての英雄を目指す少年。とりあえず目標は死なずに強くなる事。
悪魔としてのポテンシャルは中級レベルだが、二つの神滅具による強大な戦闘能力を保有。まともな運用に体が耐えられないという致命的な欠陥を人工神器で補う事によって、ハヤルト眷属において最強戦力の座に立っている。
☆人工神器
ハヤルトがサラト専用に開発した人工神器。サラト自身の実力不足で制御できない、神滅具を安定して運用する為の補正具として開発された。
展開すると両手を覆う籠手の形になり、右手で黄昏の聖槍、左手で煌天雷獄の効果を宿す。
もちろんそれでは大幅に出力が低下するのだが、それでも上級悪魔を撃破する分には何の問題もないレベルで運用可能。サラト自身の戦闘能力も含めれば、最上級悪魔相手に短時間なら防戦が出来るレベルで運用できる。
★鬼手
神殺しの双腕の鬼手。機械的な全身鎧を展開する。全体的に神滅具二つの出力を全身に回す機構になっており、戦闘能力は真女王に匹敵する向上率を誇る。
神滅具の制御能力も向上しており、黄昏の聖槍を担当する右腕には専用のエネルギー放出機構を装備。左腕には煌天雷獄用のシールドクローを装備。これらを利用する事によって、初めてサラトは神滅具の性能をフルに発揮する事が出来る。
◇ハヤルト・アスモデウス
イレギュラーズ第一部の時点でピースキング和平連盟に亡命した、アスモデウスの正当たる末裔。
クルゼレイの親族で同年代なのだが、眠りの病を発症した事で百年以上の眠りについており、精神年齢は18歳。加えて虚弱体質で魔力で強引に補わなければ、並の人間より弱くよく血を吐く。
其の本質は研究者および技術者。防人一型や鬼手の開発などに大きな成果を上げている、アジュカとアザゼルを足して1,5で割った一から生み出す事もより改良する事もできる万能タイプの技術者。悪魔の駒のリミッター解除を自力でやってのける程のポテンシャルを持つ。
☆人工神器
ハヤルト使用する人工神器。
いわゆるホバーバイクのような形状をしており、これによって高速で飛行。更に魔力重点型エナジーミサイルを形成し、敵を遠距離から攻撃する事も可能。
★鬼手
鉄蠍の騎兵の鬼手。自身ではなく同乗者を強化する、特殊な変化をする。
魔王血族の力を同乗する神器使いに流し込む事で、疑似的に業魔化を行う。その結果として圧倒的な力を発揮した同乗者は、神滅具使いにも匹敵する力を発揮する。
◇ミラリル・ベルフェゴール
ハヤルトの女王。ハヤルトが現政権に亡命してからスカウトした、ベルフェゴール家の悪魔の1人。
上級悪魔の血族にふさわしい能力を持つが、虚弱体質。またある理由から自分に自信がない。その理由の一つである虚弱体質はハヤルトより悪く、何もないところで吐血することすらある。
◇
ハヤルトの戦車。ハヤルトがヴィクター経済連合に所属していた時から眷属悪魔になっており、元から生まれ持った物と移植した物の二つの神器を持つ。
二字熟語で真っ先に答える癖があり、ツッコミ気質。
攻撃力は眷属の中では一番低いが、神器二つの相乗効果からくる耐久力は下手な最上級悪魔では突破は不可能なレベル。其の在り方はルークというよりMMORPGにおけるいわゆるタンクに近い。
☆神器
福津が生まれ持っている神器。
肌の強度を高める神器。格闘打撃の威力向上や、防御力の向上に使う。
☆神器
カテレアが保有していた物と同じく、傷が炎と共に回復する神器。ハヤルトと共にヴィクターにいた時に移植した神器。
鋼鉄被膜との相性が非常に高く桁違いの福津は耐久力だけならば魔王クラスにも匹敵する。
◇シシーリア・ディアラク
ハヤルトの騎士。邪龍戦役での功罪でのごたごたをハヤルトが解決したうえでスカウトして、ヒロイを優先して頓挫しかけた目標を今度こそ達成する為にもスカウトを受けて眷属悪魔になる。その際功績を重視して昇格資格を得て、見事一発合格して中級悪魔に昇格している。
★禁手
聖女の洗礼の亜種禁手。味方の構成が重要となる特殊な禁手。
範囲内にある聖別物質と共振する事により、疑似的にその聖別物質を使う事ができるようになる禁手。使い手が習熟すればするほど禁手の範囲は拡大化する
◇プリス・イドアル
ハヤルトの僧侶。邪龍戦役でゲオルク討伐に多大な恩恵を得た事とハヤルトのスカウトの二つが重なり、自分と同じような目にあった人達に手を差し伸べることができる者になろうとして承諾し、眷属悪魔になる。その際シシーリアと同様の手順で中級悪魔に昇格。
★禁手
相克天秤の亜種禁手。能力は電気エネルギーの生成と操作。
優れた魔力操作能力を最大限に発揮し、ヒロイの紫に輝く双腕の電磁王に匹敵する精密動作性を発揮。彼ができる事ならほぼ全部できるといわんばかりの多様性を発揮する。