ナンバーソルジャー ゲームマスターズ   作:星本祭矢

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第1ゲーム 花留多町の無双ゲーマー 後藤勇騎

****少年の無双******

とある少年の名は後藤勇騎、高校2年生。172センチ。彼は、海央大学附属花留多高校

に通っているが、学校の成績は真ん中より上の理系クラスらしい。

しかし、高校がミニの海央大学というコンセプトで作られた学校故に、

単位制ということもあり、単位がとれればいいというスタンスで学校にこないことがある。

髪型は前髪が金髪に部分的に赤色。耳の辺りに銀髪が立っており、あとは青という

なんとも不思議なヘアをしている。目は、赤の外側に青が含まれている。

 

彼は、学校来ない日は、花留多町のゲーム街に出没していた。彼のゲームの腕は天下一品で、

連戦連勝を続けていた。ゲーム街のどんなゲームをやらせても彼に勝てるゲーマーは

存在しなかった。

そんな勇騎が得意とするゲームはナンバーソルジャーというゲームだった。

ナンバーソルジャーとは、ソルジャーと呼ばれるソルジャーカード、ツールというツールカード

を組み合わせて戦うゲームである。

ソルジャーカードには、攻撃力、防御力、素早さ、ソルジャーランク、モンスター効果が書かれており、

そのバランスがいいカードであれば強いカードである。

必ずしも攻撃、素早さばかりが高いカードをかき集めて作ったデッキでは、素早さが低いモンスターが

有利になる条件となった場合では逆転されてしまうこともあるので、デッキ構築はかなり大変なのである。

 

そもそもデッキの枚数は50枚、同じカードは4枚まで、最初の手札の枚数は6枚、エネルギーは15000ポイント、

ソルジャーランクは、フィールドのソルジャーが出ている枚数によって召喚できるので、

ゲームマスターはゲームの際に、ソルジャーランクを意識しなければならない。

ちなみにそのまま出せるソルジャーはランク4までのソルジャーである。ランク5以上は少なくとも自分の場に

1体以上のソルジャーが出ていることが必須となってくる。

もしも、それを無条件に出したいのであれば、自分のトラッシュから召喚が必要だが、

その際ソルジャーランク×300ポイントのエネルギーを支払わなければならない。

 

つまり、このゲームはトラッシュの概念も必要になるので、切り札を倒せたからと言って、

安心できないのである。

このゲームについて、勇騎は現在1000勝以上、無敗というレベルである。

もはや彼より強い男が現れることはないと誰もが思っていた。

 

****海央大学に潜む天才****

勇騎は久々に自分の高校に通学していた。

 

勇騎:「学校の行き方久々に思い出したなあ。ところで、博也くんはなんでフルソルなの?」

 

そう、彼と戦っていたのは不良の亀井博也という男。175センチ。不良だからあまり校内では目立たないが、

不良のリーダーである。校内の成績は悪い。ちなみに髪型は赤、オレンジ、金髪、青、紫、茶髪と

組み合わされているが、わりとカラフルヘアはいるので、実はそんなに目立たない。

目は金の外に紫があるちょっと変わった目をしている。

また、男子の制服はホック型の白い学ラン型の上着で、下は紺色のズボンである。

 

博也:「いやさ、フルソルのがいいじゃない。やられたら、とりあえずエネルギー消費すれば

ソルジャー復活できるんだから、こっちのが強い気がするんだけど」

 

勇騎:「わからないでもないけど、ツールもないとソルジャーを相手のトラッシュで奪われたらその手

封じられちゃうよ。トラッシュが相手にいくことも計算しないと」

 

博也:「トラッシュの概念わかりにくいって。そいや、勇騎は今日この後どうするんだ?」

 

勇騎:「もう帰るよ。昨日徹夜したから眠くて眠くて」

 

博也:「俺もだ。昨日アイドル応援しにいったら疲れちゃって。そのせいで

昨日学校休んじゃったし」

 

真琴:「2人とも、少しは学校にいきなさいよ。もう徹夜ばっかり」

 

彼女の名前は、松浦真琴。ナンバーソルジャー自体はやらないのだが、本作の

ヒロインである。身長168センチで昨年は学級委員だった様子。成績は上位で、

眼鏡女子だが、ピンクでツインテール、後ろはポニーテール、かつ少し銀髪が混じっている。

女子はセーラー服型のブレザーの上着に、下は男子同様の紺色のズボンである。

どうやら、海央スタイルといわれており、女子もズボンスタイルを採用している高校である。

目はピンクの中は金色である。

なお、趣味はAV鑑賞らしい。

 

真琴:「初回だから、地味に解説入っているが仕方ないわね」

 

そんな中、一人の男が現れた

 

賢星:「おやおや、学校でゲームですか」

 

博也:「学級委員さんが何のようですか?」

 

そう、彼は、塔藤賢星という男。学級委員で、塔藤コーポレーションの社長。

身長182センチ。ゲームの腕は勇騎より上。成績は均すと平均だが、

数学は学年トップで、去年の数学の海央附属リーグ選で見事優勝した数学の神と崇められている

男でもある。なお、他の理系科目も超得意である。

昨年も学級委員であった。

 

賢星:「亀井くんに用はない。後藤勇騎さん。ナンバーソルジャーが強いと聞きました。

今から私とゲームをしてくれないか?」

 

勇騎:「当たり前だ。俺を誰だと思っているんだ?花留多町最強といわれている男だぞ。」

 

賢星:「その情報は知っている。だから挑戦を挑むんだ。ゲームスタート」

 

突如として教室内にバーチャルディスプレイが映し出され、2人は海央大学附属の校舎の芝生前にフィールドが

移った。

 

******天才とのゲーム*******

フィールドナレーション:「今からゲームを開始します。対戦は後藤勇騎と

塔藤賢星。互いのデッキを確認。違反カードはありません。自動シャッフルします。

シャッフル完了しました。ゲーム開始OK!!!! 先手は後藤勇騎からスタート」

 

ゲームが始まるとフィールドナレーションが流れる。

 

勇騎:「まずは、こいつからだ。ひよこソルジャー!!!。そして、ひよこソルジャーが出たことにより」

 

塔藤:「速攻ツール。オンリーソルジャー!!!相手は1ターンに1体しかソルジャーを召喚できない。」

 

勇騎:「し、仕方ない。シルバートラッシュでカードを2枚捨てて、ツールを2枚伏せて、ターン終了」

 

塔藤:「ふむ、ならば、私はゴールドトラッシュで4枚トラッシュに捨てる。

これにより、トラッシュ蘇生発動。今捨てたトラッシュを復活させる。4体復活。

さらにゴールドドローで4枚引き、ツール2枚伏せる。」2500が4対並んだ。とりあえず、4体で

アタックだ」

 

勇騎はひよこソルジャーを失ったが、そのタイミングで、ダイレクトレギュレーションを発動した。

直接攻撃可能を1体だけにしたのだ。

 

塔藤:「しぶといなあ。ならば、ソルジャービートドロー。これでお前のひよこソルジャーを

使う。4ランクだから4000ごと勇騎のターンにライフを消費する。

そして、おれがいまひよこソルジャーのランク分ドローすることにより、16000消費した。ふ、しかし、半減のカードで残りは5000か。

私のターンは終わりだ。」

 

勇騎:「あとエネルギーが1000だ。。。まずい。ここはひよこシールドだ」

 

塔藤:「ひよこシールド。ひよこトークンを6体生み出すカード。大して強くないが、まあ悪あがきになるか」

 

勇騎:「ここで、ひよこ送り。ひよこを2体墓地に送ることで、ひよこアダルトを召喚。

ひよこ系3体墓地により5000×3がひよこアダルトの攻撃に加わる。15000だ。食らえ。」

 

塔藤:「読んでいたさ。ツインアタッカー。これでおれは10000くらうが、お前も7500くらう。

まあ、防ぐカードが今ないから10000のダメージを食らうが、勇騎、お前にはあるのか?」

 

勇騎は防ぐカードがないからライフ0となってしまった。

 

フィールドナレーション:「勝負あり、後藤勇騎のエネルギーが0となってしまったので、

塔藤賢星の勝ち」

 

塔藤:「後藤勇騎さんよ、初めて黒星がついたな。さあ、リベンジはいつでも受け付ける。

また、出直してきな」

 

立ち上がることすらできない後藤、圧倒的な塔藤の実力にあっさり負けてしまった後藤。

彼は塔藤に勝つことができるのか?

 

ネクストゲーム、古代ゲームマスター復活の時!!!

 

つづく。

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