しかし、そんなタイミングで海央大学の研究者が、彼ら3人を襲ってしまった。
***危険なる解析***
襲われた3人は、海央大学のベッドで全裸で横たわっていた
研究者:「まずは洗浄しとけ。どんなやつにもその人自身何かの匂いを持っている。
それを除外して初めて真の姿がわかる」
助手達は3人の体を洗っていた。
助手1:「にしてもこの人達結構筋肉質ですねえ、カードゲームやっているのに」
研究者:「まあ、相手は高校生だからな。
わざわざ解剖までしなくても、データはとれる」
助手1:「口の中から3人分唾液とりました。」
研究者:「よし、見てみよう」
唾液を確認し出した教授達
研究者:「やはり、やつらの細胞はほかの人間とは違そうだ。しかし、唾液からではあまりわからないな」
助手1:「とりあえず塔藤の尿がとれました」
研究者:「ふむふむ、唾液と尿あればある程度はわかりそうだ。あと裸の全体写真な」
助手2:「松浦の尿がとれました」
研究者:「ふむふむ、この二人についてはわかりかけてきた。同じ血ではなさそうだが、
近い感じがする。
やはり松浦に関してはジャビッツの影響受けてるか。にしてもなんでジャビッツが女の子にこんなものを生やしたかだなあ。
ま、これからだ、これから」
助手2:「後藤の尿がとれそうです」
研究者:「とってしまえ」
助手2:「はっ、採取します」
その時、勇騎のブレスレットが光った
勇騎:「ふんっ、人のおしっこ取ろうとは趣味が悪いなあ。
おまえらがそこまでやるならゲームしようぜ」
助手2:「あああああ、助けて」
助手2は変化した勇騎にビビり、失禁してしまった
勇騎:「尿採取するようなやつが、びびって失禁とはとんだトンチだなあ。
俺はこのゲームが大好きなんだ。勝負しようぜ。負けたら、外は全裸だよ。」
助手2:「トランプだろ?なめんなよ。
おれはこう見えて数字の扱いがうめえんだ。おまえのプレイングじゃ勝てねえさ」
勇騎:「だといいがな」
勇騎はトランプをきっていた
助手2:「ポーカーで勝負だ。学生時代無敗伝説誇ったおれの実力見せてやる」
勇騎:「弱いやつはそう言うんだ。まあいい、おれだけ切ると平等じゃないから、おまえにも切らせてやるよ」
助手2:「おれにカード切らせるとは、てめーのツキは切れたな。おれには運が向いている。おれはこっちだ」
勇騎:「じゃあおれはこっち」
助手2:「ふっ、きた。おれの勝ちだ!
刮目せよ!ストレートフラッシュ!」
助手2は自慢げにストレートフラッシュを出して勝利を確信した
助手2:「本来であれば、ストレートフラッシュ出ればまず負けない。ロイヤルストレート出る確率は約7800万分の1だぜ。
つまり99.99%よりも高い確率。買った買った。
こいつがディスティニードローしてなきゃ勝てる」
勇騎:「だからてめーはゲームが弱いんだよ。おまえのストレートフラッシュは34567だろ?カードの分散は交互に5枚ずつ。
で、おれのカードは後攻のカード
1/51,1/49,1/47,1/45,1/43で引く。実際
スペード、ハート、クローバー、ダイヤの4パターンで5700万ほどの数字でしょうと。
しかし、引いたんだよ。おれはロイヤルストレートフラッシュをな」
助手2:「くー、そんなヴァカな。
おれにもカードを切らせたはずだ。おれがきって負けたことはない。」
勇騎:「ふっ、だから雑魚なんだよ。おまえ。
人はカードを切るときに無意識にそいつに対するクセが出てしまう。
カードを底から切る人、中からきる人、
はたまた割ってきる人がいる。
底だと底、中央、中央だと中央と底に続く。
そこにはランダムに並んでるように見えて、切り方がランダムでないから、ある程度切ると並び順の入れ替えはループする。
そしておまえのようなやつは中からきるタイプ。つまり中央から上のカードの並びはループする。
で、だいたいおまえの切るパターンを計算できていた。
だからこそ、おまえが切り終わったタイミングで、おれがロイヤルストレートフラッシュになるような並び順は計算できていた。
科学的にわかっていてな、不規則の中の規則性って言葉を知らないか?」
助手2:「不規則の中の規則性、カオス理論の一部にありそうだが、なぜ高校生がそんなことを知ってるんだ」
勇騎:「てめーよりは賢いんだ。おれの器の後藤勇騎、素はこの大学の附属だぜ。
で、それを上回るキングとなるおれはてめーの頭脳を上回る。
不規則の中の規則性が存在する理論くらい知ってて当たり前さ。
今の話にちゃんとついてきてるよな?
海央大学の助手様だもんな。くっくっくっ」
助手2:「クソクソクソ〜!てめー
リベンジしろ!」
勇騎:「知らねえな。元々このルールで勝負挑んだおまえの責任だ。ゲームというのは
自分がいかに有利になる条件で勝負できるかにかかってる。それに失敗したおまえに同情の余地はない、罰ゲームだ。全裸になれ」
勇騎は海央大学の助手を裸にした
勇騎:「やれやれ、全くきたねー身体だなあ
これが助手の身体か。
まずは全身脱毛だなあ。
まぁ、シンボルは剥けてはいるが。
負けたやろうのあそこ剥けてるとか情けねえ。なら、被らせるか。」
助手2:「あああああああああああああ」
勇騎は助手2のシンボルの皮を無理やり伸ばし、瞬間接着剤でくっつけた。
勇騎:「どーよ?罰ゲームみたいで楽しいだろう。ついでにほらペットボトルのめや。」
勇騎は助手に10リットルばかりの水を飲ませた。
勇騎:「よしよし、外を徘徊しろ。
絶対戻ってくんなよ」
助手2は罰ゲームで外を徘徊した。
その頃、研究者は塔藤の荷物を見てたが、何も見当たらなかった。
研究者:「なぜだ?なぜだ?なぜ塔藤にはカードがない」
賢星:「そりゃ俺が優秀だからさ。
常に強者はリスクに追われている。てめーに襲われたタイミングで大事なものは
部下に手渡したからな。」
研究者:「なんてやろうだ」
賢星:「いいんだぜ。あの助手みたいにゲームしても。さあ?どうする?
素直に俺たちを逃すか、リスクかけてゲームするか選ばせてやる」
研究者:「くっ、まぁおまえら2人のデータ取れたから今日のところはいい。消えろ」
賢星:「まぁ当然の選択か。じゃあな。」
賢星達は服を着て、研究室をあとにした
研究者:「塔藤賢星、松浦真琴はジャビッツの影響を受けている。後藤勇騎には止められたがな。
しかし、この二人の遺伝子はそれだけではなさそうだ。松浦、塔藤の父親側の祖母には男性器がある家系か。不思議なデータだ。もっと調べてみよう。」
研究者は黙々と調べていた
***解放された現実***
3人は無事自宅に戻った
真琴:「全くロクでもないやつが多いわ。
海央に行かない方が良かったかなあ?
ま、いっか」
松浦真琴は疲れて寝てしまった
その頃塔藤は、
賢星:「海の支配者か。にしてもまだ正体がわからない。分析してもわからない。なんでだよ。全然わかんない」
賢星はカードに出てない支配者と通常の仕事と勉強の3重苦になっていた。
あれこれ並行で対応し、気付いたら朝になった。
賢星:「あれ?土曜の朝だ。まだやることがある。」
賢星は徹夜で頑張りながらもいつのまにか昼が過ぎていた。
賢星:「少し進んだ。こいつは、ゲームしないと表示しないやつか。
かつてこのカードを使用したものは、
相手に勝っても、身体が水浸しになってしまい、命を落とした事件もある。
支配者使うには使用者を選ぶというわけか。
面白いカードだ。
大地の支配者のカードは大地の中に埋められる感覚に陥り、空の支配者のカードは
大気圏より上に行った感覚になり
酸欠で死んでしまう。
こんなおそろしいカードは重たいが、
扱えたらゲーム支配者できるほどの力を持つ。しかし、死ぬリスクとどんな力を持つかわからないってのは怖いな。
まぁ、デッキに入れてみるか」
賢星はデッキに入れた。
そこにはとある女性が現れた
オリナ・シューザンという女性だった
オリナ:「あなた、塔藤賢星!
支配者のカードをお持ちですね」
賢星:「物騒なやつだ。なんだよ。
何か言いたげだなあ」
オリナ:「いえ、支配者の影は感じるのです。
私は支配者をお守りしていたシューザン家からきました」
賢星:「ほう、で?何が言いたい?」
オリナ:「あなたの持つ海の支配者は
海王 ポセイドンドラゴンソルジャー
海を暴れ行く海のドラゴン。
その力は使用者ですら止められない。
しかし、あなたなら扱えると信じてます」
賢星:「ポセイドンドラゴンソルジャーか。
随分親切なやつだな。
にしても、おれはこんなカードを作った覚えはない。何故だ?」
オリナ:「ジャビッツ様が封じ込めたのです。
この3つの支配者の力に感動を覚えたが、
ジャビッツはそのまま持っただけで、生死を彷徨ったとされる。
表示されていると暴れ出す。だから普段はノーイラスト、ノーテキストにするような加工を施し、カード化したとされる」
賢星:「なんて凶暴なカードだ。
まぁいい、勝負はリスクが伴う」
オリナ:「あなたなら扱えます。
それよりも、あなた徹夜とはなかなかですね。一緒にお風呂に入りませんか?」
賢星:「おいおい、おまえ俺を捕まえていきなり風呂だなんて風俗じみてるぞおい」
オリナ:「いえ、私の国では当たり前の風習です。男女の友情で一緒にお風呂に入るという風習です」
賢星:「仕方ないな、付き合うか」
賢星は、風呂に入った
賢星:「別におれは一人でいいのに」
オリナ:「いえ、これは私とあなたが信頼してる証です」
賢星:「そうかい。高校生の性欲なめてるのか?その胸をこの場所でみるとさすがに
きついぜ」
オリナ:「いいですよ、発射しても。
あなたの遺伝子は強靭ですが、性欲も溜まりやすいですからね。
抜いてからが本番ですから」
賢星はオリナの手ほどきで出てしまった。
オリナ:「塔藤賢星も、さすがにこれは凄いですね。私の男をやっつけてくれそうな」
賢星:「すまん、気を失って。
おまえ、それは!?」
オリナ:「あ、これは大丈夫です。
かつてからシューザン家の血を持つ女性には
男性と同じシンボルが生えているのです」
賢星:「よくわからんが、最近出くわす女性が何故か生えてる人ばっかりで、
現実ではない気がしていて。
それに、なんでそうなのかもわからず」
オリナ:「いえ、現実です。
女だから生えていないというのはご存知の通り固定概念です。
そのうち私の国については
もう少ししたら話しましょう。
このくらいのことで驚いていては、あなた
これから起こることに対抗できませんよ」
賢星:「これから起きること?」
オリナ:「私の弟が今世界中のレアカードを狙って暗躍している。どんな手段でも狙う私の弟ハノイ・シューザンを止めるのです」
賢星:「ハノイ、ハノイの塔を連想したが、あれとは違うのか?」
オリナ:「親がつけたのでわかりませんが、おそらく違います。ハノイは純粋な男の子ですが、私の国では、逆に女性器がついてる男の子もざらにいます。
何故かは秘密です」
賢星:「まあ、うさんくさいやつだけど信じてやろう」
***新たな予告***
全国津々浦々から、有力なゲーマーが集まった
蝶児:「ここ集合かもうすぐだな」
美希:「勇騎、見てごらん。この
花留多町の雰囲気を」
勇騎:「これは、各大会上位4位以内のプレイヤーばかりだ。」
美希:「ここまで集めて何するんだ?」
博也:「わわわわわ」
ステージ中央に突如光が現れ、30階ビルのてっぺんから塔藤が飛び降りた。
両足から綺麗に着地し、現れた。
賢星:「皆の者!おれは塔藤賢星だ。
これから始まることを簡単に説明する。
舞台はこの花留多町。使用デッキは結合カード以外のカードは50枚。エネルギー15000ポイント。
花留多町どこでゲームしても構わない。
ただし、当社新作のゲームビジョン、またレアカードが今回の参加条件となる。
ゲームビジョンは各カードゲームショップに置いてある。
ただし新作のゲームビジョンに更新できるのはランク7以上のゲーマーのみ
開催日時は、明々後日火曜日の正午
このシティはバトルゲームに変わる!」
花留多町の挨拶が終わり、ハノイに動きがあった
部下1:「ハノイ様、花留多町に動きがありました。どうやらバトルゲームらしいです」
ハノイ:「面白い。ならば、まずは手ほどきであいつを送り出すか」
部下2:「しかし、新しいゲームビジョンには
偽造カードが突破できない可能性があります」
ハノイ:「なーに、偽造カードのクオリティを舐めてもらっちゃ困る。
そのくらい突破できるさ、ふふふ」
新たな敵、ハノイが花留多町で暴れまわる予感がする。
果たして、勇騎達の運命やいかに
ネクストゲーム、バトルゲーム直前、ハノイグループ始動!
つづく