ラブライブリスタートシリーズ ラブライブカーニバル   作:しゅみタロス

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心咲「なんか久しぶりに投稿した感じがする。」
歳「作者が2週間もさぼったからな。今回はそれの反省で4000文字書かせる事にした。」
智樹「果たして作者は書ききれるのだろうか。」
心咲「駄作の恐怖が・・・」



第10話 友達を助けるのに選択肢は必要なのか

夏休みまで後2週間を切った、その頃音ノ木坂は夏の学校説明会の準備に追われていた。

何人来るのかは分からないがスクールアイドル部もまた説明会で行うパフォーマンスの最終確認や衣装作りを急ピッチで進めていた。

そんな中矢澤先輩がメンバーに話を切り出した。

 

「心咲君は今頃私たちのプロモーションビデオの編集中だね。でもあれでよかったのかな、私たちのチーム名」

 

少し不満そうに矢澤先輩はキツネのマーチを開ける。それに対し凛は……

 

「にこちゃんの考案のニコニーズは凛もあんまりだと思うニャー」

 

すると東條先輩はさりげなくキツネのマーチを摘み矢澤先輩に対して正論をぶつけた。

「そもそもこの部活の主幹は心咲君やし心咲君に任せるのが英断やと思う。それなりに本人も考えてるんよ」

 

実は3日前

 

「スクールアイドル部のユニット名か、そういえば考えてなかったな」

 

練習を終えてファミレスでぐだってた時に南さんが聞いてきた。

 

「何かいい案があればいいけど、アライズみたいにカッコイイのとか可愛いのとか」

 

その話を聞いた矢澤先輩が飛びついた。

 

「可愛いユニット名ならニコニーズが一番よ。これなら……」

「ごめん、凛はそれ却下だにゃ」

「はあ!信じらんない!なんでいつも私の案却下なのよ。ニコニーズのどこが悪い訳」

 

それに対し園田さんは少し呆れた顔で正論をぶつけた。

 

「にこ、あなたはいつも自分中心に考えすぎです。自意識過剰な発想はやめて普通に考えてください」

 

これで論破された矢澤先輩は体育座りで撃沈していた。そして俺は考えた末……

 

「ミューズはどうかな。女神ということで」

 

するとメンバーは全会一致で賛成、こうしてメンバーのアイドルユニットが完成した。

 

そして俺は今

 

「歳、夜食買ってきたぞ。後どのくらいで完成するんだ」

「注文通りの映像は出来た、後は高画質化と高音質化で一晩ってとこだな」

「とりあえずこのまま頑張ってくれ。後でメイド喫茶でおごるから」

「よっしゃ、任せろ」

 

そうして二人は徹夜した。

 

そして翌朝

 

「PV完成したぞ。後は投稿するだけだ」

「わざわざごめんね、こんな大変な作業引き受けてくれて。おかげで私はぐっすり眠れたわ」

「西木野さんには説明会の準備に集中してほしいので、流石に無理はさせたくなかったんです」

「でも心咲君の友達がこんなに編集頑張ってくれたことには感謝してる」

「そう言ってもらえると友達もありがたいです。アップロードの方も任せてください」

 

そう言いつつ電話を切るとメイド喫茶に足を運んだ。

 

「いやーバンド部で外出るの久しぶりだな。今回は後輩と一緒か、智樹も楽しめよ」

「メイド喫茶ですか。相変わらず歳先輩はこういうの好きですね」

 

一緒に歩いているのは俺の後輩の西条智樹、バンド部のドラマーでロボットオタクの1年生だ

すると歳はアキバマップに指をさしながら俺に近づいた。

 

「ちょっとこれ見てみろよ、これから行く店の名物なんだけど。」

「これは……伝説のメイドミナリンスキー」

 

俺は名前こそ知っていたが全くの無知だった。ここで歳はとある異な事を口にした。

「実は、昨日編集を頼まれた映像の中に南ことりていうそのミナリンスキーにそっくりな女の子がいてさ、お前が知ってて一緒にいるのか分からなかったんだよ。全然それについては知らないっぽかったし、もしかしてミナリンスキーが心咲の事知ってる可能性があるか知りたいんだよ」

 

この話を聞くと俺は少し不信に思いつつマップを閉じてジト目で返した。

 

「単純に似てただけじゃないのか。南さんがミナリンスキー?本人からそんな事聞いてないぞ」

 

それに合わせるかのように智樹が呆れた顔で……

 

「護先輩、女の子には人には言えない秘密もあるんですよ」

 

自慢気の智樹にツッコミや反論したいがそろそろ店が近づいてきたため一旦話を切った。

 

「いらっしゃいませーご主人様」

 

お決まりの言葉あれ……この声どっかで……

 

「え、あ……心咲君……」

「その声、南さん……ですか?」

 

間違いなく写真で見たミナリンスキーだったが歳の言ってた事は見事に的中していた。

 

その後

 

「まさかミナリンスキーが南さんだったのか。なんか驚いたよ」

 

コーヒーを飲みながら話を振ると南さんは少し照れながら……

 

「心咲君がここに来る事は無いかなと思ってたらホントに来ると思わなかったよ。今日は友達も一緒なんだね」

「西条智樹です。初めまして」

「桐島歳だ。昨日ミューズのビデオを編集したのは俺なんだぜ」

 

自慢気に言った歳に対して南さんの対応は優しかった。

 

「歳君って言うんだね、編集お疲れ様。頑張ったね」

 

すると歳は緩い顔で幸せモードに入っていた。

俺は歳を後回しにしてある質問をした。

 

「そもそもなんでメイド喫茶でアルバイトを?何か理由があるんじゃないか?」

 

それについて聞いた瞬間数秒の間を置いて答えた。

 

「単純な趣味です。ただ好きでやってるだけだから」

 

その頃

 

「えっ、ことりが留学!!」

 

スクールアイドル部の面々は突然の海未の話に混乱していた。

 

「出発は明日の夜、学校説明会のライブをもってチーム脱退と言うことになります」

 

ショックを隠せないメンバーは言葉を失うが真っ先に問い詰めたのは高坂さんだった。

 

「なにそれ、ことりちゃんがいなくなるってこと!!もう友達じゃないってこと!!もう会えないってこと!!一緒にラブライブに出れないってこと!!答えて、答えてよ!海未ちゃん!!」

 

高坂さんが悲痛な思いで園田さんの肩を掴む。園田さんは少し涙をこらえながら高坂さんに告げた。

 

「引き止めれるなら……引き止めたいですよ。大切な友達だから」

 

その日から彼女たちは最後を覚悟した。今まで通りにやってきた事が、簡単に無意味になると。

 

翌日 学校説明会当日

 

音ノ木坂前で俺は視察に出ていた、当然中までには入らないが確認はしておかなければ。

 

すると一人の関係者が俺に声をかけた。

 

「そこの神城寺の人、この学園の理事長の者だけどここに何か用?」

 

理事長に声を掛けられ少し動揺するも何とか話をする。

 

「この学校のスクールアイドル部を手伝ってる、部活関係者です。心咲護と言います」

名前を聞いた理事長さんは笑顔で

 

「君があの私の娘が言ってた心咲君ね。お世話になってるわ」

「娘さんもこの学校の生徒ですか。」

「あら、聞いてない?あなたの部にいる南ことりは私の娘よ」

「そうでしたか」

「今日は最後の舞台になりそうね」

「どういうことですか」

 

突然の話に顔色が変わる。すると

 

「今日でことりは留学するの。このライブが終わった夜」

「えっ」

 

突然の報告に俺は頭の中が真っ白になった。

その頃講堂ではライブが始まった、ビデオでやったパフォーマンスはそのままにアレンジを加えた衣装。

歌う姿はまさしくこのためのステージだ、今回の為に俺が監修したダンスの振り付けも完璧だ。

ライブが終わり客席からは多くの声援が送られた。

やり遂げた事に涙を流しつつ声援に答えた。

 

 

 

後片付けが終わり南さんが空港に向かった、誰にも礼を言わず無言でタクシーに空港の改札口前に行こうとした瞬間待っていたのは……

 

「悪いけど、ここから先は行かせるわけにはいかない」

 

鋭い目つきで南さんを睨む。南さんに俺は辛くても突きつける言葉があった。

 

「留学の件、あなたは嬉しくなさそうですね」

 

南さんは少し戸惑いながら笑顔を向ける

 

「でも、私はお母さんに言われたから、それで……」

「その理由、納得できてない感じですね、それにあなたはミューズのメンバーに何も言わずにここまできた。それで残された友達がどれだけ傷つくか分かりますか?」

 

南さんは涙を流しながら自分のやろうとしたことに気づく。

 

「あなたの間違いは二つ、仲間への想いを捨てきれなかった事と、自分自身に嘘をついた事だ。自分の嘘、建前の感情が引き起こすのは残酷な悲劇、嘘一つで誰かの人生を壊す事もできる、全部狂ってからじゃ遅いんですよ。高坂さんだってあなたと別れるのを拒んで泣いてたんですよ。そんな高坂さんを、みんなの気持ちを裏切ろうとしてる、それが許されますか?」

 

南さんは枯れそうな声で伝えた。

 

「裏切りたくない……壊したくない……望むなら、みんなと一緒にいたい!!」

 

その言葉を聞いた俺は手を伸ばした。

 

「あなたの居場所はここです。戻ってきてください。俺とみんなの、ミューズの元へ!!」

 

南さんは俺に抱き着いた。

 

「ありがとう……ありがとう……」

 

すると近くでその様子を見ていた理事長さんは

 

「どうやら私の負けね、このチケットの必要性はなくなったわ」

 

すると理事長さんはチケットを二つに破った。

 

「いい仲間を持ったわね、ことり。彼らと好きな道を行きなさい」

 

満足気に理事長はエントランスを出て行った。

 

それから翌日

 

「というわけで南さんの復活にカンパーイ」

 

あの一件後。俺はスクールアイドル部の部室に出入りできるようになり、パーティに興じていた。

ドリンクやお菓子などを囲みつつ俺はカフェオレを片手にじっとしてるだけだったが。すると

「心咲君、ちょっといいかな?」

 

少し悪戯な笑みで真正面を向くそして……

 

「お礼」

 

その瞬間南さんが俺の口にキスをした、思考回路が停止する。

 

「無防備だね、心咲君」

 

自分のファーストキスが南さんに奪われるなんて。

顔を赤くしまるでロボットのようになってしまった俺はもはやショートしてしまった。

 

園田さんはその光景を見て気絶した。

この二人は近くのソファーで休む事になった。そんな中高坂さんだけ様子が違い……

 

パーティが終わり、帰った後に帰り道にモヤモヤする俺と高坂さん。

話す事も出来ずただ何も無く帰路についた、高坂さんはぬいぐるみを抱きしめ思った言葉を口にした。

 

「嫌だ、心咲君は、私の物、胸が……痛い……」

 

一方俺は

「なんでだろう、こんなにスッキリしないの、俺の好きな人は、高坂さんだから、本来なら、恋人同士でやるキスをなぜ南さんが、明日会いづらくなった。高坂さんに」

 

両想いなはずなのにすれ違う、じれったい恋心。それは叶うのはいつか・・・

 

 

 

「ははっ完全にダメ男だ。俺」

 

 

 

 

 

 

 

 




しゅみタロス「投稿遅くなったけどいい物書けた、さあ寝るとしよう。どうもありがとうございました。」
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