ラブライブリスタートシリーズ ラブライブカーニバル 作:しゅみタロス
歳「昨日はガンダムナラティブ見に行ったりスマブラspやるなりしてサボってたからな。」
智樹「作者にはちゃんと執筆の期限を守ってもらわないと。」
心咲「ドンマイ・・・作者・・・」
週末の朝、南さんの家で夜を明かして俺はベッドから身体を起こした。
昨日の一件でずっと南さんの身体に触れていた感覚がする。
そして何より南さんの言ったあの言葉、「笑顔が好き」と言う言葉を思い返すと体が熱くなる感じがした。
俺のこの感覚が何なのかは分からない、でも受け入れたらいけない気持ちである事は何となく感じている。
「って俺は一体何を考えているんだ。」
ふと冷静になってベッドの隣の通学カバンからキャラメルを取り出して口に入れて一度考えていたことをリセットした。
スマホを手にした俺はリビングへと階段を下っていった。
「おはよう、心咲君。」
キッチンで朝食を作る南さん……だったのだがとんでもない姿をしていた。
「な、なな、何ですか、その姿……」
「何って下着エプロンだけど何か問題でもある?」
「問題点とツッコミどころしか無いんですけど!!」
「心咲君への特別サービスだけど」
「とにかく服着てください!!誰かに見られたら一大事ですから!!」
ピンポーン
「あっ、誰か来たみたい。心咲君出てくれる?」
「はい」
俺はリビングを出て扉を開けた、だがそこにいたのは……
ゴゴゴゴゴゴゴ
「おはようございます。心咲さん……」
俺の目の前で真っ黒なオーラをまとった園田さんが立っていた。
「こんな早朝に心咲さんがいるとは奇遇ですね、どういったご用件でここへ?」
全身の身体から震えの止まらない俺は感づいていた。もう駄目だと……
そして後ろから
「海未ちゃんいらっしゃい」
ピシィ!!
自分の中でとてつもない地雷を踏んだ音がした。
南さんは下着エプロンのまま園田さんの前に姿を現してしまった。
それを見た園田さんは……
「早朝からまさかそんな破廉恥な姿で一緒にいたのですか!!」
園田さんは足のホルスターからコルトパイソンのリボルバーを取り出すと不気味な笑みを浮かべて南さんに突きつけた。
「待ってくれ、これは事故なんだ。南さんに罪はない、話を聞いてくれ!」
その言葉を聞いた園田さんはリボルバーをホルスターにしまい丁寧な口調で答えた。
「わかりました、話を聞かせてもらいましょう」
そして園田さんは家に上がって一緒に朝食を食べながら何があったのかを説明した。
「ブランデーチョコレート、それがことりの様子がおかしかった原因というわけですか」
「ごめんね海未ちゃん、心配かけちゃって」
「本当は落とし物の生徒手帳を渡して帰るつもりがそう言う理由があっての事で……」
「それの後に一緒に泊まったという事ですね。何か変な事してませんよね?」
「まあベッドで心咲君と抱きしめて寝たぐらいかな?」
「な、そんな……恋人同士でもないのにそのような行為を!!」
園田さんが顔を真っ赤にしながらガタガタ言ってる。
まあ自分も南さんの下着エプロンにガタガタしていたし、この辺りは俺と似てるんだよなあと思ってしまう。
「と、とにかく抱き合って寝た以上の事はしてないんですね、ですがこれ以上の事をするのは常に控えておいてください。わかりましたね」
「以後気を付ける」
その後南さんの家から自宅に帰ることにした。
ただ母さんには南さんの家に泊まった件に関してはあえて話さない事にした。
手にコンビニのドリップタイプのコーヒーを持って自室で次の練習プランを考えていた。すると後ろから……
「ことりちゃんとの夜はどうだった?」
母さんの一言に衝撃が走った。
「母さんそれ何で知ってるんだよ!!」
「さっきことりちゃんが手作りクロワッサン届けてくれたの、ことりちゃんが昨日の夜はありがとうって言ってくれたから何のことか分からなかったけど、まさか護がことりちゃんの家に泊まってたなんて。この罪な男~♪」
物凄いやましい顔で話す母さんに少し腹が立つがそれを表に出さずに答えた。
「言ってもそんなに不純な事俺は何もしてないからな、そういうのは女の子の尊厳が傷つく行為であって高校生のタブーだからな」
俺はきつい目で反論した。すると母さんはつまらなそうな顔で部屋を後にした。
すると……
「あの貧弱に見えて芯のしっかりした感じ、お父さんとそっくりなのよね~。ちゃんと間違いを正せるのもいいけど護にはしっかり女の子の向き合い方を知ってほしい物ね」
何かご機嫌な母さんを俺は知る由も無かった。その頃俺は……
「……なるほどな~女の子ってそこまでデリケートじゃないのか」
南さんの愛読書、ラブチューンズを読みながら音楽を流していた、恋愛情報誌なだけ楽曲は恋愛曲の多いハートナンバーというバンドグループ。
この類の楽曲はあまり聴かないがあえて聞いてみることにした。
恋愛曲よりカッコイイ系のjポップの方が専門なのだが、音楽を聴きながら雑誌を見てると何か思い浮かんだ。
「もし、高坂さんと一日デート出来たら……どれだけ嬉しい事か……」
そう思うと自分の心臓が高鳴った、想像するだけで顔が熱くなる。
「そっか……俺は……高坂さんが好きなんだ……」
何か納得している自分がいた、少し舞い上がってる気もしなくないけど。
すると俺の電話が鳴り、画面を見ると……
「西木野さんからだ、楽曲出来上がったのかな?」
そして俺は電話に出た。
「どうも、心咲です、楽曲出来ましたか?」
「開口一番に楽曲要求するとはね、こっちの方はもう完成済み。そっちは無理してない?」
「いえ、何とか昼前にはダンスの振り付け表完成しましたけど、特に無理はしてないかな。休息もちゃんととってるし」
「それなら、今夜時間あるかしら?」
「は?」
急に時間あるなんて言われる事に少し何かを察した。
「ありますけど、これからどうするんですか?」
「時には羽休めも必要なのよ、外食にでも行かない?」
外食か、確かにここしばらく店屋で食べてなかったような。
夏休みはほとんど西木野さんの所有している島で夏休みを謳歌したりして楽しかったけど食事も健康的な物ばかりだったからなあ、少し贅沢してもいいかな。
「わかりました、店はどこですか?」
だがそれを聞いた俺は戦慄することになった。
「六本木ホテルのビュッフェよ、一人6万円クラスの」
「ろ、六万--------!!」
てなわけで……
六本木のホテルのビュッフェへ
「本当にここ入るんですか、どう考えても高校生の入るような店に見えないんですが大丈夫かな……」
「心配いらないわ、今回の晩餐会は私たちだけだもの」
「えっそれって二人だけ……」
「二人なんて言ってないわよ、そろそろ来るから」
「それってまさか……」
すると黒い車が一台来る、その中から……
「六本木や~大人の街~!!」
「希、気持ちはわかるけど静かにね」
「ここで夜ご飯とかにこにーついてる~」
車から出てきたのは紛れもないミューズだった。その中にいる彼女、高坂さんが俺に近づいてきた、すると……
「私と一緒の席だから、よろしくね!」
その無邪気な笑顔に少し照れつつ俺たちはビュッフェに向かった。そして……
「エビグラタン、シーザーサラダにサーモンマリネ、やれやれ、やっぱ偏るなあ」
料理をとってる最中後ろから西木野さんが囁いた。
「光栄に思いなさいよね、せっかく穂乃果と一緒にいられる時間と場を作ったんだから。あなたにはアプローチが足りないからここで思う存分アプローチしなさい」
西木野さんはそう言うと料理を持って、席に戻った。
(西木野さん……わざわざ俺の為に……)
「心咲君見て、選んだ料理、お揃いだね!!」
「他にもあるだろ、選ばないのか?」
「だって、いつだって一緒だったから、その……」
「一緒か、今夜だけは……俺の高坂さんだ」
その言葉を聞いた高坂さんは俺の側にずっといた。
西木野さんに感謝するとしよう。