ラブライブリスタートシリーズ ラブライブカーニバル 作:しゅみタロス
歳「作者が素人の小説だからな。結局駄作だけど。」
智樹「現在進行中のプロジェクトエンジェルも明日詳細明かされるけどどうなる・・・」
心咲「果たしてまともに終わるのだろうか。」
月曜日の早朝、スクールアイドル部は西木野さんの所有しているステージでラブライブ本戦に向けてのダンスパフォーマンスの練習をしていた。
カメラと台本を凝視しつつ的確な部分に丸を打っていく。
演技が終わると俺は改善点を見直しつつメモに書き記していく。
「星空さんと矢澤さん、少しお話いいですか?」
星空さんと矢澤さんの演技を見た俺はある部分の違和感を伝えた。
「演技3の部分すなわち星空さんのこの腕の角度をもう少し広げた方が良いかもしれない、矢澤先輩の演技7は少し複雑かもしれないけどクロスからハートでピースサインの順番を強く意識してほしい。そうすればそれなりに見栄えが良くなる。後2セットのうちにこれをマスターできるかやってみてほしい」
すると横でドリンクを持った休憩中の東條先輩が高坂さんに藪から棒に話を振った。
「穂乃果ちゃんはああいう男の子が好きなんやな」
すると高坂さんが顔を赤くしながら東條先輩の方に顔を向けた。
「ここで言わないでくれる、すごく恥ずかしい……」
すると南さんが穏やかな表情で追い打ちをかけた。
「心咲君がいたからこその穂乃果ちゃんだからね、もし本当に恋人同士になったら心咲君は穂乃果ちゃんを大事にしてそうだよね」
「でも心咲君は純粋すぎてある意味過保護になってたり」
「そういう例え話はここでするものじゃない気がするんだけど」
そして椅子に座る園田さんは……
「……」(話が聞こえないようイヤホンで音楽聞きながら知らないフリしてる)
そして俺は……
「西木野さんの仕事が早かったおかげで楽曲とパフォーマンスを合わせる事が出来た。後問題なのはセンターだけどどうしますか?」
「心配ないわ、この楽曲のセンターは穂乃果がやりたいとオーダーがあったから基本センターは穂乃果で中盤からは2年生組によるパートになってるから他に考える事は無いわ。後は心咲君の思うがままにやればいい」
「わかりました、後は任せてください」
俺はそう言うとカメラのカードを引き抜いて新しいカードに差し替えた。
そしてメンバーに合図をかける。
「練習再開、みんな集まれ」
そして俺たちは練習を終えて学校に向かった、学校に着くと屋上で缶コーヒーを開けつつ歳と空を眺めていた、いつもの事である。
「スクールアイドルの方の練習頑張ってるな、お前のツイッター見たけどスゲー良かったぞ」
「ありがとう、ツイッターの閲覧者結構増えたんだ。ミューズのみんなも喜んでる」
「そういうお前に朗報だ、これをやるよ」
歳から渡されたのは一枚のビラだった。その中身を見ると……
「ハロウィン路上ライブ出演者募集求む……」
「今度の日曜日にアキバで行われるハロウィンイベント、そのイベント内でスクールアイドルや歌い手、バンドにシンガーといったジャンルの人を募って路上特設ステージで歌うんだよ。毎年やってる行事だから俺も参加するつもりだったが俺は観客として見る事にした。スクールアイドル部にその枠、譲ってやるよ」
その言葉を聞いた俺はワクワクが止まらなかった。
俺は前々から路上ライブを考えていたが資金や場所の関係で叶わぬ夢だと思っていたがこれほどいい話はあるとは思ってなかった。
ハロウィンイベントでライブ、俺は早速スマホを起動して西木野さんに頼み込んだ。
その連絡を聞いたスクールアイドル部は……
「ハロウィンイベントで路上ライブ!!」
目を輝かせて高坂さんが飛びついた。その様子を見た東條先輩は……
「穂乃果ちゃんはハロウィン好きなん?」
「どうせ穂乃果の事だからお菓子が目当てなだけでしょう」
「海未ちゃんその言い草は酷いよ~」
とにかく参加する事に変わりはない、メンバーは後日コスプレショップに集まった。
園田さんの意見でライブをするのだからデザインやテーマの統一性があった方がいいと言う提案に乗って各ジャンルを考えあった結果、魔女がテーマになった。
尚俺はメンバーたちに好きにしていいと言われたため、吸血鬼のコスプレを選んだ。
後楽曲やダンスは俺が考えていたパフォーマンスの使っていない物を再編集したものを使う事になった。
幸い西木野さんも候補として作っていた楽曲を渡してくれたおかげでハロウィンイベントに参加する条件は全て整った。後は運営に申請を出して当日まで待つだけだ。
夕方ごろには申請が終わり、ミューズがハロウィンイベントに参加するという話はツイッターで広まりコメントも多くなってきた。
ラブライブ予選前のパフォーマンスに期待をしてくれる人も沢山いる事に少しありがたさを感じている。
ちなみにライブ運営者から俺を雑誌で見たからぜひ話を聞きたいと言ってくれた。俺はライブ前にトークに混じる事になる。
その時に何を話すかはまだ考えてないけどその時は俺のラブライブに対する意気込みをここで語ろうかなと思っている。
今回は俺もパフォーマンスに混じる事になってるのはまだ明かしていない。
そしてスマホを消し、眠りについた。
そして2日後……
当日現場にて
「皆仮装して楽しそうだな、これは盛り上がるぞ」
すると高坂さんが大量のお菓子の袋を持って俺の所へやってきた。
「その大量のお菓子どうしたんだよ」
「近くのテントで配ってたから貰ってきたんだ、掴み放題だから気合入っちゃって」
「お菓子の食べ過ぎはライブ前の毒だぞ」
「大丈夫だよ、食べても7個か8個だから」
「十分食べすぎだよ」
そう言いつつコーヒーを飲み干した。
「そろそろ仕事だ、俺はライブの方へ行くから後で見に来てくれ」
「うん、頑張ってね」
ライブステージ
ステージのお姉さん「ハッピーハロウィーン!今日はこのライブステージに来てくれてありがとう、これから前半はライブトーク。ラブライブで第2位の実力で本戦に出場することになったミューズの演技監督、心咲護さんに今回は来ていただきました。」
「皆さんこんにちは、心咲護です。、今日はよろしくお願いします。」
「それでは心咲さんに3つの質問をします。まず一つはラブライブ本戦に向けての意気込みや本音を教えてください。」
「はい、スクールアイドルをやろうと思ったのは高坂穂乃果さんのお願いから始まったんです。音ノ木坂の名前を残そうと頑張った結果が今の俺たちだと思います、だからここまで来たのなら全力でやろうと思ってます。皆の声援に答えられるように俺も頑張りたいと思う、どうか応援よろしくお願いします」
「じゃあ二つ目の質問、特技は何ですか?」
「ギターです、バンド部をやってますから」
ここまでは答えられたがラストの質問がまずかった、それは……
「3つ目の質問です、心咲さんの恋愛事情について少し教えてください」
その瞬間俺の頭が暴発した、容赦なく聞いてくる恋バナに顔が赤くなる。
「れ……恋愛事情って、俺好きな人いる訳じゃなくて……」
「もしかして、恋愛に弱い感じですか、ピュアですね~」
「すみません答えられなくて」
その後も様々なライブが続き俺たちの番が回ってきた。そして……
「派手に舞おうか」
指を天に掲げて鳴らすと同時に曲が始まる。
ちなみに今回は俺が全歌詞を歌う事になった。
いつもとは違うスタンスのライブに歓喜の声が上がった。その後……
「ハッピーハロウィーン!!」
ライブ終了後、西木野さんの自宅にてパーティーを行った。
近くのコンビニのハロウィンスイーツを楽しみつつ俺はスマホのツイッターを見ていた。
今回の演技を見てくれた人のコメントに少しニヤリとしながら返信した。
しゅみタロス「だがこの時心咲はまだ知らなかった、この後起きる事件をw
どうもありがとうございました。」