生きたければ飯を食え   作:混沌の魔法使い

112 / 237
下拵え 悲劇(笑)

下拵え 悲劇(笑)

 

 

カワサキさんがレイナースの呪いを解いている間。俺はパンドラがピックアップしてくれた装備を、帝国と王国に譲り渡し、この世界で使える外貨を手に入れる為に行動していた。装備のランクは遺産級(レガシー)と聖遺物級(レリック)の2種類、そしてその大半がPVPで奪い取った物であり、純粋なナザリックの装備とは程遠い、性能もレア度もさほど高くないアイテムだったのだが……

 

「アインズよ、このような装備に値段をつけろというのか……中々酷な事を言う」

 

「うむ……それこそ国庫を開けなければ値段など到底つけられぬ」

 

計算外だったのは遺産級、聖遺物級でも強力でとても買い取ることが出来ないと言う事だった

 

「ふーむ、素晴らしい。武器に魔法の力を宿らせた上で、金属はオリハルコン……値段など到底つけられまいて」

 

さほど強力ではないと考え、パンドラが選んでくれたのだが……やはりこの世界のレベルではもう少しレベルを下げるべきだったのかもしれない

 

「……ゴウン殿、買うのではなく、貸し出しと言う形では無理だろうか?」

 

「私はどちらでも構いませんが……安く譲り渡してもいいのですよ?」

 

そもそも俺やカワサキさんが使うアイテムでもないので、ある程度の値段ならばそれで良いのだが、逆に渋い顔をされる

 

 

「そこまでされると逆に怖い物なのだよ。私は貸し出しで良い」

 

「私もだ、借りる期間と値段は白金貨か、それとも金貨か……」

 

ちょっとこれは計算外だが、レンタルならばまた手元に戻ってくるから再び貸し出すと言う事も出来る。本当に売り渡しても良いのだが……ランポッサ三世とジルクニフ皇帝がレンタルで良いと言うのなら無理に売るという話しもしなくもいいだろう

 

(いや、もしかするとこの事態はパンドラも計算していたかもしれないな)

 

計算した上で遺産級、聖遺物級でアイテムを選んだのかもしれない。用意しておいた鎧や剣、それに装備するアクセサリーなどで間違いなくこの世界で活動するための軍資金は十分に確保できるだろう……まだまだ竜王国に出発する前の下準備も終わっていないが、1番の課題であった資金問題が解決しただけでも俺達にとっては大きな進歩だろう

 

「アインズよ。金が欲しいと言うのなら帝国の闘技場に参加してみるか?」

 

「闘技場……ですか?」

 

行き成り闘技場に参加してみるか?と言われ、思わず尋ね返す。俺の言葉を聞いたジルクニフ皇帝は満足そうに頷きながら話を続ける

 

「うむ。モンスターと戦うか、それとも冒険者やワーカーと戦い賭けをするのだが、その掛け金だけも相当な儲けになるぞ」

 

なるほど、それも確かに1つの手段かもしれない。特に冒険者やワーカーと戦い武技などを間近で見るのも良い機会かもしれない

 

「アインズが出なくともお前の配下のモンスターなどが参加すると言うのも1つの手だ。無理にとは言わない、少し考えてみておいてくれ」

 

「ええ、判りました。カワサキさんと良く話し合ってお返事させていただきと思います」

 

アイテムを譲り渡すのも闘技場に参加するのも1つの外貨稼ぎとしては十分だろう。無論アルベドやデミウルゴスの反対があるかもしれないから、すぐ返事を返すことは出来ないが……外貨稼ぎではなく、この世界の戦士のレベルを知るという目的で考えればこの上ない良策かもしれない

 

(……何が起きるか判らないしな)

 

法国の影に何かがいるのは判っている。ニグン、リリオット、クレマンティーヌ、そしてカイレやカジット……その全てが法国と関係している。いや、俺達が気付いていないだけで、王国や帝国にも同じような……いや、気付かずに思考誘導されていた可能性もある

 

(ここからが正念場か)

 

帝国と王国の合併……それはこの世界で暗躍している黒幕にとっては面白くない事態だろう。今までは静観……いや、取るに足らないとナザリックを見下していたか、それとも自分の敵として立つ資格があると判断するまで動かなかった可能性もあるが……俺もカワサキさんも結構派手に動いて来ている。アルベド達もそろそろ本格的に相手が動き出してくると予測している以上、可能な限りの備え、そしてナザリックのシモベ達だけではなく帝国や王国の戦力も強化し、少しでも自分達に発生するであろうリスクを極限まで下げる必要がある。

 

「ゴウン殿、不躾な願いと言うことは重々承知している。だが、国王としてゴウン殿に頼みがある」

 

その真剣な表情にただ事ではないと悟る。しかし、ジルクニフ皇帝がいると言うのに……そんな話を切り出してくるとは、相当追詰められているのか、それとも断りにくい状況と言う事でその話を切り出してきたのか……なんにせよ、王国にとっての正念場と言うのは明らかだろう

 

「王国は今まで魔法詠唱者を軽視してきたが、これからは魔法詠唱者の力も必要になるだろう。

それに伴い、卓越した魔法詠唱者であるゴウン殿に恥を承知で頼みたい。王国に魔法詠唱者の育成施設を作るのに協力して欲しい」

 

「それは良いアイデアじゃ!ジル、帝国もこの話に乗るべきだ」

 

俺が返事を返す前に叫ぶフールーダ。その目は危ういとも取れる光に染められていて、ジルクニフ皇帝が呆れたように溜め息を吐いている

 

「どうだろうか、ゴウン殿。やはり難しいだろうか?」

 

帝国と王国の同盟に合わせての大きな事業として、帝国と王国で魔法詠唱者の育成学校を作ると言うのは時代の転換期としては十分にありだろう。教師としては、魔法詠唱者のスキルを持つシモベを何体か派遣すれば何の問題も無い。それに帝国と王国の戦力の底上げと言う目的も果たす事が出来る……それにそれ相応の謝礼も出るとなれば断る理由は無いだろう

 

「良いでしょう、やりましょう」

 

俺は其処まで深く考えずにやりましょうと返事を返したのだが、この軽返事が俺を絶望の底に突き落とすことになる事を俺は予想だにもしなかったのである……

 

 

 

 

正直に言うと私はランポッサの申し出に余計な事をと思った。帝国と王国の共同事業は何かやるべきだとは思っていたが、まさかよりによって魔法詠唱者の育成を考えているとは……

 

(いや、これは当然の事か?)

 

元々王国は魔法詠唱者は軽視する傾向にあった。まぁ、その割に兵士が強いかと言うとそうではないのだが……その分冒険者の質は紛れも無く帝国よりも上だろう。それは認めざるを得ないが……王国の戦力として数えることが出来ないのが現実。しかしそこで魔法詠唱者の育成を大々的に初め、帝国の育成のノウハウを手にして更にそれを王国で大きくする……

 

(強かになったな、やりにくい)

 

王気に満ちたランポッサは今までの逃げ腰の政策ではなく、本気で王国を変えようとする手を打ってくる。そして帝国までも利用しようとするのは……面白くなってきた。1つの国に2人の王……帝国が王国に飲まれるか、それとも王国が帝国に飲まれるか……今は同盟、和平、そして最終的には合併にまでいたるだろう……大きな時代の転換期だが、それが帝国が消えるという流れならば私もそれに抗うつもりだ。いや……もしくは

 

(帝国と王国の間に1つの街を作り、そこを中心に政を行う……と言うのもありか)

 

近くはあるが、それでも国境や領土の問題もある。一番確実なのは、帝国と王国の間に街を1つ作ると言う物かも知れんな

 

「それでな、アインズ。是非、お前の魔力を1度見せて欲しいのじゃ」

 

「む、むう……そうですか、確かにそれは必要かもしれないですね」

 

爺のタレントでも見通せないと言うアインズの魔力か……確かにそれは私も興味がある。アインズ達の話を全て信じるのならば、アインズはそれこそ神話に語られる魔法詠唱者……その実力はぜひとも私も見て見たい

 

「余り返事に歯切れがよくないようですが……やはりご都合が悪いのでしょうか?」

 

「ああ、いえ、そういう訳ではないですよ。戦士長殿……以前カワサキさんの魔力を見て当たった魔法詠唱者を見ているので……大丈夫だろうかと言う不安があるのです」

 

カワサキも魔力を持っているのか……いや、それはありえない話ではないか。料理に様々な能力を付与し、食べた相手に効果を与えるのだ。魔法詠唱者としての力は紛れも無く高いだろう……そんなカワサキよりも優れた魔法詠唱者となると確かにその魔力を見て、爺が調子を崩すかも知れないと言う懸念はある

 

「魔力を見る……もしやアルシェですかな?」

 

「ご存知なのですか?」

 

「ええ、弟子として目を掛けていたのですよ」

 

世間は狭いな……爺の知り合いがカワサキの魔力を見ていたのか……しかしアルシェ……アルシェか……

 

「アインズ、何故アルシェを知っているのだ?帝国でモンスターが現れた時行方不明になったはずだが」

 

多少見所があるワーカーとしてフォーサイトは知っていたが、行方不明になったと聞いて死んだ物と考えていたのだが……何故アインズが知っているのかと思い尋ねる

 

「カルネ村の近くで負傷している所を見つけましてね。今はカルネ村で生活していますよ」

 

嘘ではないか、喰われる寸前に逃げたか。吸い込まれかけて木に叩きつけられて負傷したか……どちらにせよ、話の中に大した矛盾はないのでその話を信じることにする。

 

「ワシはアルシェよりも魔法詠唱者としての力は上だから何の心配もない、なにとぞその魔力をワシに」

 

「そこまで言うのならば……」

 

アインズはそう言うと腕に嵌めていた腕輪を外した、そしてその瞬間身体が急に重くなったように感じた……

 

(魔力を見ることは出来んが、これほどとは)

 

今まで感じていた威圧感や、プレッシャーが桁違いに跳ね上がっている。アインズが意図的に押さえていた魔力が開放されたのが理由なのは明らかだ、だがまさか呼吸をするのが辛いと思うほどとは……

 

「これくらいで良いでしょう、大丈夫ですか?」

 

再び腕輪が嵌められると威圧感は霧散したが、それでも凄まじい迫力だった。攻撃したわけではない、魔法を唱えたわけでもない。ただそこに座っているだけでこれほどまでとは……爺がショック死してないか心配になって……横を向いて、爺の心配をするんじゃなかったと後悔した。

 

「あ、貴方こそ!真の魔法詠唱者だ!ワシを!ワシを弟子にしてくれええ!!」

 

「ぬおっ!?」

 

椅子に座っていた爺が飛び跳ねるようにアインズの腕を掴んで叫ぶ、その姿を見てやっぱり恐れていた通りの結果になってしまったと悟った。

 

「爺!やめないか!」

 

「いいや、止めん!やめんぞ!!ワシが求め続けていたワシよりも優れた魔法詠唱者!それを見つけた今ワシは止まらない!」

 

止まれ!と心で思うだけではなく、口にして叫ぶ。恐れていたことが現実になった訳だが、本当にこれは不味いかもしれない

 

「なんでもする!アインズ殿!いや!アインズ様!ワシに魔法の深淵を!!その英知を見せてくだされえ!!」

 

「ちょっ!止めろ!!これを何とかしてくれ!」

 

アインズの悲鳴に返事を返すよりも先に椅子から立ち上がり、ガゼフと共に爺をアインズから引き離す。だが興奮しているのか、2人がかりでも引き離せない、こんな枯れ木のような細い腕なのに信じられない力だ。

 

「靴でも何でも舐めるからワシを弟子にしてくれえッ!」

 

「やめてくれ!にじり寄ってくるな、あーっ!!!!」

 

狂気に満ちた表情の爺にアインズが悲鳴をあげる。だがそれを責める事は出来ない、あんな顔を見れば誰だって悲鳴をあげる筈だ。

 

「何故止める!」

 

「止めるに決まっているだろう!暴走しないと約束しただろう?」

 

「無理だ!」

 

即答するな!魔法を極めたいと言う欲求があったのは知っている、だがそれにしてもここまで暴走するなんて想定外だ。何度も落ち着けと声を掛け、やっと落ち着いたのか爺はやっと椅子に再び腰を下ろしたが、その目はギラギラと光っている。何時また暴走するか不安でしょうがないな……

 

「アインズ殿、まさかこのようなことになろうとは……」

 

「いえ、こんな事は誰にも想像など出来ませんよ。私も容易に返事を返したのが悪かったのでしょうし」

 

これで不敬とかいうことでアインズのシモベがこの部屋に入ってこなくて良かった……心底安堵していると扉が外からノックされ、再び緊張感が広がる

 

「アインズさん、入るけど良いかい?」

 

「ああ、カワサキさんですね、どうぞ」

 

アインズの了承の言葉と共に扉が開き、カワサキとレイナースが部屋の中に入ってくる……だが今まで顔の右半分を隠していた前髪が上げられ、絶世の美女と言うべき姿のレイナースに正直驚いた。髪を上げているだけでこうも印象が変わるとは……想像もしなかったな。

 

「呪いは解けたんですね」

 

「ああ、結構苦戦したけどな。それで今どんな話なんだ?」

 

アインズの隣に腰掛けるカワサキ。今まではちょっとした話し合い、カワサキが来た今が会議の本番である。私は爺の失態をどう取り返すかを考え、泣いていたのか目が真っ赤のレイナースを会話の切っ掛けにすることを決めたのだった……

 

 

 

 

ジルクニフの話の切っ掛けはやはり、レイナースの事だった。ただ呪いは解けたが、その代わりいくつかの問題も新たに浮上した。非常に言いにくいが、俺はそれを言わなければならない

 

「……弱体化?」

 

「ああ、弱体化だ。どうも呪いで身体能力が上がっていたらしくてなあ」

 

顔が醜くなるという欠点?まぁ、欠点だな。それこそあるが、あの呪いはどちらかと言うと祝福に分類される物だったらしい、闇属性か、邪悪属性の祝福だから恐らく死んだら人外に転生するとかそんな感じだとは思うが……

 

「ふむ、では今のレイナースに帝国四騎士としての実力は……」

 

「申し訳ないが無いな……また1から鍛えなおしになる」

 

呪いを解いて弱体化なんて考えてもいなかったので、これは俺にとっては相当なイレギュラーだ

 

「ふむ。ではレイナースが今後どうするかは後々聞くことにしよう。レイナースもそれでいいな?」

 

「はい、それでお願いします」

 

まさかの事態にショックを受けているようだが、呪いは解けた。そこだけはレイナースも納得してくれているのでいいか……問題は失ったレベルだけど……最悪強欲と無欲に溜め込んでいる経験値を……経験値を?ここまで思ったところでふと思ったのだ。この世界の経験値ってどうなっているのだろうか?と

 

(あれ?この世界でも経験値とか使えるのかな?)

 

可能なら強欲と無欲で高速レベリングが出来るが……これも要検証かもしれないな。

 

「申し訳ない、ジルクニフ」

 

「いや、気にする事は無い。レイナースの望んだことだ、その代わりに帝国四騎士が三騎士になってしまったが元よりそういう約束だ。気にする事は無い」

 

気にする事は無いといっているが、これは間違いなく交渉の時のあれだ。こちらの非をじんわりとついて、断りにくい状況を作り出すあれだ。

 

「……お詫びと言っては何だが、魔法学校については全力を尽くさせて貰おう。帝国と王国の更なる発展の為に」

 

かなり苦しいかもしれない条件を飲まされたかもしれないモモンガさんに心の中で手を合わせて謝罪する。こんなことならばもっと早く合流すればよかった……でもなあ、泣いてる奴をその場においておけないし……本当にモモンガさんには悪い事をしてしまったと思う

 

「もう少し話を纏めたいが、何時までも国を空けるわけにはいかない」

 

「また後日時間を見て話をしよう」

 

俺が来たときは話は殆ど終わりに向かっていたようで、少し話をしただけで戻ってしまった。だがモモンガさんが頭を抱えて呻いているところを見ると相当不味い事になっているのだろう。特に少し話を聞いただけだが、魔法学校を作るとか……帝国と王国の和平事業だと思うが……中々難しい事を引き受けることになってしまったようだ。

 

「と、とりあえず、王国と帝国からの魔法学校さえ終わってしまえば、後は準備を整えて竜王国に……カワサキさん。なんですか、その小さい挙手は」

 

「……極上に悪い話があります」

 

意見をするには挙手がギルドのルールなので、それに乗っ取っただけである。ただし、今から言うのは提案ではなく、殆ど決定事項なのだが……

 

「ツアーとリグリットが話をしたいそうです」

 

「……ちなみになんでそうなりました?」

 

「帝国と王国の和平なんて何を考えているって事らしいわ」

 

深く、深く溜め息を吐いたモモンガさんは急に立ち上がり、出口へ向かう。その背中に何をするつもりかと問いかける

 

「魔法学校とかの事は全部アルベド達に丸投げしてきます。俺達はツアー達に集中しましょう」

 

丸投げと言うか、これは完全に適材適所だろう。学が無い2人だからな、ランポッサ国王とジルクニフ皇帝を納得させるのは多分俺達だけでは無理で、これ以上不利な条件を飲む前に知恵者3人に何か良いアイデアを出して貰うとしよう

 

「でも元に戻ってるんだろ?大丈夫か?」

 

「……パンドラに全てを託します」

 

性格が戻っているアルベドの存在が非常に不安だが、パンドラが上手く纏めてくれる事を祈ろう。

 

「で。俺達は?」

 

「……会食しましょう、それしか思いつかない」

 

「了解、腕を振るわせて貰うよ」

 

話が簡単に進むと思っていたんだが……余りに面倒なことが重なるなあ、本当に……エ・ランテルで料理だけをしていたときのほうが楽しかったと思う

 

「じゃ、これよろしく」

 

ツアー達と連絡するマジックアイテムを渡すと露骨に嫌そうな顔をするモモンガさん。気持ちは判る、俺も嫌だしな。だけど、これはモモンガさんに頼むしかないので我慢して貰うしかない

 

「……カワサキさんじゃないんですか?」

 

「いや、俺そういうのとか無理だし、適材適所って言うじゃないか」

 

と言うか、俺に政治的な話は無理だからと言うと魂が抜け落ちるんじゃないかと思うほどの大きな溜め息を吐いた後。俺の差し出したアイテムを受け取り

 

「海鮮系でお願いします」

 

「了解」

 

会食のメニューのリクエストを口にして出て行くモモンガさんを見送り、俺は椅子の上に腰掛ける。なんかここ数日で一番疲れたかもしれないな……でもまだ疲れるイベントは山ほど残っているわけで……

 

「少しミスったかもなぁ」

 

帝国と王国の和平に舵きりさせるのは少し早かったかもしれない。今更言い出してもしょうがないが、俺はそう思わずには居られないのだった……

 

 

メニュー78 会食準備(ナザリック)へ続く

 

 




はい、えーっと石を投げないでください、お願いしますから。本当に石とか、コメントに困る感想とか止めて下さいね?本当お願いしますシナリオが続き、料理が思うように書けず迷走しております。早く竜王国に入りたいんですけど、それも難しいというジレンマ……シナリオを混ざる形式にしたのは失敗だったのかと今更ながら後悔しておりますが、頑張ってエタラズに書いていこうと思います。次回は料理回と、ナザリックでの話、ツアー達の話を書いて竜王国に入りたいと思います。それでは次回の更新もどうかよろしくお願いします

やはりカワサキさんがオラリオにいるのは……

  • 間違っている
  • 間違っていない

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。