フェバル~全知無能のイモータル~   作:華村天稀

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前回のあらすじ:
アスカの魔法チートが炸裂!
アスカは新技術【漢字魔法(カンジ・マジック)】を生み出した!
アスカ「ちょっと待ってその名前初耳なんだけど!?」



0x08.はじめてのおつかい(一人で行くとは言っていない)

 魔法を覚えたということで、渡された杖はそのまま持ってていいと言われてホクホクした。他の人と違って私は杖がなければ絶対に魔法を使えないので、これは素直にありがたい。私がフェバルだから、というより【(ばん)()】の能力で変わったことができることに期待しているようなので、頑張って技術を磨くことで期待に応えようとも思う。

 あと紋章というのは目的に対応した形を書くわけだけど、私の場合は表意文字をそのまま紋章にできるようだ。つまりやりたいことに対応する漢字を書けばいい。これは凄く便利。漢字は千以上も覚えているので改めて紋章を覚える必要なし。素晴らしき(かな)、日本の国語教育。

 

 で早速魔法の実践訓練(オンジョブトレーニング)だということで、夕方の料理前に調理場を整える仕事の手伝いに駆り出された。調理用の火を(おこ)す火炎紋と、食べ物などをかざして病魔を払う(と言われてるが実態は殺菌消毒している)病魔払い紋を必要数だけ書き込むお仕事。なのだけどどちらも三時間は持続しないといけないし、火炎紋は使用者がある程度火力調節可能にしないといけない。術者が、ではない。使用者が。ここ重要。難しそうデスネ。

 最初に近場の病魔払い紋を担当する。今回書く文字は当然《殺菌》だ……が、二文字のせいか魔法紋章として書こうとしてもうまくいかない。ならハンコみたいに二文字を円ひとつくらいの範囲に納めればいいだろうか、ついでに(てん)(しょ)(たい)風にしてしまえば紋章らしさアップ……しないなぁ。外枠ないのにハンコにしか見えない。【印章魔法(ハンコ・マジック)】? うん、なんかダサい。PON!と押して書けるようなお手軽でもないんだし、その名前はヤだ。デザインはそのうち改善しよう。

 とりあえず今は仕方なくハンコ文字を書く。書けた。光った、成功。

 次は火炎紋。何て書けばいいんだろう……《(コン)()》でいいか。さっきと同様に書いて……火がついた! で、これ火力調節できるの? 要件では術者()()が調節できないといけない。調理器具を火にかざしてる人が念じて、念じたとおりに火力が増減すれば成功なんだけど。

 というわけで適当な料理班の人を捕まえて試してもらった。

 

「やってみるわね……あれ、火が消えた」

「うそん!?」

 

 でも紋は消えていない、うっすら光っている。発動中で効果のある紋章は光って見える、ということはコイツはまだ生きているはず。

 もしかして、《(コン)()》って書いたから日本の家庭用コンロみたいに消火状態から着火できるのかも? 他の人がイメージする火炎紋と若干違うのができちゃった?

 

「あ、火がついた」

「おお、やっぱり」

 

 思ったとおりでした。もしかしたら既存よりも安全で便利なものができたかもしれない。消火中は魔力の消費が抑えられるのならなおさらいい。

 

「でも最大火力がちょっと弱いわね」

「……今後の改善点にさせてください」

 

 

 

 あと、是非にやっておきたいことがある。はい足元に注目。靴です。

 私が地球から身に着けて持って来れたものは、カバンとその中身は途中で失くし、服のほとんどはこの集落に着くまでにボロボロになってしまい、奇跡的に損傷少なめで済んでいるこのスニーカー(と靴下)しか残っていない。まぁデザインは原形とどめてないし、ついさっき靴底はがれちゃったのでいよいよコイツもやばたにえん。

 しかしこの靴がなくなると代わりに集落から調達できるのって(わら)草履(ぞうり)っぽい何かになる。少しばかり散歩するとかの程度だったらそれでもいいけど、日常的に履いて自由自在に動き回ろうと思ったらなんとも頼りない。戦闘とかどう考えても無理茶漬け。

 そもそもここの人は足の裏の皮が分厚いのか素足も多い、特に戦士はそう。幼少からそうであれば慣れでどうとでもなるのだろう、だけど私の足はそれに耐えれるわけがない。

 集落には靴の文化がなく、ゴムもない。この靴を失えば代わりの獲得は困難。だったらコイツを大事にするしかない、てか修理したい。

 そう、それができる。魔法ならね。

 

 というわけで、私のほうから「今日はやることがあるので訓練お休みします」ってカリムさんに伝える。訓練するようになって以来、休みを申し出るのは初めてだったけど、日本の有給取るのと違って「了解した」の一言であっさり受領。

 さて、靴を修理するための紋章を書く。剥がれた靴底を《接着》し、ボロボロの周囲を《修復》すればいいのかな。魔法の、というより《杖》の扱いにも慣れたもので結構スラスラと書けるようになった、しかし紋章1つでは少し直る、あるいは少しの部位だけ接着して終わってしまう。《殺菌》と《(コン)()》よりも時間をかけずに書いてるから魔力が弱いのかもしれないけど、それにしたってしょぼくね?

 こうなったら人海戦術、って私ひとりしかいないよ。じゃあえっと、下手な鉄砲数撃ちゃ当たる、って『書いた紋章がほとんど命中しない』なんてわけじゃないからね。紋章1つあたりの効果が小さいだけだ。なのでとにかく数で勝負。いっぱい書きます。《修復》《接着》《修復》《接着》《洗浄》《殺菌》《脱臭》《抗菌》《修復》《接着》《縫製》《修復》《接着》《索敵》《洗浄》《殺菌》《抗菌》《撥水》……

 

 結果、作業前と外観はあまり変わってないボロ具合、しかし頑丈に生まれ変わった靴と靴下ができました。消臭と抗菌加工もしっかり行い清潔です。見た目ぼろいのは別にいい、私は見た目なんて重視しません。重視したところで私自身が(ry

 でもその作業にほぼ丸一日かけた上に《杖》の魔力を完全に使い切ってしまった模様。まづい今何か頼まれてしまったら

 

「アスカちゃん、今晩も調理場頼めるかしら?」

「え゛!? あ、ごめんなさい今《杖》の魔力使い切っちゃってて」

「……何やってるのよあなたは」

 

 本当にすっからかんにしてしまうと、回復に時間がかかってしまうらしい。軽く怒られました。

 そんでもって別の《杖》握らされた上に担当めっちゃ増やされました。全体の半分も私がやるってどんだけー。

 まぁ魔法使うの楽しいから別にいいんですけども。

 

 

 

 といった感じに魔法の実践が楽しいので、どうにも剣の訓練のほうが身に入らなくなってしまって困る。むーむー。

 それで、わずかとはいえ気分が逸れていたら、カリムさんとの稽古中に隙を突かれて負けてしまった。初決着かつ初敗北。

 

「いたたた」

「ぃよし!」

「よし、ってあなた戦士でしょうに。素人に勝ったくらいで喜びすぎじゃないですかね」

 

 強敵にようやく打ち勝ったみたいにマジで喜んじゃってるカリムさん。んな大げさな。

 しかも寸止めしてくれなくて思いっきり打ち付けられたし。痛い。なんていうか大人気なくないですかね?

 

「思うに、アスカはもう戦士を名乗ってもいいと思うぞ。見習いの技量では到底ない」

「子供の頃から鍛えてたわけでもなしに、一月弱でド素人が戦士になるってお手軽すぎませんか?」

「そこは、才能と努力が並外れて優れていた、と俺は思っているが」

 

 うーん。【万智】による補正が才能とすると、ちょっとくらい痛かったりだるかったりしても訓練をやめないのが努力……言われてみれば納得できなくもないけど。

 

「経験は無いと言っていたな? にもかかわらずあれだけ綺麗に剣を振って見せる才能と、それを日が沈むまで繰り返し続ける努力は凄まじいと思うぞ。長だって幼少の頃それほどであったかどうか」

「いやぁ、才能はまぁともかくとして、私の努力ってそんなに凄いですかね? 誰だってやる気があればあれくらい頑張れるでしょう?」

「例えばだ。チカバルは将来、戦士になるのが夢だそうだ。ある意味でおまえと同じだな」

 

 私は正確には戦士になりたいのではなく、戦士が持つサバイバル技能を会得したかったのだが、結果として戦士として認められるわけだから同じようなもの、なのかな?

 

「そんなチカバルだが、おまえが一日素振りに費やしたあの日、その素振りを目の当たりにしても、あいつはおまえの半分も剣を振れなかった。あいつのほうがおまえより鍛えていて体力があったにも関わらず、な」

「いやチカバル君はまだ子供じゃないですか。成長期に無理するのはダメですよ」

「おまえより鍛えていて体力があると言っただろう。子供であるなど関係ない」

 

 そういうものだろうか。

 確かに、平和な日本で(日本人にしかわからない類の苦労はそれなりにしてきたものの超世界的には)ぬくぬく育ってきた私は、十歳以上も年下のチカバル君にも敵わない点は数多い。であれば私が彼を子ども扱いするのは間違ってるのかもしれないけど。

 

「俺もな。今ならまだしも、鍛えはじめた頃合に、さて素振りを九千回やれなどと言われて、果たしてやりきることができたかと言われると、無理だったろうなと思うのだ」

「カリムさんでも、ですか?」

「それくらい、おまえの努力は異常で目立つ。何故そんなに続けられるのか、と。それがフェバルというものなのか?」

 

 そんなこと言われてもなぁ。これは自分としてはあんまり変わってると思ってなかったのだけど。

 

「……あー、あれですかね」

「何だ?」

「私にとっては、生理の苦痛と比べれば、たいていの痛みや疲労は些事です」

「それは……俺には永久に理解できそうもないな」

 

 できれば参考にしたかったが残念だ、そう言ってカリムさんは苦笑していた。

 

 

 

 そんなことを語った次の日。私は何故かカリムさんとタンデムで走ることになった。何に乗ってるんだって? 馬だよ。

 取引のために隣の町まで行くらしいんだけど、私に馬に乗れるか聞いてきて、乗れないと答えたらこうなりました。実を言うと乗馬の経験はないんで、出発時はちょっとわくわくしてた。今は痛いし疲れてる。

 まぁそれ以前に、何で私を連れて行く必要があるのかがよくわからない。

 

「変わったものを履いているのだな」

「え、今更? 初めて会ったときからこれですよ?」

 

 もっと見られるものと思ってたんだけど。オシャレは足元から、って言葉は何処行った? いや履く文化がないからこんなもんなの?

 なお私がオシャレだとは言っていない、むしろ(ry

 

「これでも女の子ですからね、足はしっかり護らないと、痛くて動けなくなっちゃいますよ」

「……女の子?」

「そこにつっかかりやがりますかコノヤロウ」

「いや、戦士が自らに『子』などとつけて自らを庇護対象であるかのように言うのは甘えでは?」

「ぐう正論」

 

 逆に男『の子』とは言わないのはそういうことでしょうね。まぁ普段このへんはあんまり意識しないことだけどさ。

 そもそも今回は女の子とか実は関係ない。種族差です。現代っ子に屋外素足は無理ってだけ。

 

「で、今日の用事にいくつか疑問があるんですが」

「わかる範囲でなら俺が答えるが」

「お願いします。まずですね、馬ってこう最初はちょっとわくわくしましたけど、ずっと乗馬というのは疲れます。馬車とかないんですか?」

「馬車とは何だ?」

「そこから!?」

 

 馬車もないのかこの世界。次に作るもの決定。……って言いたいけど集落付近は草原か荒野ばっかりで木が少なめだから、馬車を作るほどの木材どう調達しよう。村長、ここは森行きでどうすか?

 森ガール明日香ちゃん爆誕よ……ないわー。そもそも伐採しに行くつもりなので森ガールと呼んでしまっていいのかどうか。どちらかというと森アンチかもしれない。さてはアンチだなおめー。

 

「馬車をご存じないならいずれ作って見せるとして、次。今ドコに向かってるんです?」

「海のほうの村に向かっていると聞いた」

「村の名前は?」

「知らん」

 

 それでいいのか新米戦士? もうちょっと自分の仕事について情報収集しようよ。

 

「長が言わないということは、俺が知る必要がないか、その村に名前がないかのどちらかだろう」

「村に名前がないなんて、あるんですかね?」

「外と交流の少ない村にはそういうこともあるぞ。珍しいものだと『掟により名付けは禁止されている』なんていうのもある」

「うわぁ……」

 

 名付けって知識を整理するうえでは根幹的な行為なんだけど。その村はもしかしたら【万智】と相性が劣悪なのではなかろうか。

 

「次。これ私がついてくる必要あったんですか?」

「俺にはわからんな。ただ長が言うには、おまえが原因なのだから連れて行くという話だ」

「私が原因?」

 

 ちょっと何言ってんのかわからないです……って言いたいけど、思い当たる節がないでもない。

 塩、胡麻、布。胡椒、醤油、生姜、大蒜(ニンニク)、木材、ゴム。

 私が消費量を増やした食材・素材と、私が欲しいと言ったが今はまだ見つかっていない食材・素材がこれだけある。

 このなかで、海で採れるといえば塩。出汁(ダシ)用の昆布もあるかもしれない。もしかしたら醤油もあるとうれしいな。

 

 あ、ちなみにラハール族の集落の特産品は最高級兎肉(アルミラージ)のジャーキーだそうです。冷蔵庫とかないから生肉を取引に使うのは無理だけど、保存食にすることでガンガン周囲と取引できる。この製造のために塩が必要で、だけど塩を自家生産することができないので、塩取引はある意味で集落の生命線になっている。

 とはいえ、農作物と違って手間隙かけて育成する必要がなく、外をちょっと歩くだけでわんさか獲物が出てくる(カリムさん談)し不作の年があったりもしないらしく()(だか)の心配が不要、と色々イージーモードじゃないのかこれ。

 ところが実はアルミラージでさえ狩るのは結構大変で、他の村だと対応できる戦士や狩人が少なく防衛が大変なので普通にモンスター扱いらしい。さらに言えばラハール続は他村の要請で戦士を派遣するようなこともやってるらしく、結果としてラハール族が周囲に対してちょっとしたリーダーみたいな立場にあるようだ。

 あとラハール族でもアルミラージが入れ食いで捕まえられるのはカリムさんだけらしい。他の人は倒すのは楽勝でも一日頑張って五匹見つかれば多いほうな一方、カリムさんの一日あたり猟果は三十匹以上に及んだこともある。それって何か特殊能力でもあるんだろうか。あと留守番させておかないと村が食糧難になったりせんの? 大丈夫?

 

「誰かさんのせいで消費が増えていて、放っておくと遠からずジャーキーを作れなくなる」

「ちょ、毎晩毎晩兎刺し欲しがって()()(しお)ダレ消費するのはあなたがたのほうじゃないですか!」

「それではなくて、焼肉に塩を振る味付けを安易に普及させたことが問題だと言っている」

「言い訳できない!?」

 

 あー、うん。みんなの前で美味しそうにしすぎたせいで、すっかり濃い味が流行ってしまい。兎刺しの消費量なんかめじゃない塩需要を叩き出してしまっている。

 カトラさんにもその件で絞られました……今度は胡椒が欲しい。

 

「懲りてなさそうな顔をしているな」

「ソ、ソンナコトハナイワヨ?」

 

 胡椒は集落近辺の気候でも育つけど、もっと暖かくて湿度の高いところのほうが育ちやすい。今向かってるほうは南で海辺らしいから向いてるかもしれない、だとすると野生の胡椒ないかしら。

 

 

 

 そんな雑談しながら荒野の道なき道を行く事三日。道中二泊ってけっこう長いな! もちろん宿場町みたいな施設はなく、水と食糧が確保できそうな場所でのキャンプだ。

 現代日本だと交通網が発達しており、国土の狭さもあいまってドコに旅行に行くにしても現地はとにかく道中で宿泊する必要がないので、海外に出たことのない私としてはちょっと新鮮だったりする。もっとも最近は普段の生活が七割がたアウトドア風味なので、いつもとそう変わらないという思いもある。

 で私はキャンプ張る手伝いか狩猟か水汲みだと思ってたんだけど、何故かヤスールさん付きにされて狩猟班に水や獲物の場所を教えたり、《焜炉》と《殺菌》と《給水》でマジカルキッチンを展開して料理をしたり、塩が少ないから取引に行くというのに料理に塩を使いすぎて皆が絶賛もとい怒られたり。仕事内容が新入りじゃないような気がする。あれー?

 そんな旅路もようやく終わりが見えてきた。潮の香りがします。けっこう懐かしい。最後にこの香りを味わったのはいつだっけ……あ、マーブル空の孤島のときだ。思い出して一気に鬱。うぐぅ。もうちょっとまともな楽しい記憶を思い出して欲しいよ自分。

 潮の香りがするという事は海が近い。目的地は海の村。つまり目的地はもうすぐだ! テンション上がるぜヒャッホイ!

 なのだけど……

 

「総員止まれ!」

 

 村の姿を見て動揺した皆が、ヤスールさんの指示で馬の足を止めさせた。もちろんカリムさんと私の乗る馬も。

 

 見えてきた村の柵と堀が、かなりの範囲で破壊されていた。

 その向こう側で何本も立ち上る細い煙。何事もなければ火を焚いて何かしているのだと生活臭を感じられたかもしれないが、今はそれを見て不安しか感じない。

 

 何があった?

 

 




(てん)(しょ)(たい)
主に実印などに使われる、何が書いてあるんだかよくわからない感じの書体。

◇《杖》の内臓魔力の回復
《杖》の魔力は放置してても大気中の魔力を吸って徐々に回復するが、水晶部分(エーテリウム)を陽光にあてることでより早く回復する。光合成?
ただし完全に魔力を空にしてしまうと回復により時間がかかってしまう。この場合は放置だけではほとんど回復せず、まず陽光にあてることが必須になると言われている。

◇名無し村は【万智】と相性が劣悪?
これはアスカの勘違い。
名付けというのは人類が万物を知る・管理するために生み出した発明であるが、【万智】の権能は人類の英知の範疇を超えるので、名前がなくても【万智】自体にとっては問題ない。
ただし無名の知識を他人に説明する際には不便や不理解が生ずるかもしれない。

◇焼肉に塩を振る味付けを安易に普及させた
アスカが自己流味付け料理をあんまりにも美味しそうに食べるせいで、興味を持った周囲の人たちも食べてみて虜になってしまい、料理班を派手に巻き込んでの一大味覚革命状態。
アスカに会う前から料理班の働きに感謝していたカリムが、昔の味付けは淡白すぎて美味しく食べられないと明言するくらいである。
その弊害として、今までたいした消費量のなかった各種調味料や、胡麻油などの一部魔法素材が軒並み不足する事態に今陥っている。

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