仮面ライダーダークビルドinスイートプリキュア♪【休載】 作:萊轟@前サルン
いつまで寝ていたのだろう?起きて時計を見ると昼になっていた。奏と響はいないようだ。隣には鹿賀斗が寝ていて俺は鹿賀斗を起こす。
「もうちょい寝かせろよぉ....」
俺は寝言を言う鹿賀斗をほっておきベッドから出て自分の部屋へ帰ろうとした時、机に手紙が置いてあった。
そこには、指示された場所に来ないと大事な白猫を消す。という文が書かれていた。この文を見て俺は察した。
「...アイツら、まさか!」
俺はぐっすり寝ている鹿賀斗無理やり起こし着替えをさせて急いで奏と響の2人が行った場所へ向かう。
その場所へ向かうとハザードトリガーの影響で暴走しているノワール&コブラ男とプリキュアの2人が戦っている。プリキュアの2人はノワールとコブラ男に押されていた。
ガタガタゴットン!
ズッタンズタン!
ガタガタゴットン!
ズッタンズタン!
〔Ready go!(レディーゴー!)
〈ハザードアタック!〉
ノワールは脚からプログレスヴェイパーを出しながら奏と響を思い切り蹴る。蹴り飛ばされた二人は変身が解けその場に倒れこむ。
戦いが終わるとコブラ男は俺たちの方に顔を向け話し出した。
「やっときたか....待ちくたびれたぞ!」
「....奏と響を返せ。」
「返すわけにはいかない。」
コブラ男はそう言いノワールの背中を押しノワールを俺らに仕向ける。俺らはドライバーを取り出し変身する。後で聞いたのだが変身する際に鹿賀斗が俺を見ると俺はいつもより憤りを感じているような顔をしていたらしい。
〔ラビット!タンク!〕
〔ロストマッチ‼︎〕
〔Are you ready?〕
〔鋼のムーンサルト!ラビットタンク!〕
〔イェーイ!〕
〔フェニックスチャージ!〕
〔潰れる、流れる、溢れ出る〕
〈フェニックスインフェニキア‼︎〉
〔ブララァ‼︎〕
俺と鹿賀斗は仮面ライダーへ変身しノワールに向かっていく。暴走しているノワールは俺らの攻撃を受けても微動だにせずにいた。そして、ノワールは俺らに攻撃をする。ノワールの圧倒的な威力のパンチをくらい前と同じように俺らは吹き飛ばされる。そこで、俺は賭けに出る。鹿賀斗と同時に必殺技を放ち2人でノワールを攻撃しようという賭けだ。失敗すれば足を掴まれまた吹き飛ばされる。だが、やらないと奏と響は助けられない。助けるのが優先な俺らは必殺技を放つ。
〔Ready go!(レディーゴー!)〕
〔ボルテックフィニッシュ!〕
〔イェーイ!〕
〔スクラップフィニッシュ!〕
俺とフェニキアのライダーキックはノワールの胸元めがけ一直線。ノワールは腕をクロスさせ必殺技を防ぐ。だが、俺は負けじとドライバーの取っ手を回しフェニキアはレバーを下に倒しさらに威力を高める。耐えられなくなったノワールは俺らの必殺技をくらい変身が解ける。
「私が..負けるなんて...!」
エレンはヒザと腕を地面に着き四つん這い状態になっていた。すると、コブラ男がエレンの元に来て耳打ちしエレンの腹を思い切り蹴飛ばす。
これを見た俺に怒りという感情が芽生える。
「...お前...‼︎」
「こいつは用済みなんだ。もう俺には必要ない。」
コブラ男のこの言葉を聞き俺は完全に怒りの感情をあらわにする。
「仲間は使い捨てじゃねぇんだよ‼︎仲間は一生ものだ‼︎なのに、お前はそれを大事にしようとしない。そんなお前を俺は許さない‼︎」
俺がそう言うと2つの空のボトルにライダーシステムの成分と怒りの成分が溜まっていく。そして、前に作ったハザードトリガーみたいなものが白色に染まっていく。自然と俺の頭の中にこのアイテムの名前と効果が入っていく。このトリガーは「エモーショントリガー」と言い、今できた怒りのフルボトルのような有機物、無機物にも属さない感情のフルボトルにこれを使う事で一時的に感情のフルボトルを有機物に変える事ができるらしい。俺は早速エモーショントリガーを使いダークラビットタンクフルボトルを怒りのフルボトルとライダーシステムのフルボトルに差し替えコブラ男にこう言い放つ。
「さぁ、実験を始めようか‼︎」
to be continued.....