仮面ライダーダークビルドinスイートプリキュア♪【休載】 作:萊轟@前サルン
俺は病室で響を寝かせた後、変身を解いて戦兎に何拍か間を置いてから話しかける。開いた窓の外から聞こえる風の音以外音のしない静かな病室で俺と戦兎の二人は話し始める。
「....なぁ、戦兎」
「...お前は"正義のヒーロー"だ!さっきの戦い、最高だっだぜ!」
窓に寄りかかって下を向いていた戦兎は寄りかかるのをやめて俺の方に顔を向けてそう言う。それを聞いた影兎は嬉しさからか初めて笑みを浮かべる。笑みを浮かべた俺の顔を見た戦兎も心がほのかに温まり微笑みを浮かべる。
「やっと笑顔を見せたな」
戦兎がそう言うが、俺は無意識のうちに笑みを浮かべていた為、自分が笑顔だったことに気づかなかった。感情を失っている俺は笑みを浮かべていて少し柔らかくなっている自分の頰に手を当てながら話をする。
「....これが、笑顔...か。....笑顔とは良いものだな」
「あぁ!笑顔は良いものだぜ!俺は誰かの笑顔を見ると嫌な戦争を一時の間だけ忘れられるんだ...!」
俺が笑顔というものに感動していると戦兎は再び病室の窓に寄り掛かり天井を見上げながらそう言った。
戦兎が話してから少しの静寂が流れる。その静寂の後、戦兎の携帯が鳴り出した。戦兎は携帯の画面を見ながら「万丈...?何のようなんだ?」と小声で呟き、画面の着信ボタンを押して電話に出る。
「どうした?」
戦兎が通話の相手から何を聞いたのかは分からないが「何だと⁉︎」と目を見開いて驚きながら言う。どうやら、表情から察して緊急事態のようだ。
「影兎、急で悪いが俺は東都に戻る!東都のボトルの場所が北都にバレたらしい‼︎」
戦兎はそう言うとこの場を勢いよく走り去っていく。東都には嫌な思い出しかないがこの緊急事態をほっとくわけにはいかず、俺は先に東都へ向かって走り去ってしまった戦兎を追う。戦兎に追いつけそうだったが入り口の付近に来た所でバイクのエンジンの音が聞こえる。戦兎がバイクに乗って走り去っていく様子が見えた。俺も自分のバイクに乗り後を追いかける。
数十分後、東都、北都、西都にかけて高くそびえ立つスカイウォールが見えてきた。この景色だけは俺が東都にいた頃と変わっていない。
その後も、バイクで走って戦兎を追いかけていると戦兎は東都のボトルが保管されていであろう場所にバイクを止める。目の前を見ると加音町で見た黒ミューズがいた。黒ミューズは東都のガーディアンを次々と倒していく。この様子を見た俺はドライバーを腰に装着してシャチとスタンガンのフルボトルを取り出して上下に振ってからドライバーに挿す。
〔オルカ!〕〔スタンガン!〕
〔ロストマッチ!〕
〔Are you ready?〕
〈電閃のオーシャンキラー!オルカサンダー!〉
〔イェーーイ!〕
変身した俺は黒ミューズに敵か、味方がどっちなのかを聞く為、黒ミューズの元へ向かう。
「....お前は俺らの敵なのか、味方なのか?どっちなんだ?」
「どっちでもないドド」
黒ミューズは喋らず、黒ミューズの近くにいた紫色の妖精みたいなのが黒ミューズの言いたい事を代弁していた。紫色の妖精が言い終わると黒ミューズは俺のお腹を思い切り蹴る。不意打ちされた俺は吹っ飛ばされていき近くの建物の壁にぶつかる。黒ミューズが俺を攻撃したことから俺は黒ミューズを敵とみなし、スマッシュやスターク同様に躊躇なく攻撃をする。
一方、加音町の某所ではディザスターアサシンとスタークが何かを話していた。
「おい、アイツに圧倒されるとは...ディザスター族も落ちたなぁ...!」
「ブラッド族にそんなことを言われるとは....なら、ブラッド族とディザスター族どっちが上か決めようか。」
雲田 繭はそう言い、トランスチームガンとスパイダーフルボトルを取り出しスパイダーフルボトルを軽く上下に振ってからトランスチームガンに挿す。
【スパイダー!】
「蒸血‼︎」
【ミストマッチ!】
【スパイダー・・・スパイ・スパイ・・スパイダー!】
【ファイヤー!】
「しょうがない、少しは付き合ってやるよ」
石動惣一はそう言いながら、雲田 繭と同じようにトランスチームガンとコブラフルボトルを取り出しコブラフルボトルをトランスチームガンに挿す。
【コブラ!】
「蒸血!」
【ミストマッチ!】
【コッ・コブラ・・・コブラ・・・】
【ファイヤー!】
こうして、スタークとアサシンの戦いが始まった。2人の言うブラッド族、ディザスター族とは一体何なのか?そして、東都でボトルを守るために黒ミューズと戦う影兎はボトルを守りきれるのか⁉︎
to be continued......