仮面ライダーダークビルドinスイートプリキュア♪【休載】   作:萊轟@前サルン

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北都の策略

2人のグリスの攻撃で吹き飛ばされる程の大ダメージをくらった影兎と戦兎はダメージのせいで立ち上がれずにいると、2人のグリスが再び俺と戦兎の近くまで迫り、武器を振り下ろす。攻撃をくらい俺らはまた、遠くへ吹き飛ばされた。

 

 そして、吹き飛ばされる俺と戦兎を見た2人のグリスは同時にドライバーのレバーを下に倒しライダーキックの構えを取る。

 

 

〔スクラップフィニッシュ!〕

 

 

 危機を感じた戦兎は素早くラビットタンクスパークリングを取り出し、ラビットフルボトルとタンクフルボトルをドライバーから抜いてラビットタンクスパークリングを挿れ、ラビットタンクスパークリングフォームへ変身する。

 

 

〔ラビットタンクスパークリング!〕

 

〔Are you ready?〕

 

〈シュワっと弾ける!ラビットタンクスパークリング!〉

 

〔イェイ!イェーイ‼︎〕

 

 

 戦兎はラビットタンクフォームへ変身すると、少しフラつきながらも立ち上がりドライバーの取っ手を回す。戦兎もライダーキックの構えを取る。次の瞬間、戦兎と2人のグリスはその場で勢いよく高く舞い上がり互いに目掛けてライダーキックを放つ。

 

 

〔Ready go!(レディーゴー!)〕

 

〔スパークリングフィニッシュ!〕

 

 

 戦兎は2人のグリスに向かって勢いよくライダーキックをするが、2対1と戦兎が2人に勝てるはずもなく2人のライダーキックを浴びて建物の壁へ吹き飛ばされていく。そして壁にぶつかり、戦兎の変身が解ける。壁にぶつかった時の衝撃で戦兎はそのまま気を失ってしまった。

 

 

「1人片付いたな」

 

「あぁ。」

 

 

 と、2人はそう言うと俺の方を向き再びドライバーのレバーの部分に手を掛けてレバーを下に倒す。

 

 

「次はお前だ...!」

 

「さらばだ、玄野影兎」

 

 

 2人はそう言い、さっきと同じようにその場に跳ね上がり、黄色の液体を足に纏いながら俺を目掛けてライダーキックを放つ。俺が両手を顔の前に出して必殺技を防ごうとした時、どこからか聞覚えのある変身音声が聞こえた。

 

 

〔フェニックスチャージ!〕

 

〔潰れる、流れる、溢れ出る〕

 

〈フェニックスインフェニキア‼︎〉

 

〔ブララァ‼︎〕

 

 

 それは鹿賀斗だった。鹿賀斗は俺が2人のライダーキックをくらう寸前に背中にあるフェニックスの羽を使い俺を助けた。

 

 

「....お前、何故ここに?」

 

「探したぞ!加音にいないから東都にいるかと思ってきたら案の定、東都にいるじゃねーか!全く...心配したんだからな!」

 

 

 鹿賀斗は抱えたままの影兎を地面に降ろし、白銀色の方のグリスである弟の鹿糸の方に顔を向け話す。

 

 

「おい鹿糸、もうやめろ。」

 

「兄さん、僕の計画の邪魔はしないでくれ」

 

「あぁん?計画だと?どうゆう計画なんだ?」

 

「僕を倒せたら教えてあげる」

 

 

 白銀グリスこと、入間鹿糸はそう言い、武器を振り上げながら鹿賀斗の方に向かっていく。鹿賀斗はフェニックスフルボトルの力で手から炎の玉を出しグリスに向けて何発も放つ。フェニキアの炎の玉は速くて避けられない事が多いのだが、白銀グリスはフェニキアの放った炎の玉をすんなりとかわしていきながらフェニキアに近づき武器を振り下ろし渾身の一撃をくらわせた。

 

 フェニキアは吹っ飛んでしまう。吹き飛ばされた後、フェニキアは怯んでしまい隙だらけになってしまった。白銀グリスはその隙を見逃さず、素早くドライバーのレバーを下に倒し、ライダーキックの構えを取る。そして、高く跳ね上がりフェニキア目掛けて一直線。フェニキアは隙をつかれた為、避けられず白銀グリスのライダーキックをくらってしまう。ライダーキックをくらったフェニキアは戦兎と同じように吹き飛ばされて壁にぶつかり、変身が解ける。フェニキアの変身が解けると白銀グリスは鹿賀斗に近寄り、鹿賀斗の腕を掴みそのままどこかへ連れ去ろうとしていた。

 

 

「....まて、どこに連れていく気だ?」

 

「教えるわけねぇだろ、そんなに知りてぇなら北都まで来るんだなぁ」

 

 

 そう言い、白銀グリスはどこかへ姿を消していってしまった。俺は自分の仲間を攫った白銀グリスに激しい憤りを感じていた。一方、気を失っていた戦兎は意識を取り戻して目を覚ました。そして、フラフラと今にも倒れそうな感じでその場に立ち上がりあたりを見回す。

 

 

「おい、W(ダブル)グリスはどこだ?」

 

「.....白銀グリスなら今さっき俺の仲間を攫ってどこかに行った」

 

「で、もう1人は?」

 

「...えっ、もう1人...まさか!白銀グリスが囮になっている間にボトルを奪いに行ったのか⁉︎

 

 

 戦兎のこの言葉を聞いた途端、俺はさっき白銀グリスに気を取られていて忘れていたがもう1人グリスがいたのを思い出した。俺は慌てて立ち上がってフルボトルが保管されている建物に向かおうとするがさっきの戦いで負った傷のせいで立ち上がることが出来なかった。

 

 そして、数分後ボロボロ状態な俺と戦兎の前に黄金のグリスとさっきの俺との戦いで気を失っていたはずの黒ミューズが東都のボトルを持っていた。

 

 

「ボトルは俺ら北都がいただくぜ」

 

「玄野影兎、あなたは詰めが甘いドド」

 

 

 黄金のグリスと黒ミューズはそう言い残して北都の方向へ去っていってしまった。結局、俺らは北都の策略にハメられてしまいボトルを守りきれなかった。先程から負った傷に耐えていた俺は耐えきれなくなりここで気を失ってしまった。

 

 

 

 白銀グリスとの戦いで負った傷のせいで気を失ってしまった影兎は果たして無事なのか?そして、白銀グリスに連れてかれた鹿賀斗は一体、どうなってしまうのだろうか?

 

 

 

to be continued.......

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