仮面ライダーダークビルドinスイートプリキュア♪【休載】   作:萊轟@前サルン

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災厄のアンファング

「...えっ?」

 

「だから、今言った通りアンタに協力するなんて嫌ドド!」

 

 

 影兎は即答でそう言われた為、唖然としていた。町を守る為に協力するのは当たり前だと思っていた影兎にとって黒ミューズのこの返答は予想だにしなかったことである。影兎は仕方なく1人でネガトーンへ立ち向かっていく。

 

 だが、その行く手にディザスターアサシンが立ちはだかる。

 

 ディザスターアサシンはトランスチームガンを影兎の方に向けながら影兎に話しかける。

 

 

「やあ玄野影兎、また会えたね!」

 

「....これは何のつもりだ?」

 

「何のつもりかって?私に勝てたら教えてあげるわ!」

 

 

 その瞬間、ディザスターアサシンはトランスチームガンのトリガーを引き、影兎に向けて光弾を何発も放つ。影兎はディザスターアサシンが放った光弾が迫る中、ドライバーを腰に装着し、ダークラビットとダークタンクフルボトルを素早くドライバーに挿して、ドライバーの取っ手を勢いよく回し、変身する。

 

 

〔ラビット!〕〔タンク!〕

 

 〔ロストマッチ‼︎〕

 

〔Are you ready?〕

 

〈鋼のムーンサルト!ラビットタンク!〉

 

〔イェーイ!〕

 

「さぁ、実験を始めようか...!」

 

 

 影兎は"加音町は俺が守る"という想いをこの言葉に込めて、ディザスターアサシンに向け、言い放つ。この時の影兎の表情は今も平和の為に戦い続けている桐生戦兎のような正義感に溢れた表情だった。

 

 影兎はダークドリルクラッシャーを右手に持ちながらディザスターアサシンに向かっていく。ディザスターアサシンは影兎が自分の方へ迫る中、トランスチームガンで影兎に向けて何発か放つが、影兎はディザスターアサシンが放った光弾を持っている武器で切り裂いていく。そして、ディザスターアサシンに近づき、武器を上から下へ振り下ろす。

 

 

「ぐっ....これならどうだぁ!」

 

 

〈スチームブレイク!〉

 

《スパイダー!!》

 

 

 影兎に攻撃されて少し吹き飛ばされたディザスターアサシンはすぐに体制を立て直し、トランスチームガンに東都から奪ったであろう忍者フルボトルを挿し込み、地面に向けて放つ。

 

 

〈フルボトル!〉

 

《スチームアタック!!》

 

 

 ディザスターアサシンが忍者フルボトルを使い、トランスチームガンで技を放つとディザスターアサシンの分身が三体出てきた。三体の分身は影兎に迫っていき、一斉に殴りかかる。

 

 影兎は三体の分身の攻撃を防ぎきれず、食らってしまい数メートル先まで吹き飛び、地面に転がっていく。三体の分身は影兎を攻撃し、消えた。

 

 

「ふふふ...勝負あったな」

 

 

 ディザスターアサシンはマスクの中で不気味に微笑みながらゆっくりと地面に転がる影兎に近づいていき、トランスチームガンを突きつける。追い詰められた影兎は何とかこの状況を打破できる方法がないかと、張り詰めた空気の中で考えているのだった。

 

 

 

 

一方、黒ミューズは怪物の元へ向かっていた。怪物のいる場所に着くと、そこには既に1人のプリキュアがいた。

 

 

「ミューズ!あれを見るドド!!」

 

「...!!」

 

 

 一人で怪物と戦うプリキュアとはディザスターアサシンの銃撃を受けて重傷を負い、入院してたはずのキュアメロディこと、北条響だった。

 

 

「怪我してるのになぜ戦うドド?」

 

 

 黒ミューズはメロディの近くへ行き、戦闘の合間にメロディにそう聞く。メロディは顔に笑みを浮かべながら黒ミューズにこう答える。

 

 

「加音を守りたいんだもん、しかも、ここでやらなきゃ女がすたる!」

 

「そっか...!なら、守ろう!この加音を‼︎」

 

 

 黒ミューズはメロディの言葉の"守りたい"という部分に感銘を受け、さっきまでは拒んでいた共闘を、今は逆に自ら共闘しようと申し出るまでになっていた。しかも、その言葉を発したのは黒ミューズの隣にいる妖精ではなく黒ミューズ自身だった。黒ミューズは遂に全身黒色のスーツを脱ぎ捨て、本来の姿へと戻った。

 

 ミューズの本来の姿は全体的に服の色が黄色く、額に赤いハートのティアラ、黄色いリボンのヘアアクセがつけられている。

 

 

「「はぁぁ!!」」

 

 

 ミューズとメロディは時計塔ネガトーンに向かってキックをかます。時計塔ネガトーンは二人の力が合わさった強力なキックをくらい遠くまで吹っ飛ばされる。

 

 時計塔ネガトーンは吹っ飛ばされたが怯む事なく、メロディやミューズの元へ勢いよく向かっていき、メロディとミューズを攻撃しようとしたその時、どこからかやってきた金髪と紫色の髪の二人のプリキュアが勢いよくこちらに向かってくる時計塔ネガトーンを思い切り殴り、再び遠くに吹っ飛ばした。

 

 

「待たせたわね...」

 

「メロディ⁉︎何無茶してるのよ‼︎」

 

 

 ビートはメロディとミューズに向けそう言い、一方のリズムはメロディの怪我の状態を心配していた。

 

「3人とも、ネガトーン相手を頼めるかしら?」

 

「あれ、その声....まさか、姫様⁉︎」

 

「それは置いといて!」

 

 ミューズが3人にネガトーンの相手を頼むために3人に声を掛けた時、ミューズの声に聞き覚えのある声だなぁ...と感じたビートはミューズの正体に気づくことが出来たが、今は正体はどうとか話している場合ではない為、正体についての話はすぐに終わった。

 

 

「まっとにかく、ネガトーンは私達がなんとかするよ!」

 

「ありがとう、じゃあ私は別の目的を果たしに行ってくるわ!」

 

 

 メロディはミューズの頼みを引き受け、リズム、ビートと共にネガトーンの元へ向かっていった。一方、皆にネガトーンの相手を頼んだミューズはメフィストの元へ向かっていった。

 

 

 

ミューズは何故、メフィストの元へ向かったのか?そして、窮地に追い込まれている影兎は打開策を見つけ、ディザスターアサシンを倒すことができるのだろうか?

 

 

 

 

to be continued.......

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