仮面ライダーダークビルドinスイートプリキュア♪【休載】   作:萊轟@前サルン

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三章最終話です!


追憶のメモリー

 ミューズはメフィストの元へ着くと、メフィストに向かって必死に何か呼びかけていた。

 

 

「もうやめて!パパ!」

 

「アコ...!なぜ、お前がここに?」

 

 

 ミューズの正体はメフィストの実の娘でありメイジャーランドの姫である調辺アコであった。ミューズがメフィストに呼びかけるとメフィストは驚きながらなぜここにいるかをミューズに聞いた。

 

 

「これ以上、悪いことはしてほしくないの!お願い、あの頃の優しいパパに戻って!」

 

 

 娘の言葉を聞いたメフィストの周囲に懐かしきあの頃の思い出が映し出される。その懐かしき思い出を見たメフィストの瞳は潤っており、正気に戻りかけていた。

 

 

「アコ....」

 

「パパ....」

 

 

 メフィストがミューズに手を伸ばしたその時、メフィストは自身の耳に付けられたヘッドフォンからノイズが聞こえたらしく苦しみ出す。

 

 

「どうしたの⁉︎」

 

「くっ....来るなぁ....!」

 

 

「待ってパパ!」

 

 

 心配するアコに来ない様に言うメフィスト、苦しんだまま上空に上がったと思えばそのまま消えていく。ミューズの声は届く事はなかった。

 

 召喚主であるメフィストが去ったと共にネガトーンも消え、3人はミューズの元へ向かうが、ミューズの悲しげな表情を浮かべているような背中をただただ見ているしかなかった。

 

 

「ミューズ.....」

 

 

 加音町を覆っていた雲が少しずつ晴れていき、雲の隙間から出てきた太陽が4人を照らしていた。

 

 

 

 

 同時刻、影兎はディザスターアサシンに銃を突きつけられ未だに動くことができていなかった。影兎は打開策が何も思いつかずダメだと思ったその時、影兎とディザスターアサシンの戦いを始まる前からずっと少し離れた場所で見ていたスタークが2人の前に現れた。

 

 

「よぉ....お二人さん!」

 

「スターク、何しにきた?」

 

「見ててつまらない戦いを盛り上げにきたのさ。ほら、これやるよ」

 

 

 影兎とディザスターアサシンの戦いを見てて退屈だと言うスタークは戦いを盛り上げにきたと言い、影兎に新たなアイテムを渡す。そのアイテムの見た目は黒くなったスパークリング缶のような感じであった。

 

 

「何のマネだスターク⁉︎奴を始末すれば邪魔が減って計画が更に捗るはずだ!」

 

「計画の邪魔をしているのは玄野影兎を消そうとしているお前自身だ...玄野影兎はまだ計画に必要な人材、消す訳にはいかない」

 

「....計画だと?お前ら一体何を企んでいるんだ⁉︎」

 

「まだ知らない方がいい.....」

 

 

 スタークはある計画の為にまだ影兎が必要であるとディザスターアサシンに言う。影兎は何を企んでいるのかをスタークに聞いたがスタークは知らない方がいいと影兎に言ってその場を去っていった。

 

 

「.......」

 

 

 ディザスターアサシンはスタークに影兎がまだ計画に必要な人材である事を言われてからしばらくの間、不動のままその場に立っていた。影兎はディザスターアサシンを倒すチャンスだと思い、ベルトの取っ手を勢いよく回し、高くへ飛び上がりディザスターアサシンに向けてライダーキックをする。

 

 

〔Ready go!(レディーゴー!)〕

 

〔ボルテックフィニッシュ!〕

 

〔イェーイ!〕

 

 

 ライダーキックは決まったと思われたが、ディザスターアサシンが寸前の所でライダーキックを受け止めていた為決まっていなかった。ライダーキックを受け止めたディザスターアサシンの全身からこの世の者とは思えないようなオーラが出ていた。

 

 

「スタークにどう言われようが私は玄野影兎....お前を倒す!!」

 

「....ここでやられる訳にはいかない‼︎」

 

 

 ディザスターアサシンは計画に必要な人材と言われてもなお、影兎を倒すつもりらしい。ディザスターアサシンにそう言われた影兎は先程、スタークから受け取った黒いスパークリング缶のプルタブを開けてからドライバーに挿して取っ手を回し、新たな姿へ変身する。

 

 

「ハザードスパークリング!!」

 

〔Are you ready?〕

 

 

〈ボワッと溢れる!ハザードスパークリング!!〉

 

〔イェイ!イェーイ!〕

 

 

 影兎はハザードスパークリングフォームへ変身したが、変身した瞬間、影兎の身体に多量のネビュラガスが注入された。影兎は自我を失いかけていたが何とか自我を保ちながらディザスターアサシンに向かっていく。

 

 

「はぁぁ!!」

 

 

 ハザードスパークリングフォームの攻撃は強力でフルパワーのディザスターアサシンをひと殴りで遠方にある壁までふっ飛ばしていく。

 

 

「ぐっ....なんなんだ、この力は⁉︎」

 

 

「....うっ、うぐっ...‼︎」

 

 

 確かにハザードの力は強力だが、10秒経つごとに変身時のような感覚が影兎を襲う。どうやら、10秒ごとに多量のネビュラガスが注入されていくらしい。影兎が自我を保ちながら戦えるのは20秒だけのようだ。影兎は自我を失う前に決めようとドライバーの取っ手を回し、ワームホールの様な図形を出現させてその中にディザスターアサシンを拘束し、無数の泡と共にライダーキックを叩き込む。

 

 

〔Ready go!(レディーゴー!)〕

 

〔スパークリングフィニッシュ!〕

 

〔イェーイ!〕

 

 

 ディザスターアサシンは再び影兎のライダーキックを受け止めようとするが、ハザードスパークリングの強力なライダーキックに力負けし、ライダーキックをくらってしまう。

 

 

「ぐはっ!!」

 

 

 ライダーキックをくらったディザスターアサシンは地面へ転がっていき、変身が解ける。変身が解けてしまったディザスターアサシンはよろめきながらも立ち上がる。

 

 

「フッ....なかなかやるじゃないか...!だが、これで終わると思うなよ、玄野影兎....いや、葛城 巧太!!」

 

「葛城巧太だと⁉︎どういう事だ!」

 

「フフフ、教えな〜い♪」

 

 

 ディザスターアサシンはそう言い、トランスチームガンで煙をまいてどこかへ行ってしまった。影兎はディザスターアサシンに最後に言われた葛城巧太という名前が気になる様子。だが、戦いが終わったのでひとまず、奏の家へ戻る事にした。

 

 

 

 

ディザスターアサシンが影兎に言い残しっていった葛城巧太とは誰なのか?そして次回、影兎達の新たな戦いが幕を開ける。

 

 

 

to be continued........

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