仮面ライダーダークビルドinスイートプリキュア♪【休載】   作:萊轟@前サルン

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謎の贈り物

翌日、上体だけを布団から起こした状態で俺はしばらくボッーとしていた。寝ても寝ても眠り足りないし疲れが取れない。...昨日、少ししか戦っていないはずなんだけどなぁ...こんな時は好物のカップケーキを食べて元気を出すか。そう思った俺は着替えを済ませてラッキースプーンに向かう。

 

 

「いらっしゃいませ!影兎さん待ってましたよ。」

 

 奏、俺が来る事を知っていたのか...⁉︎そりゃないか。まぁとにかくカップケーキを用意しててくれたみたいだし食べる事にするとしよう。俺はカップケーキを口に運ぶ。だがその時、俺は近くにある郵便物に目がいった。奏にこの郵便物について聞いてみる。

 

 

「この郵便物ってどこから届いたんだ?」

 

「それが、分からないんです。差出人の住所が書いていなくて...けれど、なぜか影兎さんの名前が書いてあるんですよ。」

 

「俺に何を..?」

 

 

 俺は自分宛の郵便物を開ける。すると、中にはカメレオンフルボトル、狙撃銃フルボトル、ゾウフルボトルに盾フルボトルの四つのフルボトルが入っていた。俺宛に送りつけてきたのは誰だろう?まさか、と一瞬、某天才物理学者の名前が頭をよぎったがそんな訳ないか。とすぐに考えるのをやめた。

 

 

「それは影兎さんが使うものですか?」

 

「あぁ、奴らネガトーンと戦うのに欠かせないものだ。」

 

「というか昨日、お前も戦ってたよな?」

 

 

 俺がそう言うと奏はギクッとする。今更ギクッとされてもなぁ...バレバレだったんだよなぁ。俺はすでに分かっているが今バレたつもりの奏は昨日のあの姿について詳しく話してくれた。

 

 

「あれは...プリキュアというもので。」

 

「プリキュア....か。プリキュアってどうゆう組織なんだ?」

 

「簡単に言うとネガトーンを倒す組織です!」

 

「なら、良い奴らって事だな。」

 

 

「そうなりますね!」

 

 

 俺と奏が話しているとその直後に誰かがやってきたようだ。それは、昨日、奏と共に戦っていたもう1人の女の子だ。その女の子は俺らを見てビックリしていた。店入った瞬間、目の前で奏が男の人と座って話していたので驚くのも無理ないだろう。奏は容姿が良いからモテているのかと思っていたがそうでもなかったようだ。

 

「か、かなで!アンタいつの間に彼氏できたの⁉︎」

 

「かっ、かれしぃ~⁉︎///」

 

「...違う、奏はただの友達だ。」

 

「...ってかお前、誰だ?」

 

「私は北条響!よろしくね!」

 

「...あぁ、よろしく。」

 

 

 響と話をしている間に俺の近くにいたはずの奏はどこかへ消えていた。まぁ、この年頃の女子にとってはいきなり彼氏できたの?とか聞かれると恥ずかしくなってどこかへ逃げてしまうのは仕方ない事であろう。俺と響は逃げた奏を追い奏の部屋に向かう事にした。

 

 

 部屋に入ると奏はベッドで布団を被っている。なんか暑そうだなぁ。そう思い俺が布団を剥がすと奏はお湯が沸いたやかんのように顔が赤くなっていた。暑すぎて顔が赤くなったのか?と俺は思ったがその後すぐに顔が普通の肌色に戻る。そして、響は奏に用があったみたいで用件を奏に話す。

 

「奏、今日はデパートにお買い物に行く約束してたでしょ?」

 

「忘れてたぁ~!すぐに準備するから待ってて!」

 

 

 

 

 俺と響は家の外で奏が来るのを待っていた。約10分後、奏が家から出て来て俺らはデパートに向かって歩いていく。奏と響曰くデパートまではあまり遠くないらしい。少し歩いていくと大きな建物が見えてくる。確かに遠くはなかった。東都では無縁だったデパートに来た俺は中に入るのが楽しみ。俺は入り口を見つけた途端、檻から久しぶりに出た犬の様に走っていきデパートの中を細かいところまで見た。

 

 

「影兎さん!待って‼︎」

 

 

 奏は俺に追いつくと俺の手をぎゅっと掴んで来た。おいおい、鬼ごっこしてるわけじゃないんだぞ。俺はただ単に早く中に入りたいから走っただけなんだぞ。まぁ2人を置いていこうとした俺も悪かったが...

 

「もう、いくらデパートが初めてだからってはしゃいじゃダメですよ!迷子になりますよ!」

 

俺の方が年上なのにまるで自分の子のような扱いをされるとは...ってかはしゃいじゃダメって言われてもまだデパートの中にも入ってもないんだが。

 

 

「...大丈夫だ。」

 

「ダメです!影兎さんが迷子にならないよう私が手を繋いどいてあげます...///」」

 

 

 やれやれ...言っても聞かないようだ..俺は仕方なく手を繋ぎながらデパートを見ていく事にした。一方の響は俺らを見てからかうような目でこちらを見ながらニヤニヤしていた。

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