仮面ライダーダークビルドinスイートプリキュア♪【休載】   作:萊轟@前サルン

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買い物中に現れし敵

「やっぱり手を離してくれ。」

 

「離しませんよ!」

 

 

 奏と俺はずっと手を繋いだままでいた。仕方ないなとは思っていたが、そろそろ俺は自由に動きたい...俺がそう思っている事に響は気づいたのかわざと俺と奏の間を通り繋いでいる手を無理やり引き離す。

 

「響‼︎なんて事するの⁉︎」

 

「影兎くんだって自由に動きたいと思うよ。だから自由にさせてあげなきゃ。」

 

「....そうだけどさー」

 

 

 仕方なく手を離した奏はしょんぼりとする。俺も自由に見て回りたかったしこのくらいしょうがないだろう。そして自由になった俺はバイオリンの店を見つけそこへ向かう。バイオリンが奏でる音色は自分の心を癒してくれるものである。流石に奏のカップケーキには敵わないがバイオリンの音色その次くらいに好きなものだ。

 

 

 しばらく店内を見て回っていると外から叫び声が聞こてくる。またネガトーンが現れたようだ。俺は持っていた店のバイオリンを商品棚に戻し走ってデパートの外に出ていった。

 

 

 外にはやはりネガトーンがいる。ネガトーンは既に町の人々を悲しみに陥れている。こうしちゃいられない。ダークラビットフルボトルとダークタンクフルボトルのキャップを正面に向け二つのフルボトルを振る。そしてドライバーにセットする。

 

 

〔ラビット!〕〔タンク!〕

 

〔ロストマッチ!〕

 

〔Are you ready?〕

 

 

〈鋼のムーンサルト!ラビットタンク!〉

 

〔イェーイ!〕

 

 

 俺が変身した直後くらいに響と奏も現れプリキュアに変身する。

 

 

 

「レッツプレイ・プリキュアモジュレーション!」

 

 

「爪弾くは荒ぶる調べ!キュアメロディ!」

 

「爪弾くはたおやかな調べ!キュアリズム!」

 

 

 

それぞれダークビルド、プリキュアに変身しネガトーンに向かっていく。だが、今回のネガトーンは素早い。俺とプリキュアの2人が攻撃をするがなかなか攻撃が当たらない。

 

 

俺はスピード勝負に特化したフォームでネガトーンに挑む事にした。

 

 

 

〔ウマ!〕〔ソード!〕

 

〔ロストマッチ!〕

 

〔Are you ready?〕

 

 

〈戦場翔ける刃!ホースソード!〉

 

〔イェーイ‼︎〕

 

 

 

 ホースソードフォームへ変身した俺はダークラビットタンクの時よりも身軽になっていて速く走れる。だが、敵も敵で中々攻撃をさせてくれるような隙がない。

 

 

 どうすれば...!と思っているとプリキュアの2人が敵の動きを止めようと必死に押さえつけようとしている。2人のおかげで敵の動きが少し鈍くなり必殺技を決めるチャンスができる。俺はすぐにドライバーの取っ手を回し必殺技を発動する。

 

 

〔Ready go!(レディーゴー!)〕

 

〔ボルテックフィニッシュ!〕

 

〔イェーイ!〕

 

 

 ドライブのタイプスピードの必殺技のように相手の周りに円を描きながらソードで切り裂いていく。そして最後の一撃を決め俺とプリキュアの2人はネガトーンを倒すことができた。

 

 

 

 変身を解除するとプリキュアの2人が俺のもとへやってくる。

 

 

「影兎さん!流石です!」

 

「影兎くん、途中で姿が変わったけどあれは一体なんなの?」

 

 

 流石です!と褒めてくれる奏とフォームチェンジが気になる響。俺はホースソードフォームの事そしてフルボトルの事について2人に詳しく教える。

 

 

「フルボトルが力の源なんですね!」

 

「私達も"ビルド"ってのになれればなぁ...」

 

 

 響はそう言うがビルドになるのは決して簡単な事ではない。俺の場合はハザードレベルが3.0を超えていた為ダークビルドになる事が出来たが普通の人にはハザードレベル3.0以上を出すのは難しい。そこで、俺は響にハザードレベルを上げる方法を教える。

 

 

「ビルドみたいになりたいなら日々特訓してハザードレベルを上げるんだな。」

 

「毎日、特訓すればいいの?」

 

「あぁ、時間はかかるだろうが。」

 

「奏、早速特訓しにいくよ!」

 

「私は影兎さんと買い物するからパスで。」

 

「だーめ!」

 

 

 

 響は奏の腕を引っ張りそのまま奏をどこかへ連れていってしまう。1人になった俺はデパートでバイオリンを買い自分の住むマンションへ帰り早速弾いてみたが壁の薄さのせいか隣の人に壁ドンをされ、それでもやめずに弾き続けていると俺の部屋のベルが鳴り扉を開けるとおじさんにうるさいぞ!と注意された。これを機にマンションでバイオリンを弾くのは止める事にしたのだった。

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