仮面ライダーダークビルドinスイートプリキュア♪【休載】 作:萊轟@前サルン
翌日、俺は昨日受け取った四つのフルボトルがどれと合わせればロストマッチになるかを試していた。といっても四つなのでロストマッチはすぐに分かってしまうが...
〔カメレオン!〕〔狙撃銃!〕
〔ロストマッチ!〕
〔ゾウ!〕〔盾!〕
〔ロストマッチ!〕
「もらったのが四つだけじゃすぐにロストマッチが見つかるなぁ。」
今日は特にやることもなく暇だったので今、見つけたカメレオンと狙撃銃のロストマッチの武器を作る事にした。あと唐突な発言かもしれないが俺は今、カップケーキを食べたい気分。だが今、奏達は学校に行っていて奏の家に行っても奏がいないのでカップケーキは我慢する事にする。しばらくの間、武器を作っていると外から物凄い崩壊音が聞こえる。
ガシーン!
俺は慌ててマンションの外に出てみると石門みたいなネガトーンがいる。そこに2人組もいた。どうやら、既に奏と響はそのネガトーンと戦っているようだ。俺も駆けつけようと現場に向かおうとしたが目の前に紫色のビルドドライバーをはめた女の子がいる。
「お前、どこでそのベルトを?」
「天才物理学者からもらったのよ。」
「ちっ、あの野郎....‼︎」
「おっと、自己紹介しないとね。私はエレン。あなたは確か...」
「俺は玄野 影兎だ。これ以上用がなければそこをどけ。」
「用はあるに決まってる。私はあなたを倒しに来たの!」
「なら、早く終わらせてやる!」
〔ラビット!〕〔タンク!〕
〔ロストマッチ!〕
〔Are you ready?〕
〈鋼のムーンサルト!ラビットタンク!〉
〔イェーイ!〕
「これがダークビルドか。中々面白そうだわ!じゃあ私も。」
〔ネコ!〕〔瘴気!〕
〔エビルマッチ!〕
〔Are you ready?〕
〈毒を纏うアウトロー...キャットミアズマ。〉
〔イェーイ...!〕
「エビルマッチだと...⁉︎」
「ふふふっ....いくわよ。」
謎の仮面ライダーはそう言うと早速、俺に攻撃を仕掛けてくる。ネコフルボトルの力で動きはすごく早い。俺は瘴気フルボトルの力で毒を浴びせられないよう気をつけながら戦っていた。
「くっ...ラビットタンクじゃ動きに対応できない...」
そう思った俺はウマフルボトルを取り出しラビットと入れ替える。
〔ウマ!〕〔タンク!〕
〔Are you ready?〕
「ビルドアップ!」
ホースタンクはロストマッチではないが今の戦況で戦えるのはこれしかないと思った為、ホースタンクフォームになる。動きに対応できるようになりダークドリルクラッシャーの攻撃もくらわせられるようになってきた。
「やるわねぇ...!私もフォームチェンジしようかしら。」
〔カマキリ!〕〔ハサミ!〕
〔エビルマッチ!〕
〔Are you ready?〕
〈野原の切り裂き野郎!マンティスシザース!〉
〔イェイ..!〕
「何だと⁉︎」
謎の仮面ライダーは他にもフルボトルを持っており、カマキリとハサミの超攻撃型のフォームにフォームチェンジする。だが流石にホースタンクの速さには追いつけないだろうと思っていたが謎の仮面ライダーは動かない。あれ、動かないのか?なら、こっちからいくぞ。俺が謎の女ライダーに攻撃をしようとした瞬間、それに合わせて専用武器を出し俺に攻撃を仕掛けてくる。攻撃に特化していないホースタンクの攻撃は押し負け、マンティスシザースの攻撃をくらってしまう。
「終わりよ!」
〔Ready go!(レディーゴー!)〕
〔ボルテックフィニッシュ!〕
〔イェーイ!〕
謎の女ライダーは必殺技を打ってきたので俺はとっさにゾウフルボトルと盾フルボトルを出しドライバーにはめる。間に合え‼︎あのフォームの必殺技を喰らえばひとたまりもないだろう。
〔ゾウ!〕〔盾!〕
〔ロストマッチ!〕
〔Are you ready?〕
〈完全鉄壁!エレファントシールド!〉
〔イェイ‼︎〕
超防御型のゾウシールドフォームでなんとか謎の女ライダーの必殺技を防いだ。それを見た謎の女ライダーは変身を解く。
「決めきれなかったか...まぁいいわ。次会う時があなたの最後よ。」
そう言い残しどこかへ行ってしまった。戦いを終えた俺は急いでネガトーンと戦っている2人の元へ向かっていく。
だが、着いた時には既に終わっていて、2人はネガトーンを倒し変身を解き俺の元へ駆けつける。
「影兎さん、どこいってたんですか?私達、大変だったんですよ!」
「石門のネガトーンに縛られて不幸のメロディを聞かされたしねぇ...」
「すまん、2人とも!エレンとかいうやつに勝負を挑まれて...」
「それはセイレーンだわ!でも、なんで影兎さんに勝負を挑んだんだろう..?」
「分からん。」
「まぁ考えてても分からないわ!影兎さん、私特製のカップケーキ食べます?」
「食べる!」
今、カップケーキを食べれる事になるなんてすごい急展開だと思ったが腹も減っていたのでお言葉に甘えて食べる事にした。奏は自分のバッグからカップケーキを入れる箱を取り出す。そして、カップケーキをたべる。やはり、奏の作るカップケーキは美味しい。隣で響も奏の作ったカップケーキを食べて美味しそうな表情を浮かべている。
「いつの間にこんな時間!結局、学校行けなかった...」
「まぁしょうがないわ。さぁ、もう夕方だし帰ろうか!」
こうして、3人はそれぞれ自分の家に帰っていく。俺は帰ってあの女ライダーの対策を練ることにした。
俺はエレンという女の子が言っていた天才物理学者という言葉が心に残っていた。何の関係があるのだろう?と、対策を練る一方でそう思っていた。