ウルトラリリカルキュアファイト   作:JINISH

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今回は新しいオリジナルプリキュアの登場です。
いや~、変身バンクとか、名乗り口上とか、イメージコスチュームとか物凄く悩みましたよ・・・(汗)


キュアスピカ、誕生!

横浜みなとみらいでユグドラシルが放った街路樹オルトロス、カモメホシイナー、カラスナケワメーケと対峙したエクセルとふたりはプリキュアSPLASH STARとYES!プリキュア5GoGo。

オルトロスの性能はホシイナーとナケワメーケとは桁違いで、苦戦を強いられる。

ミュータントの姿となったライハやふたりはプリキュアMAX HEARTが介入するも、苦戦されていることに変わりはなかった。

 

「プリキュア・シューティング・スター!」

 

ドリームは街路樹オルトロスにプリキュア・シューティング・スターを繰り出す。

街路樹オルトロスは木の枝を伸ばして、その木の枝を針のように飛ばす。

ドリームは街路樹オルトロスの攻撃に吹き飛ばされる。

 

「プリキュア・プリズム・チェーン!」

 

レモネードはプリキュア・プリズム・チェーンで街路樹オルトロスの動きを封じる。

 

「ブルーム!イーグレット!今です!」

 

レモネードはブルームとイーグレットに街路樹オルトロスに止めを刺すように諭す。

 

「精霊の光よ!命の輝きよ!」

「希望へ導け!二つの心!」

「プリキュア・スパイラル・ハート・スプラッシュ!」

 

ブルームとイーグレットはプリキュア・スパイラル・ハート・スプラッシュを放つ。

しかし、街路樹オルトロスは木の葉を竜巻のように飛ばして、ブルームとイーグレットの技を相殺する。

その後、街路樹オルトロスはレモネードの技を破り、木の根を伸ばし、ブラック達を薙ぎ払う。

 

「キャアァァァァァァッ!!!!」

 

ブラック達は街路樹オルトロスの攻撃に吹き飛ばされる。

カラスナケワメーケは雄叫びを上げて、カラスの群れを呼び出し、ブラック達を襲わせる。

 

「キャアァッ!!」

「い、痛い痛い!」

 

ブラック達はカラスの群れにつつかれて頭を抱えるしかできなかった。

カモメホシイナーはライハの方に飛翔し、口から水を噴射する。

ルミナスはライハを守るようにバリアで防ぐ。

 

「大丈夫ですか!?」

 

ルミナスはエクセル達に大丈夫かと言う。

 

「平気よ!っていうか、プリキュアって他にもいたのね?」

「しかも日本だけで50人以上もいるよ。」

「50人も!?」

 

エクセルはプリキュアの人数をヴィヴィオから聞いて、開いた口が塞がらないほど驚く。

 

「お前はそのまま後ろの奴らを守ってろ。」

「あ!?ライハさん!」

 

ライハは横跳びしてルミナスのバリアから離れて、再び翼蛇の姿になる。

ルミナスはライハを止めようと思ったのだが、今もカモメホシイナーの攻撃が続いている。

ライハは左腕に雷を集中して、カモメホシイナーに電気球をお見舞いする。

カモメホシイナーはライハの攻撃に気付き、攻撃を止めて、電気球を躱す。

カモメホシイナーはライハに向けて口から水を噴射する。

ライハはカモメホシイナーの攻撃を躱す。

この瞬間、カラスナケワメーケがライハに突進する。

ライハはカラスナケワメーケに吹き飛ばされ、街樹木オルトロスの根っこに巻き付かれ、捕まってしまう。

 

「このバケモノめ、まだ生きてたとはな。」

「がっ・・・あぁっ・・・!」

 

ライハは街路樹オルトロスに締め付けられて苦しむ。

 

「ホシイナー!そこの小娘共はお前が蹴散らしてやれ!プリキュアでもない小娘共など、大した問題ではない!」

 

ユグドラシル兵はカモメホシイナーにエクセル達を倒すように命令する。

カモメホシイナーはエクセル達を接近し、口から超音波を発する。

エクセル達はカモメホシイナーが発する超音波に耳を塞ぐ。

魔力弾の類なら、ルミナスのバリアやエクセルのラウンドシールドで防げるが、音波の類では防ぎようがなかった。

真理奈はカモメホシイナーの超音波に堪えられず、手に持っているアタッシュケースを落としてしまう。

落としたアタッシュケースが開けられ、中から石の状態のスパークレンスが露わになる。

 

「なめんじゃ・・・ないわよぉっ!」

〈ディバインバスター。〉

 

エクセルは超音波に歯を食いしばって、ブレイブハートをカモメホシイナーに向けて、ディバインバスターを放つ。

カモメホシイナーはエクセルの砲撃に命中され、地上に叩き落される。

 

「あの超音波を耐えながら撃ち落とすなんて、とんでもない執念ね・・・」

 

真理奈は頭を抱えながら、エクセルの行為に度肝を抜かれる。

エクセルは真っ直ぐ街路樹オルトロスの方に飛翔する。

街路樹オルトロスは木の根っこを伸ばし、エクセルを襲う。

 

「ブレイブハート!」

〈カリバーモード。〉

 

エクセルはブレイブハートに指示を出し、ブレイブハートはそれに応えるように、魔導杖の形態が西洋剣の形態に変わった。

エクセルは迫ってくる街路樹オルトロスの木の根っこを斬り込み、ライハが巻き付いた木の根っこに接近し、それを斬る。

エクセルはライハを救い出し、街路樹オルトロスから離れる。

 

「お前、なんで・・・!?」

「悪党に捕まってる人を助けるのに理由なんか必要ないわよ!」

 

ライハはエクセルに何故助けたのか聞くと、エクセルはそのように答える。

ライハはエクセルの言葉に理解できなかった。

その時、カモメホシイナーが起き上がり、口から水を噴射する。

エクセルはラウンドシールドを展開しようとするが、間に合わず、直撃を喰らう。

その水流により、エクセルはブレイブハートを手放してしまう。

エクセルはライハと共に地面に墜落する。

2人のユグドラシル兵は呪文を唱え始める。

すると、エクセルとライハの影が独りでにぐにゃりと歪み、触手のように蠢いて、エクセルとライハを縛りつける。

エクセルとライハは何とか脱出しようとするが、緩んだ感じもしなかった。

 

「エクセル!ライハさん!」

 

ヴィヴィオはエクセルの元へ行こうとするが、カモメホシイナーに阻まれる。

 

「このバケモノめ、手古摺らせてくれる。」

「だが、こちらの計画の段取りが進んでいる以上、もうお前に用はない。死んでもらうぞ。」

 

ユグドラシル兵は鉤爪でライハを斬ろうとする。

 

「っ!やめなさいよ!」

「?」

「さっきからこの子の事をバケモノ、バケモノって!あんた達が扱き使ってるカラス達の方がバケモノじゃない!」

 

エクセルはユグドラシル兵に怒りをぶつける。

 

「その言い方、この蛇女の事を人間だと強調しているような言い方だな?」

「ミュータントはとある施設で動植物の細胞を移植され変貌された実験兵器。十分バケモノだろ?」

 

ユグドラシル兵はエクセルの言葉を糾弾する。

 

「そりゃあ、この子が蛇の姿に変わった時は驚いたわ。でもね、そんな子がブルーム達を助けようと飛び込んだのよ!?それ程勇気のある行動をしたこの子は思いやりがあるし、人間性があるわ!それを全否定するようなあんた達に!この子の事を語らないでよ!」

 

エクセルはユグドラシル兵にそう言う。

その様子を黒いコートの人物が建物の屋上から見届ける。

その後、黒いコートの人物が持っているピンクの光の球が点滅する。

 

「これは・・・」

 

黒いコートの人物はエクセルとピンクの光の球を交互に見て、お互いに共鳴していることに気付く。

 

 

 

 

 

 

その頃、なのは達は、フラムと連絡を受けたクレインにぴかり神社に行くことになり、そこに合流することになった。

 

「この神社の近くで、ライハの首輪のスイッチを見つけたんだよね?」

「うん。間に合わなかったら、どうしようかと思ったよ。」

 

なのははレンにライハの口封じについての出来事を聞いて、レンはその時の事を言う。

 

「でも、レンちゃん。どうして首輪のスイッチが神社の近くにあるって分かったの?」

「ボク、普通の人間にはない能力を持ってるんだ。生まれつきにね。」

 

レンはまのんからの質問に対し、そのように答える。

 

「普通の人間にはない能力?それって・・・」

「まのんさん。それ以上の質問はお控えください。」

 

クレインはまのんが続けて質問しようとする所を遮る。

石段を上り切り、ぴかり神社に着くと、赤髪の青年が参拝をしている姿が見られた。

赤髪の青年は参拝を終えた後、その場から離れると、クレインやレン達の姿を目撃する。

 

「よぉ。クレインにレン。待たせたな?」

「フラムーっ!」

「第8魔導部隊隊長、クレイン・ホワイトウィンド、ただいま合流いたしました、フラム少佐。」

「クレインは生真面目だなぁ?まぁ、いいや。一緒に来てるのが、俺達と協力してくれるっつう奴らかい?」

 

レンとクレインは赤髪の青年の事をフラムと呼び、そのフラムは2人の後ろにいるなのは達を見て、協力者だと見解する。

 

「初めまして。ミッドチルダと言う異世界から来ました。高町なのはと言います。クレイン隊長からユグドラシルの事を聞いて、協力することになりました。」

「へぇ?それはご立派なことで。私はアルバトロス王国・第七魔導部隊少佐、フルハム・ハマースミス。まぁ、気軽にフラムって呼んでくれ。」

 

なのはとフラムは互いに自己紹介する。

 

「ウチの悪ガキのおかげか、ユグドラシルの残党捕獲を協力してくれてサンキューな。」

「ぶ~、誰が悪ガキだよ?ボクはずっといい子だもん。」

「本当にいい子なら、俺とクレインが新さんのご近所の引っ越しを済ませてる間に、荷物運びの手伝いもせず、勝手に家から飛び出したりしねぇっての。2人だけでどんだけ荷物の整理すんのに苦労したと思ってんだよ?」

「もう・・・ボクの事、分かってる癖に・・・」

 

フラムとレンはちょっとした口喧嘩をする。

周囲の人から見てみれば、仲良さそうに見えるが。

 

「もう、フラムさん、レンちゃんはまだ13歳の女の子ですから、まのんさん程の年頃の子と交流する方がいい事ですよ。」

「だよね~?」

「でも、レンちゃん。出かける時は声をかけてくださいね?」

「はーい。」

「ったく、しょうがねぇガキだぜ?」

 

クレインに仲介されたフラムとレンは口喧嘩を止める。

 

「こうして見ると、本当に兄妹みたいですね。」

「えぇ・・・」

 

まのんはレンとクレインとフラムの様子を見て、マヤにそう言うが・・・

 

(でも、何か切なく感じる・・・何でかは分からないけど・・・)

 

マヤはそんな様子を見て、切なさを感じた。

 

「さて、あんまり時間取らせるわけにはいかねぇから、そろそろ行くとすっか。」

「ユグドラシルはどこに潜伏してるんですか?」

 

キャロはフラムにユグドラシルの残党がどこにいるのか聞く。

 

「ホープキングダム郊外だ。俺とクレインの部隊もすでにそこに待機させてある。もう一個部隊も合流するようだ。」

「ほぇ~、魔導部隊が3つも?」

「何をしてくるか分かんねぇからな。イフリート、転移頼むぜ?」

〈OK、ボス。〉

 

フラムは赤い宝石付きのソードキーホルダー・イフリートに命令を出し、イフリートは命令を受諾し、この場にいるフラム達となのは達を囲うように赤い魔法陣を展開する。

赤い魔法陣の内側にいたなのは達はフラム達と一緒にぴかり神社から姿を消した。

 

 

 

 

 

 

その頃、横浜みなとみらいでは、ブラック達が街路樹オルトロスとカラスナケワメーケに苦戦しており、ヴィヴィオ達はカモメホシイナーに妨害され、エクセルとライハはユグドラシル兵の影縛りで身動きが取れなくなっている状態に陥っている。

 

「何も知らん小娘が・・・!ならばそのバケモノと一緒に地獄へ送ってやる!」

 

ユグドラシル兵の2人は鉤爪でエクセルとライハを斬りかかる。

 

(諦めない!こんな奴らに好き勝手にさせるもんですか!)

 

エクセルは絶体絶命の危機になりながらも、諦めないと強く想う。

その時、建物の屋上にいる黒いコートの人物が持つピンクの光の球が強く光り輝き、エクセルの方に一直線に飛んでいった。

その光がエクセルに直撃し、ユグドラシル兵が吹き飛ばされる。

ライハはピンクの強い光に目を覆う。

 

「なにっ!?」

「この光は!?」

「エクセルさん!?」

 

真理奈達はその光に驚く。

 

「な、なに!?何がどうなってるの!?」

 

エクセルはピンク色の光の空間に包まれながら、今の状況に驚く。

その時、エクセルの目の前にピンクの光の球が現れ、その球がピンク色のブレスレット型のアイテムが現れる。

そのアイテムはレンがキュアシルフィーに変身する際に所持していた変身アイテムに酷似していた。

そのアイテムは独りでにエクセルの左腕に装着する。

 

(何これ!?体が勝手に・・・!?)

 

エクセルはピンクのアイテムが装着された時に不思議な感覚が体に流れ込む。

エクセルの手にピンクの光の粒が集約し、カードとなって絵が浮かび上がる。

その絵はピンクの衣装を纏い、胸のブローチと両耳のイヤリング、両腕のアームカバーと両足のブーツカバーに星の装飾が加えられ、ピンクの髪がより鮮やかになり、ポニーテールに結んだヘアゴムに正三角形に繋ぐ小さな星が加えられた少女の姿が映っている。

そのカードをブレスレット型の変身アイテムに装填する。

 

「プリキュアモード・スイッチオン!」

 

エクセルは変身の掛け声を出し、変身アイテムのハートの鏡の下のリボン状のスイッチを押す。

すると、エクセルはカードに描かれた少女の姿に変わる。

 

「七星の乙女!キュアスピカ!」

 

エクセルはカードに描かれたプリキュアに変身し、自らをキュアスピカと名乗る。

 

「なんだ、こいつは・・・!?」

「エクセルが・・・プリキュアに・・・!?」

「なん・・・だと・・・!?」

 

ライハ、ヴィヴィオ達、そしてユグドラシル兵はエクセルがキュアスピカに変身したのに驚きを隠せなかった。

ただ、驚いたのは、エクセル基い、スピカも同じである。

 

「へ?え?え!?えぇぇぇぇぇっ!?何がどうなってんの!?ていうか、七星の乙女、キュアスピカって何勝手に名前決めてるわけ!?」

 

スピカは無意識にプリキュアに変身していた為、なにがなんだかさっぱり分からない状況である。

建物の屋上にいた黒いコートの人物はその場を後にするように体を振り向く。

 

「まさか、ミッドチルダの娘がプリキュアになるとはな・・・」

 

黒いコートの人物はそのまま去って行った。




前書きもあったように変身バンク、名乗り口上、衣装は悩んだ末、決まって、あとは変身アイテムの名前ですね・・・(これもこれで悩む・・・(汗))
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