海のそばで君と見る夢   作:夢の防人

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第4話 春の決意

成人の日から時はたち、二年目の春キャンプ。今年の強化指定選手に選ばれた僕は、毎日きつーいメニューをこなしていた。いや、気力の限り。

 

そんなことが毎日続けば、夜になったら寝るのが当たり前。観光すらできない・・・せっかくの沖縄だっていうのに。

 

だが三日目。この日は練習も早く終わる・・・!ゆっくり夜の予定を考えなくちゃ!なんて、練習中は考えられても、宿舎に戻ればすぐに寝る毎日。なんとか、なんとか一日ぐらいは・・・

 

「はぁ・・・食事も足りないし、とにかくどこか行きたい・・・あれ?」ふとスマホに着信。・・・もえかからだ!

 

『達也くん。キャンプお疲れ様。元気?浮気とかしてない?・・・なんて、達也くんには無理な話だよね。実は今、私もブルーマーメイドの補給で沖縄に来てるんだ。もしよかったら、これから会えないかな?』

 

疲れ、吹っ飛ぶ。着替えてロビーにゴー!

 

「お、深海。これから飲みいくけどどうだ?」「すいません兄貴!!ちょっと男になってきます!!!!」

 

兄貴としたう先輩が何か誘ってきたけどごめんなさい!

 

僕は今、とにかく、あいたい・・・!もえかに、もえかだけに!

 

タクシーを呼んで那覇市内のとあるレストラン街へ。待ち合わせ場所の公園へ。

 

卒業後、すぐに船に乗ってしまったためかゆっくりする時間もあまりなかった。食事なんて、卒業してからまったくいけてないと思う。それでも、会いたかった。

 

新那覇市内中心部の一角にある多国籍レストラン。メールにあった待ち合わせ場所はここかな。中に入りとある個室の前まで通された。・・・緊張、するなぁ。

 

一息。冷静な表情で、中に入る。

 

「久しぶり。達也君。・・・少し、やせた?」

 

くすっと口元が動いて、灰色の髪が表情にあわせて揺れる。

 

「もえかこそ。またすらっとしたんじゃない?」僕の、たった一人のチアガール。

 

「ふふっ、ほら座って?おなかすいてると思って先に頼んじゃった。」

 

座って少し経つと料理がちらほらと並び始めた。ちなみに二人ともお酒はやめた。

 

「キャンプはどう?」

 

「あはは・・・毎日マッサージがかかせないかな。気抜いたらすぐにだめになっちゃう。もえかは?」

 

「私も。海の上だと中々リラックスできなくて。今度マッサージチェアでもお願いしてみようかな。」

 

ため息をつきながら肩をたたくもえか。なるほど。その二つの桃も順調にそだっているようdいででで!!

 

「あれー?私の彼氏さんはどこを見てるのかなー?」

 

「いひゃい!いはいもえかっ!」笑顔でほほをつねるのはいまだに直ってないらしい。

 

「はふ・・・で、もえかはいつまでこっち?」

 

「一週間かな。船員たちも一週間お休みだし。ホテルは・・・達也君と同じところだし♪」

 

そういえば、やけにフロントでブルーマーメイドの制服を見たわけだ。あれはもえかの船だったらしい。

 

でも、ブルマーっていいところ泊まれ・・・「

 

「まさか、僕に会いたいからってだけでホテル決めたわけじゃないよね?」

 

なんで目をそらすかな・・・

 

「だ、だって!もう一年近くゆっくりすごせてないんだよ!?私だって、さみしいときはあるけど!そしたら、たまたま補給中の宿泊先が達也くんと一緒だったんだもん!!」

 

おおう、涙目のもえかかわいすぎない?見せてほしい?やだよ。

 

・・・ごめんなさい!やめっ、おでんはしゃれに・・・

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