神器世界の敵になるために   作:黒巛清流

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あれ…思ったよりも早くできた。
原作があると楽なのかな

…でもアニメだと7分ぐらいしかたってないんだよね…


遭遇、三人の奏者

「うわあああああああああああああああああああ!!」

「きゃああああああ!!」

 

女の子と天空時さんを抱えて響ちゃんがビルから地面に向かって跳躍している

よし、ちょうどいい地点に行くことが出来た。着地した地点でちょうど響ちゃんと会う

 

「何か落ちてき…響ちゃん!?なんで上から…それにその恰好は…!?」

「あっ!飛鳥さん!よかった!……ってあっ。あ、あまり見ないでください…!」

 

シンフォギア装着時ってぴっちりスーツに装甲を付けたみたいな感じだよね。

正直男がまとえなくてよかった気がする、男だったらもうちょっと変わるのかな

 

「とにかく無事で良かったです!怪我とかないですか!?」

「うん、大丈夫。服が汚れたぐらいだよ」

 

逃げる時に多少転がったりして逃げたので服はそこそこ汚れている。

生身でノイズから逃げるのは少し怖かった、触れたら即死だしね…

ふと上を見上げるとノイズが降ってきた…まずいっ!

 

「危ないっ!」

「えっ!?きゃっ!」

「天空時さんっ!」

 

僕が小さな女の子を、響ちゃんが天空時をかばい飛ぶ。なんとか全員無事で済んだ

ノイズはぼとぼとと放り投げられたかのように地面へと落ちてくる、正直不気味だ。

直後大きな音が響き、振り返ると大型のノイズが建物を破壊しながらこちらへと向かっていた。

正直絶望的な状況だ、普通なら僕も天空時さんのように腰を抜かして泣いているだろう

彼女はもうあきらめたかのように目から涙を流しながら絶望した表情をし、手を組んで祈りを捧げるような体制を取った。

 

「もう…無理なんですか…主よ…」

「あきらめちゃダメ…あきらめちゃだめだよ…!」

 

その瞬間、天空時にノイズがとびかかってきた。

槍のように射出されてないだけマシだけども、このままでは彼女は炭化してしまうだろう

彼女はもう諦めているのか動く気配がない、ペタンと座り込んで祈るように手を合わせている

僕が腰の小型化したガングンニルに手を伸ばそうとしたとき、響ちゃんが彼女の前に躍り出る。

 

「響ちゃん!?」

「おりゃああああああああああああっ!」

 

ノイズへとこぶしを振るう、この時の響ちゃんは思わず前に出てしまったんだろう

シンフォギアはノイズに触れても大丈夫だというのは知らないだろうし

ノイズにこぶしを振るうとノイズが炭化し、ぼろぼろと崩れる。もちろん響ちゃんは無事だ。

 

「…え」

「え…私が…ノイズを…?」

 

その瞬間、遠くから響くバイク音。ノイズがドスドスと吹き飛ばされていく

ノイズの山から飛び出してきたのは二台のバイク、乗っているのは…ツヴァイウィングの二人だ。

赤いバイクに乗った天羽奏は僕達の目の前で停車し、風鳴翼はバイクをそのまま大型ノイズに突っ込ませて飛び上がった…バイクがっ!

 

「あーあー、翼はまたバイクを無駄に破壊して…」

「…え?奏…さん?」

 

僕は驚いたように天羽奏に向かって言葉を告げる、ちなみに名前は大学でそう呼ぶように言われた。

生存者である僕たちの姿を確認すると天羽奏は僕を見て驚く

 

「…って飛鳥!?なんでここに!?」

 

ちなみ入っておくが彼女の方が年下である。気にはしてないけど

彼女は驚愕した顔をするがノイズに気づくと飛び上がった風鳴翼と同時に聖歌を歌う

 

「Croitzal ronzell gungnir zizzl」

「Imyuteus amenohabakiri tron」

 

二人の姿が変化する。ガングニールとアメノハバキリの姿に

変身が終わると風鳴翼が近くに着地した…あ、アニメとは違って変身してから着地するんですね。

 

「奏、そっちをお願いっ!」

 

風鳴翼はこちらを向くことなく剣を持ち走り出した。おそらく僕には気づいてないだろう

 

「えっ、あっ!……そこのお前!こいつらを守ってろよっ!」

「えぇっ!?は、はい!!!」

 

二人はそういうと反対方向に剣と槍を振るう

 

【STAR DUST ∞ FOTON】

【蒼ノ一閃】

 

全体攻撃を放ち、ノイズを一掃する。

巨大ノイズも風鳴翼の一撃で倒され、炭化した

一瞬だ、この子達もだいぶ強くなった。原作よりも強くなっただろう

アラインしての僕も少し昂る、風鳴翼風に言うなら「私の中の跳ね馬が躍り昂ぶるッ!」って感じだろうか

思わず変身したくなってしまった。別に戦闘狂ってわけでもないのにね

 

その後の対応は早かった。軍隊のような人達とスーツを着た人達、救急車やヘリコプターもいる

小さな女の子も引き取られ、僕と響ちゃんと天空時は一か所に固まっており。今女性から暖かいココアが渡された。

 

「あ、あったかいものどうも…」

「ありがとうござます」

「どうも」

 

ところで響ちゃん、そのスーツ脱がないの?

 

「…ぷはー」

 

と一息ついた瞬間

キュウウウウウン…

 

「へ?」

 

その瞬間ガラスが割れるような音とともに響ちゃんの格好が制服姿に戻る

隣にいた僕と天空時は軽く声を上げてしまった。

同時に響ちゃんがほおり出したカップはなんとか掴むことが出来た。危ないし勿体無い

後ろに倒れこもうとした響ちゃんは風鳴翼が抱き留めた

 

「わあああああっ!すいません!」

「いや、大丈夫か?」

「は、はい!」

 

その後ろから天羽奏もこちらへ寄ってくる。さっきまで戦っていたとは思わないほどの笑顔だ。

風鳴翼の対応も優しい、天羽奏が生存しているからだろうか

風鳴翼は僕達の様子を確認し、僕の顔を見るととてつもなく驚いた

 

「黒野さん!?あなたもここに!?」

「…え、気づいてなかったんですか」

「気づいてなかったのか翼」

 

そこまでいうと響ちゃんは落ち着いた今なら聞けると思ったのか僕の方を向き、呟く

 

「ところでなんですけど…飛鳥さん、ツヴァイウィングのお二人とお知り合い…なんですか?」

 

聞いていいのか少し困ったような顔をしながらいう

僕はそういえば伝えてなかったと響ちゃんに向かって話す

 

「あぁ、奏さんは僕と大学が同じなんだ。そして風鳴さんは僕のバイト先によく来てくれる人でね。奏さんも翼さんつながりで知り合ったんだ」

「あぁ、まさかこんなところで会うとは思わなかったがな」

「あぁ!それよりも助けていただいてありがとうございます!実はこれで助けられるのは二回目なんです!」

「「二回目」」

 

原作ではここで風鳴翼が立ち去っていたから聞けなかったけど、これでは話すんだ。

内容はライブの日の助けてもらったこと、奏の武器破損による響の怪我の謝罪など

これは最初から仲良くできそうだなぁ…と思っていると僕と天空時にタブレットのようなものが女性から渡される。俗にいう「このことは他言無用ですよ」っていう誓約書である。

まぁ普通にサインをする…あ、指紋登録なんだこれ

 

「それにしても...」

「あぁ、今回も来なかったな」

 

ツヴァイウィングの二人がそう呟く

アラインのことだろう、まぁここにいるし仕方ないよね。響ちゃんに知られるときもどうやって知られようかな

 

その時、僕は携帯で時間を確認しようとして後ろのポケットから携帯を取り出す。と、同時に忍ばせていた紙をみんなの中心に落とした。

 

「あれ?なんだろうこれ」

 

僕がみんなに気づかせるように紙を拾う、オレンジと黒の二色で出来ている小さな封筒だ。僕はその紙を拾うと表や裏を確認し、書いてある文字を読み上げる。

 

「・・・アラインより?」

「「「ッ!?」」」

 

その瞬間、ツヴァイウィングの二人と緒川さんが勢いよくこちらを向く。天羽奏は勢いよくこちらに近づくと僕に少し焦った感じで話しかける。

 

「飛鳥っ!少し見せてもらってもいいか!?」

「え?あ、うん」

 

僕は何だろうと言った形で封筒を渡す、響ちゃん達も首を捻っていた。

天羽奏は緊張した面持ちをしながら封筒を開けると風鳴翼と緒川さんも後ろから覗きこむ

 

ちなみに内容はこうだ

 

『今回は新たな奏者の誕生に立ち会えなくて申し訳ない、まさか新たに奏者が現れるとは思わなかった。

今回は別件で用があるため残念ながらそちらにいくことは出来ないがいずれまた新たな奏者共々お会いしよう

Ciao!

 

親愛なるツヴァイウィングのお二方へ

アライン』

 

うん、ガッツリ挑発文です。

ちなみにCiao(チャオ)は親しい人に使う挨拶です。

天羽奏は苛立ったのか手紙を握りつぶす。

筆跡はもちろん変えてるし指紋もさっき拾ったときに着いたやつしかなく、封筒も自作であるため特定は気にしなくてもいいだろう。

 

二人は視線を鋭くする、闘志を燃やしているのだろうか

 

「えっと…じゃあ私もそろそろ…」

 

響ちゃんも夜が遅いのかそろそろ帰ろうとしたとき

ずらっと黒服たちがツヴァイウィングの二人を中心に並び立つ、凄い光景だ。

 

「悪いけど、このまま返すわけにはいかなくなった」

「…悪いわね」

「えぇっ!?何でですか!?」

 

その様子を見ていると天空時がぽつりと呟く

 

「もしかして…さっきノイズを倒した…」

 

十中八九というかそれだろう、このままだと僕たちはどうなるんだろう。このまま開放かな…

響ちゃんの手に手錠のようなものを取り付けられる。これは多少行動を起こしておこうか

 

「響ちゃん!?」

 

僕が響ちゃんの方向に向かおうとすると肩を誰かにつかまれる。

振り返ると緒川さんがいた、ちなみに緒川さんとは大学であいさつはすませている

 

「緒川さん…」

「大丈夫です、悪いようにはしません。よければお二人もついてこられますか?許可は頂いてます」

 

どうやらついていってもいいらしい、僕は天空時に視線を向ける。

天空時は首を小さく縦に振った、彼女も行く気らしい。というかまだ彼女と自己紹介すらしていない

 

「こちらへどうぞ」

 

緒川さんは響ちゃんとは違う車に誘導される。僕と天空時はその車に乗り込み。響ちゃんが乗った車を追うように走り出した。

 

 

 

「…あの…黒野飛鳥さん…でよかったですか?」

 

車に揺られている途中、天空時が僕に話しかけてきた。

どうやら自己紹介をしたいらしい、僕も気になっていた。ゴーストっぽい苗字だし

 

「あ、黒野飛鳥です。響ちゃんとは知り合いで大学二年生、二十歳です」

「天空時(てんくうじ)恋香(かおる)です、立花さんとは同じクラスで時々会話をしています」

 

どうやら響ちゃんとはそこまで仲が良い、というわけでもなさそうだ。

クラスメイトどまりだろうか、まぁこの秘密を知ってもう少し仲良くなってくれると嬉しいけど

それとちょっと気になるのが胸元にかかっている十字架、そして先ほどの祈りを捧げるようなポーズ

もしかして…

 

「もしかしてだけど天空時さんって…シスターさん?」

「あっ…はい、母の家が教会でして…シスターと呼べるものではありませんが…」

 

会話をしているとどうやら母親が教会の人で父親がとある企業の社長、いわゆる社長令嬢らしい

…もしかして 一話で死亡しているはずの響ちゃんのお父さんの取引先の社長の娘さんなのだろうか?

(アライン)がいたから生存者も増えて彼女も生き残ったのだろうか…そういえば響ちゃん、家にまだお父さんがいるみたいな会話をしていたな…(お父さんがまた家で○○みたいな)

生き残った同士で話があったりでもしたのだろうか、つまり父親は行方不明になっていないということ…うーむ…錬金術師のところで少し面倒なことになりそうである…

 

着いたのは私立リディアン音楽院、降りると天空時と響ちゃんはえっ…と言った顔をする。

僕も怪しまれないように驚いた顔をしていた。

 

「ここって…響ちゃん達の学校…だよね?」

 

さて…次は二課との対面か…一期のラスボスとの対面と人類最強との再開だ…

…ぼろが出そうで怖いなぁ…




ちなみに車は

1:響、奏、翼、緒川
2:飛鳥、恋香、モブ、モブ

となっております、1号車の会話もいりますかね…?


名前ありキャラの紹介

天空時恋香(てんくうじ かおる)
物静かな16歳、得意な歌は聖歌
黒く腰まで届くような髪におっとりした表情をしている
優しく、感謝をするときは大体主に感謝している。響とはクラスメイト程度の付き合い
趣味は礼拝とスイーツ巡り(これは知らないものを知るのに大事なことなのです、決して欲望に堕したわけではありません)


規約見てたら感想に要望とかを投稿するのは違反なんですね…
活動報告の方にリクエスト用とかこういうのがあったらいいなぁ…みたいな
掲示板らしきものを立てておきますね。もちろん、感想も大歓迎です
それではまた次回お会いしましょう、Ciao!
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