起承転結の承を描くのがすごく苦手である
今回からタイトルを変更しました
女子高生二名が悲鳴を上げるフリーフォールよりも恐ろしいエレベーターに乗り、深い地下へと降りてゆく
凄いなぁ…まるでステンドグラスのような壁が見える、綺麗だけど少し不気味だなぁ
すると天羽奏が真面目な顔をし、僕たち三人の方を見る
「…ここから先は気を付けろよ、政府の機密に当たる部分だ。下手をすると…消されるぞ」
あまりにも冷たく鋭い声に響ちゃんと天空時は体をこわばらせる。
…だけども僕には見える、風鳴翼が呆れ顔をしており緒川さんが苦笑していることに
そしてエレベーターの扉が開かれる。
すると
パンッ!パンッ!
軽い破裂音、思わず僕たちは身構えるが…
「ようこそ!人類最後の砦!特異災害対策機動部二課へ!」
ようこそ二課と書かれた看板や飾りつけされた部屋、どうみても歓迎ムードである。
隣を見ると天羽奏はしてやったりとした顔をして笑っており、風鳴翼と緒川さんは苦笑している。
その後ひと悶着あり、響ちゃんの手錠が外れたり鞄を返されたりもしたが割愛しておこう
「では改めて自己紹介をしよう。俺は風鳴弦十郎、ここの責任者だ」
「私は出来る女と評判と櫻井了子、よろしくね」
響ちゃんは櫻井了子に連れていかれたが僕達はその場に残る。
その後簡単な説明を受け、夕飯の代わりに並んでいる料理を食べる
すると料理を食べている天羽奏と風鳴翼に話しかけられた。
「ずいりゅんれいしぇいだな(随分冷静だな)」
「奏さん、行儀が悪いよ」
天羽奏は口の中に突っ込んでいたエビフライを飲み込むと話をつづけた
「いや、やけに冷静だなって思ってな。こんなところに来たらもっと慌てるものだと思ってた」
「混乱はしているよ、でもなんだかいろいろ超えすぎてわからなくなっちゃった」
僕は料理を置くと二人に向き直る
「聖遺物、シンフォギア。色々あり過ぎて一周周って冷静になっちゃったよ」
「まぁ今日だけで色々あっただろうからな」
「そういえば…聖遺物だっけ?それってどういうのなの?特に二人とも何も持ってなかったし」
僕がとぼけてそういうと風鳴翼は胸元からペンダントを取り出した、赤い宝石のようなペンダントだ
「これが…」
「そうです、これが私の聖遺物。アメノハバキリです」
「触っても?」
「えぇ、壊さないように気を付けてもらいたいです」
受け取ってみると想像より硬く爪で軽く削っても特に削れたりもしない
ここでちょっとやりたかったことを試してみる…………………出来た
完成したそれをポケットに忍ばせて風鳴翼にペンダントを返そうとすると
………………
…ん?何か聞こえた…?
「ありがとう、これがあんな姿になるなんて凄いね…いや本当に凄い姿だったけど」
「あ、あれは忘れてくれ!」
誰が設定したか分からなかったけど、凄いよね。ぴっちりスーツだもん
「そういえばそれを持った時。何か聞こえなかったか」
「何か…そういえば何か聞こえたような…ぶつぶつと呟くような音みたいな…」
すると二人の顔がおっ!というような顔をした。
「それは聖歌です、聖遺物を扱えるようになる適正のようなもので私の場合だとはっきりと声が聞こえます」
「へぇ…そうなんだ」
「LiNKERっていうものを使えばもしかしたら私たちのように装着することが出来るかもしれないな」
と、言われてもなぁ…LiNKERは副作用もあるみたいだし…
…待って、というかその聖歌。僕男なのに聞こえちゃったの?
僕は別にブレイブの恋人の記憶は持ってないし女性の遺伝子は0だと思うんだけど
「僕はああいうことは出来そうにないかなぁ…」
「ま、無理強いはしないさ。一応櫻井女史に伝えておくけど」
「うん、分かったよ」
そういえば天空時恋香が話に入ってきてないけど何をしてるんだろ…
視線を向けると天空時恋香はテーブルに並べられた料理を大量に食べていた
んー!と声を上げながら料理を次々口に運んでいた。
凄い空皿が…というかシスターじゃなかったのか…節制とかあるんじゃないだろうか
というか4~5人前は食べているんじゃないだろうか…
「とてもおいひいです~」
「て、天空時さん…?」
「…ハッ!これは堕落ではないのです!出されたものを残すのも神の意に反するのです!!!」
天空時恋香はこっちを確認すると真っ赤にして言葉を否定する。
でも右手に持ってる4切れのケーキが乗っている皿で説得力がなくなってるよ
その後、フラフラな響ちゃんが戻ってきた。
僕達は緒川さんに送ってもらい、そこで二人とは別れた。家に到着すると先ほどアメノハバキリを見ていた時に作成した。ガジェットを取り出す。
「まさか本当にできるとは思わなかったなぁ…」
ガングニールに続く新しいガジェット、アメノハバキリ
ガングニールの色が黒とオレンジなのに対しアメノハバキリは青と白である
明日は響ちゃんの初陣である、久し振りのアラインとしての参戦である。
付き合い長いからばれないように気を付けないとなぁ…
次は早めにしたいなぁ…