神器世界の敵になるために   作:黒巛清流

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戦闘シーンは本当に難産…
こんなにかかるとは思わなかった…

ちょっとこのままだと更に時間がかかるので切りのいい所で上げました



激戦、アライン VS OTONA

「やああああああああああああああああ!」

 

響ちゃんが拳をこちらに振るってくる。僕はいつかの指令のように左手を後ろに回し、片手でその攻撃を防いた

多少修業したと言っても所詮は普通の少女だった子

数年間修業した成人男性には見劣りする、シンフォギアもライダーシステムによって差異はない

 

「くっ、当たらない…!」

「単純に拳を振るっているからだ。重要なのは手数ではない、どこを打つかだ。こんな風にな」

「うわわっ!」

 

響ちゃんが振るった手の手首辺りに自分の手首を当てて大きく外側に弾く、力の行き場が変わったせいで響ちゃんは体勢を崩し倒れそうになる、そして僕は手のひらを響ちゃんの腹部に当てて発勁を放った

 

「うぐっ!」

 

発勁をもろに受けた響ちゃんは苦しそうな声を上げて後ろに吹き飛ばされた。

 

「戦闘でもっとも大事なのは相手の動きを見ることだ、やみくもに突っ込むだけではこの様にいなされる」

 

すぐに立ち上がるが腹部を押さえて苦しそうにしている。見知った人が苦しそうな顔をするのを見るのは辛いなぁ

そう思っているとアラインの優れた聴覚がヘリの音を聞きつけた。

 

元々この場面は風鳴翼が響ちゃんと戦おうとしているところに指令が飛び込んできて中断させる、というシーンである。

今回は僕と響ちゃんが戦っている。つまり司令と戦うのは僕

いやだなぁ…仮面ライダーに圧勝できる司令と戦うのやだなぁ…

そんなことを思いながらもベルトの上を叩いて必殺技の準備をする。

 

『GUNGNIR!! CRITICAL STRIKE!!!』

 

「終わりだ…」

 

僕が姿勢を低くすると右足が輝きだす。

そして大きくジャンプし、回転して響ちゃんに向かって蹴りを放った。

響ちゃんが絶望した顔をした瞬間、上から何かが飛来してくる音が聞こえた。

 

「響君っ!ハァァッ!!」

 

僕の必殺技を上から飛来した司令は僕と同じように片足を伸ばしたライダーキックのようなポーズになり、僕の攻撃を防いだ。

…待って、多少力を抜いたとはいえライダーの力を使ったライダーキックだよ。

それを生身でしかも特に落下しただけの威力で防いだの?

………本当に人間なのぉ?

 

「…来たか、風鳴弦十郎」

「久しぶりだな、アライン」

 

風鳴弦十郎と対面する、後ろにいる響ちゃん達は緒川さんが回収したようだ。

ただ立っているだけなのに強さがにじみ出てる。この人本当に人間なんだよね、人間に化けている怪人とかじゃないよね。いや、怪人だったらラスボスクラスだけど。

 

僕達は構える、言葉はいらない。姿勢を低くすると僕達は二人に向かって跳んだ。

拳と拳がぶつかり、衝撃波が発生し近くのアスファルトが吹き飛ぶ。

正直かなり痛い、鉄以上に固いんだけど…

即座に体を回転させて後ろ回し蹴りを頭に放つが腕でガードされる。前よりも動きにキレがある、これは…

 

「…仕上げてきたな」

「お陰様でな」

 

お返しとばかりに鋭く重量感のある蹴りが僕の顔に目掛けて繰り出される。

それを同じように腕で防ぐ、車が衝突でもしたのではないかという威力に腕が痺れた。

無事な方の腕を地面につけてカポエイラのように足を回転させて薙ぎ払うように蹴りを繰り出す。

一度距離を取ると再度攻撃を数回行う

 

正直、勝てる気はしない。

あんなのスーパーヒーロー大戦に登場したら一人でライダー全員倒しそう、四人に増えたてつをと戦えそう。

そう思考がわき道にそれた瞬間、目の前に風鳴弦十郎の足が迫っていた。

しまっ…!

 

その蹴りは僕の顎をかすめ脳を揺らし、僕は意識を失った。




次回、覚醒…?
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