先が分からなくなったのでお茶濁し回
遅れてしまい本当に申し訳ない
「…ふう」
僕はバイクから降り、ヘルメットを外す。
今いる場所は私立リディアン音楽院、の二課へと向かっている。
「手土産もよし、さてと…」
僕がここに来たのは小日向未来から響ちゃんがまだ帰ってこないということを聞き
まだ二課にいるのだろうという風に当たりを付けてこっちに来ている。
正直僕も戦ってる最中から記憶がないから情報を集めたい
門の方に行ってみると二課の人が割とすんなり通してくれた。
関わっているからだろうか、とりあえずエレベーターに乗って地下まで降りる。
到着すると緒川さんが出迎えてくれた。
「こんばんは緒川さん、響ちゃんいますか?」
「黒野さん…えぇ、こちらにおられますよ」
心なしか疲れているような緒川さんに連れられて部屋に入ると
ソファでぐでぇとなっている奏者の三人を見つける、でも僕はそれよりももっと驚くものを見つけた。
違うソファで仰向けになってうめいている指令の姿を見つけたのだ。
司令がやられている…?
もはやノイズ以外に倒せないものはないと言われている指令がやられた…?
誰に?僕が気絶した後誰か来たの?しかも指令を倒せるほどの?
僕と同じ転生者?しかもチート能力持ちの…ダメだ、分からない。とりあえず話してみよう
「風鳴さん!?それにみんなも…いったい何が…」
再度目を向けてみると奏者の三人には深い傷はなく響ちゃんは無傷と言ってもいいほどだ
だけども顔を俯かせおり、見たことないようなおびえた表情で震えている。
顔色も青く、よほど怖い目に遭ったのか僕が来たことにも気づいていないようだ
「響ちゃん…?」
「あ…飛鳥…さん…?」
「大丈夫…?だいぶ怯えているみたいだけど」
頭でも撫でようかと手を伸ばすと響ちゃんはその手を掴みその胸に抱きかかえる。
不安になると何かを握りたくなると聞くしそのままにさせる。
…響ちゃんの高校一年生にしては大きい胸部の感覚は無視する。
やっぱり男なんだなぁ…って自覚してしまう。いまは不安がっているしおくびにも出さないけど
「飛鳥、お前も来たのか」
「…黒野さん」
ツヴァイウィングの二人も顔をあげた。
二人は疲れ切った表情をしておりソファにぐったりと倒れている。
「…何があったか聞いてもいい?」
「それは俺から説明しよう…一人は響君のために知っている者がいた方がいいだろう」
司令が起き上がった、多少はきつそうな表情を見せるが動く分には問題ないようだ。
そのまま近くにいた櫻井了子に言うと画面が表示される。
僕が何度も見ているアラインの姿だ。
「この特殊なスーツを着た男、名前は仮面ライダーアラインというが…」
「…あれ、僕この人を知ってますよ」
「何ッ!?どこでだ!」
ここからは演技力しだいだ、頑張れ僕
司令は驚いた表情で僕を見る。近くにいる奏者の三人も驚愕した表情を見せる。
「えっと…二年前の………ツヴァイウィングのライブ会場で」
「「「「ーッ!」」」」
四人の顔が驚愕に包まれる。それもそうだろうね…
あの場所は本当の意味での…『始まりの場所』なんだから
「…僕はノイズが現れた時、怖くて動けなかったんです。このまま死ぬんだって思った時にあの人が来たんです」
「はじめは何がなんだかわかりませんでした。顔は仮面に覆われてましたし」
「その時の僕はまたノイズみたいな化物が出たと思っていたんですが」
「彼は僕を抱えるとそのまま彼が開けたと思われる穴から外に出してくれたんです」
「結局声も聞くこともなくそのまま彼は行ってしまいましたけど…」
「時折噂になっていた『仮面ライダー』って彼のことだったんですね」
口から流れるように
今の僕は彼に助けられた。民間人
なぜこういうことにするのかにはとある理由がある。
ここで本腰を入れてアラインを討伐されても困るからだ。
戦力的に考えるとアラインなんて指令と緒川さんをぶち込まれるだけでやすやすと撃破される。
ノイズとは真逆、奏者には有利をとれるがOTONAには歯が立たない。
まるでじゃんけんのような見事な有利不利が出来ているのだ。
ここで僕はアラインとは何なのか、本当に私たちの敵なのか…?と疑問を持たせるようにした。
これで僕を撃破しようという可能性はわずかながらでも減るだろう。
その後、アラインとは敵対しているなど。天羽奏が一時休業していたのは彼のせいだなど。
様々な情報をいただいた。その時そんな…という驚く演技も忘れない。
というか司令が戦ったという話を聞いた時はとても驚いた表情をして奏者達を見た。
…彼女達は慣れろ、といった表情をしていた。うーんこの反応もびっくり
そして僕が知りたかった情報が来た。
「…そしてアラインを倒したと思った時、やつが出た」
そして映し出されたのは…え?
ナイトローグ…?
そこに映っていたのは仮面ライダービルドに登場するナイトローグ
仮面ライダーのような変身方法だが分類としては怪人である。
バットフルボトルを使うコウモリような姿をしており、確かパンチ力は15tを超えているし。キック力に至っては20tはあったはずだ…
アラインもそこそこの攻撃力を誇るが本来の仮面ライダーほどのスペックはない。
しかしこのナイトローグが本来の作品のスペックがあったのなら…司令を簡単に倒すことが出来るだろう。
「…やつはナイトローグと名乗っていた。そして…恐ろしいほどに強かった」
司令は苦々しく告げる。彼のことだから油断はしていなかったんだろうがそれで負けたのだ。かなり悔しいのだろう。
しかし…いったい誰だ…ナイトローグ…僕と同じ転生者?しかし何のために…
また調べることが増えたなぁ…仲間が欲しい
こう…キリヤさんとかそういう感じの明るい仲間が欲しい。でも社長とかの権力持ちも欲しい…
あ、そうだ。これも渡しておこう
「あの…こんなところで言うのもあれですが…これ…よかったら…」
と言いながら僕は手に持っていた紙袋を差し出す。
響ちゃんもだいぶ持ち直したようで紙袋をのぞき込んでいる
「この匂い…もしかして…飛鳥さんのシュークリーム!?」
「うん、そうだよ。何か持って行った方がいいかなって…」
「へぇ、飛鳥が作ったシュークリームか、多彩だな」
そういいながらみんなはシュークリームを取っていく、風鳴翼も21時前なので食べるようだ。
さっきとは別の意味でドキドキする。響ちゃんは喜んでくれたけど…というかもう笑顔で食べてるけど…
「飛鳥さんのお菓子相変わらず美味しいー」
「うまっ」
「これは…!」
「ほう、美味いな」
「あら、美味しいわね」
…どうやら好評だったようだ。ほっと胸をなでおろす。
これからはナイトローグの調査と…響ちゃんと小日向未来の関係改善。
それと二課との親密度上げ
…流星群に行かせることが出来ればいいんだけどね。
これからどうしよう…
アニメが見れなくなったのでさらに投稿が遅れてしまいます…
すみません