ダイヤのA エースを狙え!   作:野球マン3号

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つ、疲れたので続きはまた今度~


沢村不合格!?

俺は今沢村と一緒に寮内を歩いてる。高島さんからは名前が書いてあるので自分で歩いて探せとのことだった。原作では俺の部屋はなかったけど一体誰と同じ部屋になっているのかはわかっていない。

 

「おっ!俺の部屋はここだな!3人一部屋の共同生活なんて初めてだから緊張するな」

 

「早く見つかって良かったな。まぁ沢村ならすぐになれるとおもうぞ。んじゃあ俺は自分の部屋を探しに行くよ」

 

「おう!ありがとな!」

 

俺と沢村はここで別れ俺は自分の部屋を探しに行った。1階を見て回ったが俺の名前が書かれている部屋がなかったので俺は2階に上がり部屋を探すと階段すぐ横に俺の名前が書かれているのを見つけた。

 

『御幸一也』

『茂野駆』

 

となっていた。

俺は部屋をノックしてから扉を開けるとあのとき俺のボールを受けてくれた御幸さんがいた。

 

「おっ!来たな大物ルーキー!知ってると思うけど改めて俺は御幸一也だ。キャッチャーをやってる。よろしくな!」

 

「改めまして俺は茂野駆。ポジションはピッチャーと外野です。よろしくお願いします。」

 

俺達はお互い自己紹介した後ジャイロボール、ジャイロスライダーについて話し合った。どんな変化がするのか、どんなボールなのかなど野球のことを話し合った。

 

 

 

「はよございます!」

「はよございまーす!」

「はよございます!」

 

「これで入部希望者は全員か?」

 

「まずは順番に自己紹介をしてもらおうか」

 

『『『『『はい!』』』』

 

「南中出身の竹本篤です。よろしくお願いします!」

 

「宮川シニア出身、大島広!希望ポジションはショートです!守備には自信があります!」

 

その後は一年生が自己紹介をするが、俺は気になっていることがある。

この場に沢村の姿がないことに気づいて周りをキョロキョロと見てる。そして沢村を探している内に俺の順番になった

 

「平坂ノ中出身、茂野駆です。希望ポジションは投手!目標は全国制覇です!よろしくお願いします!」

 

俺の自己紹介が終わると何処からか御幸さんの声が聞こえてきた

 

「あ~~~~こいつ遅刻したのに列に紛れ込もうとしてるぞ~~~」

 

その一言でグラウンド内がシーンとなったがすぐに片岡監督が沢村に言った。

 

「初日から遅刻とはいい度胸だな小僧....しかもバレないように忍び込もうとするその腐った根性....練習が終わるまで走っとれい!それとこの男と同室の上級生、どさくさに紛れている大バカもの、その同室の1年...お前らもだ」

 

それから俺と沢村と上級生の3人は昼食の時間までタイヤを引っ張りながらひたすらグラウンドを走った。これもいいトレーニングになるなとか考えながら走っていた。

 

そして昼食

 

「さっきはすまなかったな茂野」

 

「いえ、俺も諦めずに起こしてたらこんなことにはなってなかったです。」

 

そう。何故俺と御幸さんは同室なのに御幸さんが寝過ごしたのかと言うと俺はきちんと時間通りに起きたのだが御幸さんは何度声を掛けてもピクリとも動かず時間がなかったため仕方なく御幸さんを置いてグラウンドに行ったのだ

 

そして、昼食なんだが一人ノルマとして3杯は食べないと行けないとのこと。3杯以上食べてもいいのだが俺の胃袋だとご飯3杯が限界だった。そしてご飯の後午後の練習が始まるのだがその前に俺はやることをやりに行った。それは

 

「茂野……………次はないぞ」

 

「はい………ありがとうございます監督」

 

そして午後からの練習では一年は先輩方のプレーを見学してから"アレ"がある。

 

「よし、世界のフラミンゴこと一本足」カキーン

 

「ヒャハハ、おらぁあ」

 

俺は先輩達の練習風景を見て素直に凄いと感じている。中学の時とはレベルが格段に違っていた。御幸さんも、倉持先輩も、増子先輩も普段と練習とでは全く雰囲気が違った。さっきまではおちゃらけていたりしていたが今はその面影がなかった。しばらく練習を眺めていると

 

「よし1年集合だ!これより希望ポジションに別れて能力テストをする!!スパイクに履きかえてBグラウンドに集まれ!」

 

その言葉で今まで静かだった一年生が一気にザワザワし始めた。

 

あれだけ辛そうだった沢村もその言葉を聞いて復活したのか目を輝かせている。

 

「どこへ行くんだ?」

 

ふと気付くと沢村が監督に声を掛けら れていた。

 

「え?どこって自分の力を試しに....」

 

「お前はテストに参加しなくていい、暇なら走ってろ!」

 

あれ?この様子からしてまさか………

 

「何でだよ?だって先輩達もう練習してんだろ?」

 

「そこの隣にいる奴もそうだがあいつらはちゃんと練習が始まる前に頭下げに来たからな」

 

「なんだって!?」

 

「遅刻をしてきて謝罪もできない男など我が青道野球部の一員とは認めん!気に入らんならこの野球部に二度と来なくていいからな!」

 

「ははっあいつ終わったな」

 

「ああなったらうちの監督は頑固だから」

 

「一年間は口を聞いてもらえないぞ」

 

「わああああああああああああああああああああああああああああ」

 

沢村の叫び声にみんなの視線が一斉にこっちを向いて場はこれ以上に無いほど静まり返っている。

 

「ね、寝坊したのは自分の気持ちが甘かったからだ。けど…………エースになるためにここに来たんだ!俺はその気持ちだけは誰にも負けるつもりねー!」

 

「フン、くだらんな」

 

「くだらないって………俺は真剣に!?」

 

監督は沢村の言葉を受けてから急に振りかぶり。

 

ガシャン!

 

フェンスにボールが直撃した。

 

『うおおーー何だ今のはここから投げて....』

 

『百メートルは飛んでんじゃねーか?』

 

『ははっ1年ども目を丸くして驚いてやがる』

 

「そりゃそうだろ。あの人はプロ入り拒否してまで母校で監督やるの選んだ 人だかんな。今でもバリバリの現役選 手だよ。あぁ見えてまだ30代だし」

 

「小僧、エースになると言ったな...だったら言葉はいらん。才能で示して見ろ」

 

「このホームベースからあのフェンスまで約90m....遠投であのフェンスに届いたら練習に参加させてやろう」

 

「マ、マジっスか!」

 

「ただし....フェンスまで届かなければ即刻投手を諦めてもらうぞ..」

 

監督のその言葉で周りは一瞬静樹になりまたザワザワし始めた。周りの人達は絶対に無理だろと話している。俺もその意見に賛成だ。沢村には申し訳ないが今のあいつの肩じゃここからあそこまで届くことはない。あいつはまだ自分のボールの性質に気付いてないんだ、きっとボールはなんらかの変化を起こしフェンスまで届かないことだろう。

 

「ははっ...ははは。さすがは名門!分かりやすくていいっスねぇ。要するにあのフェンスを軽~く越えりゃいいんですよね!」

 

「越えるって..お前何言ってんだ!!」

「お前の自己記録何mだよ!?」

 

「知らない!けど、こんなトコでコケてちゃエースにはなれねェ!」

 

「赤城中学出身 沢村栄純。記念すべき高校生活第一投、投げさせていただきます!おおおおおおらあぁ!!」

 

沢村は勢いよく助走をつけフェンスに向かってボールを投げた。途中まではフェンスまで向かっていったが途中でボールは大きく右に曲がってしまいボールはフェンス手前で止まってしまった。

 

「答えは出たようだな。約束通り...投手は諦めてもらうぞ!」

 

「ちょっと待って....今のは...」

 

「練習には参加させん!ヒマなら走ってろ!」

 

「え~~~」

 

沢村はテスト不合格になってしまい練習が終わるまで走ることになった。

 

 

 

 




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