ダイヤのA エースを狙え!   作:野球マン3号

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昨日に引き続き投稿させていただきます!
多々至らない点がありますがよろしくお願いします


見さらせ!これが俺の実力だ!

俺は沢村のテストを見届けてから片岡監督の指示に従いBグラウンドまでやってきた。

 

「これから、ピッチャーのテストを始める。まず、1人1人ストレートを10球投げてもらうそれから変化球を持っている場合はそれも投げてもらう!分かったな!」

 

『『『『『『はい!!』』』』』』

 

「それじゃあ初めに中橋!お前から投げてみろ!」 

 

「は、はい!」

 

中橋はすぐに準備をし、準備が終わるのを片岡監督が確認すると

 

「よしっ!!投げろ!!」

 

そう指示をし中橋は片岡監督の言う通りストレートを10球を投げた。

 

「よし、ストレートはもういい!!変化球はあるか!」

 

と中橋にそう質問すると中橋は・・・

 

「えーと、スライダーが投げられます!」

 

質問にそう答えた。

 

「よし、分かった!スライダーを投げてみろ!」

 

と中橋にそう指示を出し中橋はストレートと同じくスライダー10球投げた。中橋が投げ終わると次々とピッチャー志望を指名して行きドンドン投げさせた。

 

見た感じそこまで凄そうな投手は一人くらいしかいなかった。そいつの名前は降谷暁だ。球速は150km近くあるがコントロールが上手く定まらず外してしまうことがよくあったがこのメンバーの中では唯一まともな投手だろう。きっとこいつはすぐに化けると思う。

 

「次、茂野!!」

 

と、考え事をしていたら俺の出番が回ってきた。周りからは「あいつがあのアメリカ打線を抑えた」とか「あれが黄金の世代」などなど聞こえてきたが俺は周りの声をシャットダウンし一気に集中力を上げた

 

「よしっ、まずはストレート投げてみろ。」

 

「はいっ!」

 

俺は監督に指示され思いっきりボールを投げたそのとき....

 

ドパァッッッン!

 

とすごく大きな音がブルペン中に響いた。周りの人達は驚いた顔をしていた。降谷は仲間を見つけたみたいな顔をしていたが俺は気にせずストレートを10球投げた。

 

「よし、ストレートはもういい。何か変化球はあるか?」

 

みんなにも聞いていた質問を俺にもされたので俺はすぐに

 

「はい!ジャイロフォークに、ジャイロスライダー、そしてチェンジアップがあります!」

 

片岡監督は少し考える素振りを見せたがすぐに

 

「分かった、それぞれ5球ずつ投げてみろ!」

 

俺は最初にジャイロフォークを投げた。今日は調子がよく全部ストライクに投げ込むことが出来た。そして次にジャイロスライダーを投げたがキャッチャーの御幸さんが取れず弾いてしまった。

この光景に片岡監督をはじめみんなが驚いていた

 

「あの御幸がボールを弾いた....?」

「どんな変化してるんだよあれ....」

「流石は黄金の世代だな」

 

と様々な声が聞こえてきたが俺はまたジャイロスライダーを投げた。だがやはり御幸さんは弾いてしまっていた。だが最後の5球目ではしっかりとキャッチすることが出来ていた。

 

その後は緩急をつけるために覚えたチェンジアップを投げた。俺のジャイロボールからは考えられないほどにタイミングをずらしてくるチェンジアップに御幸さんが驚いていた。なぜならボールがまったくこないからだ。

 

チャンスボールになってしまうかも知れないけどだがジャイロボールからのチェンジアップは打てないと俺は確信していた。

 

「よし、オーケーだ!」

 

監督はニヤリと笑いながら言ってきた。結構上手く投げることができてよかった。

 

「わかってるなお前ら・・・センバツを決める秋の大会・・・本戦となる夏の大会・・・その2つに比べて春の大会の意味合いは決して高くないだろ・・・だが・・・今日の相手は秋の大会で敗れた市大三高だ!!受けた屈辱は10倍にして返すぞ!!」

 

と片岡監督は大会に出ている選手達を集めそう言い・・・ 

 

「よし!いつものやついけ!」

 

と指示を出した。

 

そして、選手達は円陣を組み

 

主将の結城先輩がトントンと胸を叩き・・・

 

「俺たちは誰だ・・・?」

 

と問いかけ

 

「王者 青道!!」

 

と他の選手がそう大声で叫ぶと

 

「誰よりも汗を流したのはーー」

 

と問いかけ

 

「青道!!」

 

と大声で叫ぶ

 

「誰よりも涙を流したのは」

 

「青道!!」

 

「誰よりも野球を愛しているのは」

 

「青道!!」

 

とその問いかけを2回繰り返すと

 

「戦う準備はできているか?」

 

「おおお!」

 

「我が校の誇りを胸に狙うはただ一つ全国制覇のみ!」

 

「行くぞおおおおお!!」

 

と全員が人差し指を天に向かって上げそう叫んだ。

 

「・・す・・・すげっ・・・」

 

「やっぱ、オーラが全然違うよ・・・」

 

「かっけぇ〜〜〜」

 

「俺・・テレビであの掛け声見て憧れてたんだよな!」

 

「くぅ〜〜俺も早く一軍に行きてぇ〜〜」

 

とその掛け声を聞いていた同級生達はそれぞれ憧れの言葉を言っていた。

 

「よ〜〜し今から球場に向うぞ!試合を観戦したい者はバスに乗り込め!」

 

と言われ試合に出れない人達は喜びながらバスに乗り込んでいった。

 

「何だお前ら・・・試合見に来ねぇのか?」

 

と倉持先輩は未だにグランドに残っているオレと沢村にそう問いかけた。

 

「自分は残ります・・・みんなが休んでいる時にやらなきゃ・・・いつまでたっても一軍には行けねーっスから・・・」

 

「俺もちょっと沢村の練習に付き合おうかと思いまして俺も残ります。」

 

俺は倉持先輩にそう言った後お辞儀をし沢村の方へ向かった。

 

俺が着いた頃には沢村はタイヤを2個つけグラウンドを走っていた。

そして、それから2人でキャッチボールをしているとトイレに行ってバスに乗り遅れた降谷と一緒に3人でキャッチボールをしオレは降谷と仲良くなった。

 

因みに試合は序盤エースの丹波先輩が崩されたものの2番手の川上先輩が何とか市大三高打線を一点に抑え16対10で何とか勝利をしたとマネージャーの吉川さんから聞いた。

 

 

 

「おい・・・聞いたか?丹波さんエース降ろされたらしいぞ!!」

 

「うそ!マジで!?」

 

「厳しいよな〜〜〜この間の試合久しぶりの登板だったんだろ?」

 

「どーすんだよ夏の大会まで3ヶ月切ってんのに・・・」

 

「これから、エース争いどーなるんだろ?」

 

「さぁ?」

 

「へへっ・・・でもこれで俺たちにもチャンスが回ってくるんじゃ...」

 

とオレの近くに居た同級生達がそんな事を話していると・・・

 

ズドンッ!!

 

とそんな大きな音が聞こえ全員がブルペンを見ると・・・

 

そこに居たのは昨日一緒にキャッチボールをして仲良くなった降谷だった。

 

「な、何だ今の...キャッチャーのミットはじき飛ばしたぞ...」

 

「アイツほんとに一年かよ....」

 

「どうやら彼...青道に来るためにわざわざ一般入試で入学してきたようですね。今年の1年生の中で茂野君と同じ遠投120mを投げたのも彼ですし」

 

「ひゃ...120m...!?」

 

と高島さんが降谷について話してるのを俺も一緒に聞いていた。やはりあいつは将来化けるやつだなと。後は変化球を覚えたらエース候補になるのではないかというくらいだ

 

「一年生でチームを作らせろ。実戦で使える選手がどれだけいるか見てみたい!」

 

「おかわりっ、お願いしまーす!」

 

 

 

とアレからオレと栄純は走り続け朝練が終わり食堂に来ていた。

 

 

 

「なんだお前だいぶ食えるようになったじゃねぇーか!初日は吐いてたくそに...」

 

と御幸先輩がトレーを手に持って沢村の隣に座った。

 

「つーかみんな静かだけど何があったのか?」

 

と周りの静けさを見て茂野がそう言うと

 

「ん?お前茂野から聞いてねぇの?明日1年のチームと2・3年生のチームで試合をやるんだぜ。本来ならウチの1年目は体力作りがメインでな・・・1年からレギュラー選考なんてしねーんだけど・・この間の試合で状況が変わってな・・・・」

 

と親切に御幸先輩が沢村にそう教えると

 

「つーかそんな話し茂野から1度も聞いてねぇぞ!お・・俺は出れんのか!?俺は〜〜〜〜〜!!」

 

と沢村はそう興奮気味にいい御幸先輩胸元を持ち上げながらそう聞いた、すると

 

「ここ...隣いいですか?」

 

と降谷がトレーをもって沢村と御幸先輩の間に座った。

 

「御幸センパイ..自分は明日ここにいる誰にも打たせる気はありません...そしたら僕の球受けてもらえますか?」

 

「「なっ...」」

 

降谷の一言で先輩達に火が付いたがその場は丹波さんのおかげで収まった。

 

そして、日曜日いよいよ紅白戦が始まる




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