ドクターカオス編後半です。
後簡単にオリ主達の家族団欒もあります。
それでは本日の更新よろしくお願いいたします。
お茶の支度をして応接間へと戻る。
「お待たせしました。ダージリンティーとクッキーです。」
「ほう、なかなか良い香りじゃな」
それから少しティータイムをして本題へと入る。
「今回はわざわざご足労頂きましてありがとうございます。」
「何、わしは錬金術師であると共に科学者でもある。
探究心はおそらく常人とは比べ物にもならんぞ?」
そんな話から入り俺は全てを話すことにした。
正直タマモやマリアさんにはどうしようかと思ったが
どうせなら話してしまうことにした。
自分には前世の記憶があること、
そこは所謂平行世界と呼ばれる所であること、
その世界で死んだ自分の善行により、好きな能力をもらえることになり、特殊な道具をもらって転生したこと
この世界はその世界にあった漫画とよく似た世界であること、
その漫画で起きることを全てでは無いが大まかなことは覚えているのでより良い結果になるように動いていること、
ドクターカオスの知識や閃きは凄いので是非とも協力してほしいので全てを話すこと、
とても長くなったがほぼ全てを話した。
「よくわかんないけど、
これから起きることを多少は分かるってこと?」
「まあ、必ず同じ事が起きるとは限らないし、
この世界に来る時に漫画の記憶を少しぼやけられてるから完全じゃないぞ?」
「ふむ、面白いの
良かろう、協力しようではないか」
「ありがとうございます。」
それから俺はドクターが千年以上生きている為、脳の使い過ぎにより新しい記憶を得ると昔の記憶が抜けてしま
うことを確認して一時的な対応策として[タイムふろしき]を使ってもらう、
そして記憶が抜けてしまうことの完全な対応策を自身で考えてもらうことにした。
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数分後、そこに居たのは千年を生きたおじいさんではなく、ハツラツとした全盛期の原作で700年前の頃のドクターカオスがいた。
「うはは、これは素晴らしい!
年老いた時とは違い自由に動ける!頭も冴える!」
ものすごい笑顔と笑い声が辺りを包む、
やはりゆっくりとはいえ年老いて、思うように動けない
のがつらかったのだろう。
「へぇ、これがさっきのじいさんの若い頃?
なんていうか…時の流れは残酷ね」
タマモ、そういう事は言わないのが優しさって言うんだぞ?
それからドクターが落ち着くのを待って、
これからのことを話す。
「とりあえず、この家の隣に別の家を用意してあります。ドクターとマリアさんにはそこで先ほどお話した対
策等をして貰いますね。」
「うむ、分かったぞ
長年の憂いが晴れたのだ!時間をかけても痴呆の対策
はもちろん、お前の協力をしてやろうではないか!」
ドクターが若返れば、後の生活費や実験費などはドクターの破魔札を厄珍堂にでも売ればこと足りるだろう。
食べ物に関しては[畑のレストラン]や[植物改造エキス]を使えばその日のうちに食べられるようになるし、
他にも[グルメテーブル掛け]もあるから食べ物には困らない。
こちらの世界では電気・水道・ガス等の代金はかからない
表の世界に行く時にかかる費用のみなら充分だ。
「今の所は特にしてほしい事は思い付かないので痴呆の対策に力を入れてください」
その後、俺とタマモは一度自宅に帰る事にする。
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自宅に帰るとすでにおキヌちゃんが帰宅して夕飯の支度をしていた。
「おかえりなさい、忠夫さん、タマモちゃん」
「ただいま、ごめんね。
一人で支度させて、俺もすぐに手伝うから」
「おキヌちゃん、今日の晩ごはんは油揚げの料理は?」
「そうね♪今日は油揚げとキャベツの野菜炒めとタマモちゃんには稲荷寿司よ♪」
「やったー♪」
二人を見ていると多少大変だったが二人を早々に助けられて良かったと思う。
これから起きるだろう事件もやり過ぎないように穏便に済ませたい。
三姉妹はもちろん、メドーサやアシュタロスも救える方法を考えたい。
細かいことは思いだせないが、大きな事件は覚えている。
ブラドー伯爵、天竜童子暗殺未遂、GS資格試験、原始風水盤、犬飼ポチの八房事件、ベルゼブル達三魔の美神さん襲撃、平安京、月神族、ザンス王国、三姉妹の襲撃、アシュタロスの反逆、
その他の事件や細かい事は覚えていないが、この位で充分だろう。
まず、一番近いブラドー伯爵の件だが
後でドクターカオスに昔の話を聞いてみよう。
本当に考えなしの中世頭だとしても、親子で争うのはできるだけ防ぎたい
どうして世界征服なんて考えたのか?
かつてとはいえ人間を愛して子(ピート)を成したのだ。
完全に相容れないとは思えない。
俺は今後の対策を考えながら夕飯の支度をするのだった。
夕飯の支度が終わり、俺とおキヌちゃんとタマモの三人で食事を始める。
食事をしながら、おキヌちゃんに
ドクターカオスとマリアさんが今日は別だが(グルメテーブル掛けを使い方の説明して渡してある)明日から一緒に暮らす事(実際には鏡の世界なので厳密には別だが)
詳しくは明日、本人達に会わせることを話した。
「おキヌちゃん、そういえば中学に通い出してそれなりにたったけど、どんな感じ?友達は出来た?」
「はい!見るもの聞くもの全てが新鮮ですし、楽しいです♪
それに素直じゃないけど、優しいお友達も出来ましたし。…ただ一人だけ嫌われてしまった人がいるんですけどね。」
「ふうん、こんなに優しいおキヌちゃんを嫌うなんて
その子友達いないんでしょうよ。」
…カオスにも辛辣だったが少しオブラートに包むということを教えた方がいいだろうか?
しかし300年もの間一人でしかも前は江戸時代の村娘、原作と違い幽霊として現代のことを知る時間はほとんどなかったから、
かなり心配だったが、お袋に現代の基本を教えてもらったのが良かったのかもしれないな。
あの人は色々特殊だから、他の人は大人しく感じるだろうしな。
「そうか、学校はいろんな人が集まるから、
仲良くなれる人だけじゃない、ゆっくりでいいと思うよ?」
「そうよ、おキヌちゃん、気にしないで」
「うん♪
ありがとう、二人共」
それから食事を終え、それぞれ部屋に行って休む。
明日も平穏に済むと良いのだけれど。
お読み頂きありがとうございました。
マリアが台詞無しで完全に空気(-_-;)
どうしたものか
おキヌちゃんとタマモがイメージがまとまらず、
こんな感じになりました。
変でしたら教えて頂けると嬉しいです。
それではお読み頂きありがとうございました。