GS横島!中身はアラサー!?   作:黄昏時

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不定期の予定でしたが、しばらくはプロットがあるので続けて更新できると思います。

それでは第3話よろしくお願いいたします。


第3話 眠り姫(1)

ホテルに戻り、氷室神社の場所を聞いた俺は母百合子に捕まり食事と風呂を済ませることになった。

 

いきなり出鼻をくじかれたが、おキヌちゃんにはホテルに入る前に隠れてもらっていたので、明日にすることを伝えて、食事と風呂を堪能して就寝する。

 

 

翌日午前中にホテルの人に氷室神社の場所を聞き、ホテルの売店でお菓子を買い、おキヌちゃんと合流していよいよ氷室神社に向かう。

 

ホテルの人が案内してくれると言うのでおキヌちゃんには見えないようになってもらい、ホテルの人の車で近くまで送ってもらい神社に着いた。

 

さっそく神社の境内を掃除している巫女服の少女に声をかける。

 

「こんにちは、はじめまして、私は横島忠夫と申しますが、こちらの神社の方でしょうか?」

 

「そっだけど、おめ、何者だ!?」

 

「私はGSを目指して勉強中の者です。良ければこちらの神主さんのお話をお聞きしたく参りました。すいませんがお取り次ぎお願い出来ませんでしょうか?」

 

「わかっただ、ちと待ってけろ。」

 

あの少女が氷室早苗だろうな、などと考えながら数分待っていると先程の少女が袴を着た男性を連れてやってくる。

 

「はじめまして、私はこちらの氷室神社の神主を務めております。氷室草介と申します。娘からお聞きしました。良ければ社務所でお伺いしましょう。」

 

「ありがとうございます。突然お伺いしたのにご丁寧にありがとうございます。では上がらせて頂きます。」

 

そして社務所に案内してもらい、手土産を渡した後でおキヌちゃんの話を始める。

 

「ーそのおキヌという娘の話、古文書に記されている神社の由来と符合します。」

 

神主さんの死津喪比女の説明を聞きながら考える。

 

死津喪比女は今ならおキヌちゃんが地脈から切られてないからまだ弱っているはずだし、

 

何よりひみつ道具を使えば簡単に見つけられるし、まだ株分け出来ないはずだから、倒すのはそんなに難しくはないだろう。

 

問題は原作でどうやって止めを刺したのかを思い出せないことだ。

 

それに倒した後の反魂の術は道士の立体映像を起こせばいい。でも原作では山の神になったワンダーホーゲル部の協力があった。

 

今回はそれが無いからどうなるか分からない

 

死津喪比女を倒した後の事を考えながらとりあえず、神社にいつまでもいても仕方ないのでお礼を言ってホテルへと戻ることにする。

 

「突然お伺いしたのにご丁寧にありがとうございました。また何かありましたらお伺いするかもしれませんが、」

 

「いえいえ、むしろ半端な情報で申し訳ない。実は先代が正式な引き継ぎをする前に亡くなっていまして、私は詳しいことを知らないのです。申し訳ない」

 

「神主さんは悪くないのですから、本当にありがとうございました。それでは失礼します。」

 

 

氷室神社を立ち去り、ホテルへと向かいながらおキヌちゃんと話す。

 

「とりあえず、いくつかおキヌちゃんのことがわかったね。」

 

「はい、でも山の神様になるはずなのに、成れなかったのは、やはり私に才能が無いから…」

 

「それは違うと思うよ。神様になるにはその死津喪比女を倒せた後のことなんじゃないかと思うよ。」

 

「そうですかね?」

 

「そうだよ。…とりあえず俺は一度ホテルに帰るよ。両親をいつまでもほっとくと、また怒られるからね。俺は明後日の昼には帰ることになっているから、両親におキヌちゃんのことを話すよ。そんで俺だけでももう少しいられるように頼んでみるから、」

 

「横島さん、…ありがとうございます。」

 

そしておキヌちゃんと共にホテルへ向かう。両親に話すまでは消えていてもらい、話がすんだ後に出てきてもらうことにする。

 

 

「忠夫、昨日といい今日といいせっかく旅行に来てるのに一人で勝手に行動してどういうつもりだい?」

 

母百合子が顔に怒りのマークを浮かべつつ笑んでいる。これはものすごく怒っている時の笑顔だ。恐ろしい、

けれどおキヌちゃんの為にもきちんと話さないとと思い、少し前から霊能力に目覚めたことをまだ話していなかったのでそこから、今日のことまで一から説明する。

 

「…そう、わかったわ。…でもお前はまだ中学生だろう?一人で何ができるっていうんだい?」

 

「俺の霊能力は万能だからね。時間があれば何とかなると思う。」

 

「…そうか、そこまで言うならやってみろ。」

 

「あなた!」

 

「百合子、確かにまだ忠夫は子供だ。だが、男たるもの一度決めたことはやり通さないと…と俺は思うんだ。」

 

「…でも…」

 

「忠夫、」

 

「はい!」

 

「そこまで言うならやってみろ。ただし一つ条件がある。」

 

「なんですか?」

 

「俺も妖怪退治に参加させることだ。」

 

「な…何を言ってるんだ!親父は霊能力無いだろう。それじゃ自分の身も守れないぞ!!」

 

「それなら私も参加するわよ!」

 

「お…お袋まで…」

 

「忠夫、俺達はどこまで行ってもお前の親だ。親の俺達が息子が危険なことをしているのに、家でのんびりなど出来んのだ。」

 

「だから、私達にせめてお前を守らせなさい!」

 

「…お袋、…親父……ありがとう。」

 

 

そしておキヌちゃんに出てきてもらい、両親と会ってもらう。そのままもうしばらくホテルに泊まることになる。

 

次の日俺達一家とおキヌちゃんとで周辺を探索することになるが、

その為あまり話したくはなかったひみつ道具のことを霊能力の一種と誤魔化して話す。

 

「これがさっき話した、埋まっているものを見つけるアイテムだよ。」

 

[ここ掘れ、ワイヤー]

 

これはこすればこすっただけ地中の奥に埋まったものを教えてくれるひみつ道具である。ただしあまりこすり過ぎると地球の裏側までいってしまうので加減が必要である。

 

探索の前に気づかれないように[たずね人ステッキ]で方角を確かめる。死津喪比女は植物とはいえ、妖怪なので、幽霊のおキヌちゃんに反応したなら大丈夫だろうと思い使用する。

 

そしてしばらく歩いていると遂にワイヤーが反応をする。ワイヤーが動きだし球根のような形を作り方角を示した。

 

だがおキヌちゃんはともかく両親が一緒では思う様に戦うことが出来ない為、そろそろ夕方なのでと一度ホテルへ戻ることにした。

 

食事とお風呂を済ませると疲れていたようで両親は早々と横になった。

 

俺は申し訳ないと思いつつ、両親に作って置いた文珠で[眠]らせた。

 

そしておキヌちゃんに声をかけて先程ワイヤーが反応した所へと向かう。

 

死津喪比女戦の内容までは思い出せないが、

まだ今ならおキヌちゃんが地脈の関をしているから、力の弱っているはず、今のうちに仕留めたい。

 

(どうか、勝てますように)

 

そう心の中で祈りながら目的地へと向かうのであった。

 

 

 




なんだか、横島くんの両親が格好良くなってしまった。私は原作の横島くんの両親嫌いなのでもっと違うはずなのに、まさしく「どうしてこうなった?」です。

上手く動かせる自信が無いのでひどいかな?とは思いますが、強制的にフェードアウトしてもらいます。

それでは次回の更新もよろしくお願いいたします。

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