あらすじ
おキヌちゃんと出会い、氷室神社で情報を集めた後
死津喪比女との決戦が始まる!!
あらすじはこんな感じですかね?
では本日もよろしくお願いいたします。
遂に死津喪比女との決戦が始まる!!
と思いながら先程の死津喪比女らしき球根を見つけた場所へと向かう。
一応目的地の上で
[◯×占い]
で確かめる。
これは質問に対して◯か×かで百パーセントの確率で答えてくれるひみつ道具である。
ただし、質問は細かくしなければいけない
例えば、映画ドラえもん[竜の騎士]では(地球上に恐竜はいるか?)という質問には×であったが地下には恐竜がいた。
(地球のどこかに恐竜はいるか?)と質問すれば◯と教えてくれたであろう。
それほど使用には細かい質問が必要な道具だ。けれど質問にさえ気をつければかなり効率の良い道具なのだ。
「この下にある球根は死津喪比女である」
ピンポーン
俺の質問に対して◯のマークがあがる。
「この球根以外に死津喪比女の球根はある?」
ブッブー
念のために株分けされてないかの確認をしたが、やはりエネルギー不足の為、この下にある球根だけのようだ。
ひと安心した俺は別の道具を出す。
[ジェットもぐら]
これを使えば一気に土を掘る事が出来る。
「パワーを最大にするから、おキヌちゃん向こうの繁みに隠れていて」
「?はい、わかりました。」
おキヌちゃんがしっかり隠れたのを確認してジェットもぐらのパワーを最大にする。
そして死津喪比女の球根のあるところへ投げて、自分も走りながら木の陰に隠れる。
それとほぼ同時にものすごい爆発音と共に砂の山が出来ていく。
それから数分もせずに何かの悲鳴が聞こえる。
「ギャ…アアッー!!」
この悲鳴は死津喪比女だろう。
出来ればこのまま滅んでくれたら楽なのだが
と考えているともぐらの掘った穴から何かが出てくる。
「よくも…よくもわしをおそいおったなー」
やはり楽には終わらせられないようだ。
俺は栄光の手を霊波刀状態で構える。
「おキヌちゃんはそこに隠れているんだよ。」
そう言ってから俺は走り出す。後ろでおキヌちゃんが何かを言っているが聞こえない。
「おまえが死津喪比女か?」
「おのれ、きさまがわしを攻撃しおったのかえ」
俺は無言でそのまま霊波刀を構える。
「そうかえ、いくら力が足りぬというても、人間ごときにやられはせんぞえ。せめて…きさまだけでも道連れにしてやる!!」
というと2体程の花が上から襲いかかってくる。
相手が空を飛ぶ為俺も
[タケコプター]
を使って空を飛びながら花の攻撃を避ける!
「なに?なぜ人間が空を飛ぶのえ?」
やはり驚いている。その隙に後ろに回って十文字に切りつける。俺の攻撃は後ろにあった芽のようなものにあたる。
「ギャー!」
死津喪比女の断末魔の悲鳴が聞こえる。
これでようやくおキヌちゃんは解放されるのだと
ひと安心して地上へと着地するが
そのまま前のめりに倒れてしまう。
「よ…横島さん!大丈夫ですか?」
「どうやら初めての実戦が終わって、力が抜けちゃったみたい、悪いけど誰か人を呼んできてもらえる?」
「わかりました!急いで人を呼んできますから、そこに居てくださいね!無理したらダメですよー?」
そう言葉をドップラー効果で残し、おキヌちゃんはホテルの方角へと飛んでいった。
そのまま寝ているわけにもいかないため、何とか身体を張って動き木にもたれかかる。
しかしそこまでで力を使い果たして俺は気を失ってしまうのであった。
「……」
なにか声が聞こえる?誰かが泣いているのか?私が死ぬ時に助けた女の子だろうか?
大丈夫?と言葉をかけようとするが身体が思うように動かない、
その途端!強い揺さぶりを受け俺は目を覚ました。
前にいたのは鬼の形相をした両親と泣いているおキヌちゃんだった。
「このバカ息子!!一人で妖怪と戦うなんて、そんなバカなことをするんだ!」
親父の怒りの声が耳を貫く。
「本当にこのバカ息子!なんで親を頼らないんだい?!」
お袋の泣きそうな怒鳴り声が耳に響く。
怒られているというのに前世を思いだしていたせいか、とても温かい気持ちが胸を占める。
今世の両親は自分を愛して心配して怒ってくれるのだと実感したからだろう。
「何を笑っているんだい!このバカ息子!いいかい?しばらくお前は小遣い抜きだからね!!」
そんな罰の内容を聞いて俺は顔を青くした。
「そんな~」
「これも親を心配させた罰だな!」
そう言いながら親父は俺をおんぶした。
おんぶなんて何年ぶりだろう?この身体ではそんなにたっていないはずなのに、ひどく懐かしい気がする。
俺はそのまま気を失うように親父の背に揺られホテルへと戻っていった。
翌朝、起きた俺はお袋に声をかけられる。
「それで、その死…なんとかっていう妖怪は倒せたのかい?」
「ああ、弱っていたからそんなに、大変じゃなかったよ。」
「それでそこのおキヌちゃんだったっけ?その子は生き返られるのかい?」
「ああ、氷室神社の祠に行って道士の立体映像を呼び出して、反魂の術のやり方を聞かないといけないんだ。」
「それじゃ、さっさと食事を済ませてその祠とやらに行くよ!」
俺は着替えをして両親と、食事を済ませると帰り支度をしてチェックアウトをすませ、祠へと向かう。
今回は前回と同じく車で近くまで行き、祠の横のくたびれた階段を降りる。
そして祠の奥にあった何かの装置に向け[起]といれた文珠をぶつける。
すると一昨日に会った氷室神社の神主さんによく似た男の映像が現れる。
「なんと、何が起きたのだ?…死津喪比女の気配がしない」
「死津喪比女なら俺が昨日叩き切ってやったよ。」
「そうか…先の世はすごい退魔士がいるのだな。
…ありがとう、これでようやくおキヌを復活させることができる。」
「それじゃあ、さっさとこの娘さんを復活させろよ!」
親父が怒鳴り、お袋が道士の立体映像を睨みつける。
「もちろんだ!どうやったか分からんが地脈のエネルギーは残っているから、これをすべて使えば記憶も残したまま、復活できる」
「横島さん!ありがとうございます!」
「良かったな!おキヌちゃん!」
二人で喜びあっていると、後ろから水を差すような言葉が聞こえる。
「でも、現代には戸籍っていうのがあるんだよ?どうするんだい?」
戸籍のことは原作でも出ていなかったので考えていなかった。もしかしたら覚えていないだけかもしれないが…と顔を青くしながら考えていた俺にお袋が
「まったく、やっぱり何も考えていなかったんだね?……仕方ない、何百年も頑張ったおキヌちゃんの為だからね!私が伝を使ってなんとかしようじゃない。」
「え?…お袋なんとか出来るのか?」
「まあね?……でも詳しくはひみつだよ?」
といい笑顔でお袋が嗤う。
これは詳しくは聞いてはいけない
と思いスルーして道士の立体映像を先に促す。
「それでは反魂の術を始めるとしよう…だが、その前におキヌの遺体を掘り出さないといけないのだが…」
「大丈夫っすよ!この袋を使えば簡単に掘れますから」
[モグラ手袋]
俺はさっそくひみつ道具を使って祠の壁を慎重に掘り進める。少しすると氷に包まれたおキヌちゃんの遺体が出てくる。
「まるで眠り姫だね…」
そのお袋の言葉で原作のこの事件を一気に思い出し始める。どうやら事件が終わるとその原作内容をはっきり思い出せるようだ。
偶然に新芽に攻撃が当たって倒すことが出来、俺は本当に運が良かったと感じた。
「地脈のエネルギーをおキヌの身体に注ぎ終わりました。何か霊波刀のような、高出力の霊波がいるのですが、何かお持ちですか?」
「それなら、俺の霊波刀があるから大丈夫だ!」
「横島さん!皆さん!本当にありがとうございました。皆さんのお蔭で、私また生きられます!本当に…」
「おキヌちゃん、何も永遠の別れじゃないんだから、身体に戻ってから聞かせてやって…私や旦那は何もしてないんだから…(怒)♪」
何か語尾から、ものすごい怒りの波動を感じました。俺は悪寒を感じて震えた。
そして俺の霊波刀がおキヌちゃんの身体を包む氷に刺さり、氷が高い音を立てて割れると同時におキヌちゃんの幽体が身体へと吸い込まれて行った。
そして道士の立体映像は消え、俺達一家はおキヌちゃんを連れて病院へと向かった。
数日後、
おキヌちゃんは目覚め、無事に俺達のことも覚えており、元気にしている。
なんと、お袋はどうやったのか、
おキヌちゃんを俺の妹
[横島 キヌ]
にしたのだ!驚いたが、
これでこの先何かあっても、俺が守ることが出来る。
「あ…あの、横島さん…」
「うん?おキヌちゃんも横島になったんだよ?忠夫かお兄ちゃんって呼んで欲しいな~♪」
「え…えっと、でしたら……た…忠夫さん……きゃあ、恥ずかしい~」
少々からかい過ぎたかな?
とりあえず、死津喪比女事件は無事に終わり、新たな家族を迎えることが出来た。
どうか、この調子で進みますようにと祈る。
無事に死津喪比女編終了しました。
なんか横島くんの両親は書きづらいです。
戦闘シーンもなんだか上手く動かせないし、淡白ですね。
とりあえずスリーピング・ビューティー編は終了して、次は後日談と原作へ向けて動き出します。
少し悩みましたが、とりあえず原作を追いながら原作ブレイクを目指します。
何かアイデアありましたら活動報告にて教えて頂けると嬉しいです。
それでは次回の更新もよろしくお願いいたします!