GS横島!中身はアラサー!?   作:黄昏時

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なんとかそれらしいのが出来たので上げます。

あらすじ

タマモを保護出来たので

GS資格を取る為に弟子入り先を探します。

それでは本日の更新よろしくお願いいたします。


第7話 弟子入り…良縁?悪縁?

あらかじめ調べておいた場所に

俺とおキヌちゃんとタマモの三人で来ている。

 

案の定と言うか電話が繋がらなかった為にアポなしでの来訪である。

 

まあ、この時点で分かるだろうが

その場所とは

 

[唐巣教会]である。

 

ご存知、GS業界ではトップ10に入る腕前を持ちながら、

 

お人好しで、貧乏な人に依頼料金を請求することが出来ないため、

 

満足に食事も取れず、

あまつさえ某守銭奴の弟子には心労を負わされ、年々髪の毛が寂しくなっている。

 

髪ネタでよく弄られる哀れな神父(とある事情ですでに破門されているため役職ではなくニックネーム)である。

 

 

教会を見上げるとタマモは一言、

 

「…なんか、ボロいわね?」

 

「…いいか、タマモ。

そういうことは、思ってもけっして言葉に出してはいけないんだぞ?」

 

多少注意をしてから、中を伺う。

 

「…すいませーん!

どなたかいらっしゃいませんか~?」

 

教会の扉を開けて大きく声をかける。

 

しかし、

しばらく待っても誰も現れない。

 

もしやと思い、

勝手に申し訳ないと思いながら中に入っていく。

 

「た…忠夫さん、勝手に入るのは…」

 

「イヤ…少し妙な予感がしてね。」

 

「「??」」

 

おキヌちゃんとタマモは二人そろって困惑しながらも俺に付いて中に入る。

 

「…!今あそこから何か音がしたわ!」

 

タマモの言葉で俺は椅子の陰へと向かう。

 

そこには…

 

うつ伏せで倒れ込む、成人男性がいた。

 

「た…大変!こ、こういう時は…どうしたら」

 

「落ち着いて、おキヌちゃん」

 

慌てるおキヌちゃんを落ち着かせてから、男性に声をかける。

 

「すいません!大丈夫ですか?救急車呼びますか?」

 

そうすると男性がゆっくりと話し始める。

 

「…だ…大丈夫…です…」

 

「どうしたのです?何があったんですか?」

 

「…ここの…ところ…困窮された…依頼…人が…多く…満足に…食事を…して…いなくて」

 

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 

その後

 

俺はその男性を奥の部屋のベッドに運び、

 

おキヌちゃんとタマモ二人に買い物と料理を頼んだ。

 

 

「ああ…美味しい!すまないね。会ったばかりだというのに迷惑をかけて、その上食事まで」

 

「あまり慌てると喉に詰まりますよ!落ち着いてください。」

 

「ああ、すまないね」

 

 

その数分後

男性の食事が終わり話し始めた。

 

「落ち着かれたようなので、お話してもよろしいでしょうか?」

 

「ああ、大丈夫ですよ。今さらですが

私は唐巣と申します。皆からは神父と呼ばれているので今後はそうお呼びください。」

 

「分かりました。神父様ですね。私は横島忠夫と申します。横島でも忠夫でもお好きにお呼びください。

 

この二人は私の義理の妹達です。

横島キヌとタマモです。

 

少々事情があり、神父様にお力を貸して頂きたく参りました。」

 

「ふむ、事情というのはそちらのタマモさんが妖怪だということかな?」

 

妖怪という言葉に驚いたタマモは身体を固くし、おキヌちゃんは顔を青くした。

 

「ああ、大丈夫ですよ。いきなり攻撃したりとか人に言ったりなどはしませんから」

 

二人を少し落ち着かせて本題に入る。

 

「はい、そうです。

色々調べたのですが、妖怪を保護するにはGSの資格がいるとか、

 

私もGSを目指してはいるので、師事できる方を探しているのです。

…ただ信頼の置ける方が見つからない状態でして

 

……それで単刀直入に申しますと神父様に師匠になって頂きたいのです。」

 

いきなり師事したいなどと紹介状も持たずにくれば難色を示されるだろうと思っていた俺は次の神父様の言葉に驚く。

 

「分かりました。

私でよろしければご協力しましょう。」

 

簡単な説明しかしていないのにいきなりの了承に動揺した俺達を見て、神父様が言う。

 

「ここは神の住まう家です。

私を頼り助けてほしいと願う存在かいるならば

 

私は出来る限り力になりましょう。

それには妖怪だろうとかわりはありません。」

 

俺はその言葉にただただ感動した。

聖職者という役職にこの人ほど向いた者はいないだろうと。

 

それからタマモの正体を明かしたり

俺の能力をおキヌちゃん達にしたのと同じように話した。

 

文珠の事や九尾であることはやはりとても驚かれたが

 

 

そんなこんなと話しをしていると

外から女性の声が聞こえてきた。

 

「先生~!生きてる~?」

 

「相変わらずですね。君も

…失礼少し待っていてもらえますか?」

 

「あら、ごめんなさい、お客様?」

 

「いえ、私の恩人達であり、君の弟弟子になる子ですよ。

 

横島くん、彼女は美神令子、君の姉弟子になる人ですよ。」

 

「へえ?そうなの?」

 

そう言う彼女に俺は自分と義妹達を簡単に説明した。

 

「ふうん、

霊波もまあまあだし、顔はイマイチだけど悪くはないし…」

 

などと小声で俺を値踏みしはじめた。

小声ではあるが教会は広いので結構反響している。

 

「…ねえ、あなた

先生に弟子入りするなら、時間がある時でいいから私の仕事手伝わない?勿論時給は出すわよ?」

 

「は?」

 

「時給は…そうね。

奮発して400円でどうかしら?」

 

「美神くん、君ね、

そんな時給じゃGS助手なんて見つかるわけがないでしょう?

 

第一アシスタント募集はしていたのでは?」

 

「えー?見習いならこんなものですよ?

 

それが来ることは来るんですけど、長くても2,3日で来なくなっちゃうんですよ。

 

全くどいつもこいつも根性ないんだから」

 

「しかしね。」

 

「…なら先生はこの子にいくら払うんですか?」

 

「う…それは」

 

「ほら、やっぱり

…そうだ。なら先生、こうしたらどうかしら?」

 

当人の言葉を聞かず彼女は話しだす。

 

「週の半分は先生のところで修行して、

残りは私の事務所で実地見習いをするのよ!

 

時給は特別に600円出してあげるわ!!」

 

「ふう…仕方ないですね。

横島くんどうしますか?私に弟子入りだけですとお給金は難しいですが、

 

彼女のお手伝いをしながらなら現場を見れますし

 

やはり10回の修行より1回の実戦のほうが良いのは確かですしね?」

 

俺は少し考えていた。弟弟子になれば美神さんとそのうち縁が持てるだろうと思っていたが

 

人並みにお給金がもらえて彼女の元で働けるなら何よりだろう。

 

「正直お給金がもらえるのは助かります。

 

弟子入りではお給金は難しいだろうと思ってましたから…

 

それでは美神さんお願いしてもよろしいでしょうか?」

 

「OK

それじゃさっそくだけど、うちの事務所に案内するわね?

 

先生、もうこの子達連れてっていいですか?」

 

「ああ、構わないよ。

横島くん、明日また来てくれるかな?

 

修行内容を決めておきますから」

 

「はい、分かりました!

明日からよろしくお願いいたします。」

 

その後、事務所の住所を聞いて俺達は電車で移動した。何故なら彼女の愛車であるコブラでは助手席しか乗れないからだ。

 

 

「ねぇ、忠夫、」

 

「何だ?タマモ?」

 

「本当にあの女の所で働くの?」

 

「そのつもりだけど?イヤなのか?」

 

「…別に、」

 

「ウフフ。

 

タマモちゃんは大好きな忠夫さんがあれだけの美人の所で働くのが、イヤなんですよ♪」

 

「な、そんなんじゃないわよ!

 

ただ、あんなお人好しの弟子にしてはなんかイヤな感じがしたから…それだけよ!

 

そんな意味じゃないんだから!!」

 

そんな話をしながら美神さんの事務所へ移動する俺達だった。

 




結局神父に弟子入りしながら

美神さんの事務所と交互で実地見習い兼アシスタントをすることになりました。

いくら美神さんでも師匠の前で時給250円はないだろうと思い1990年代の高校生アルバイトの最低賃金より少し上の600円にしました。

まあGSみたいな身体や命を張る仕事の値段ではないですけどね♪

次回はどうしようかな?

少し時間を飛ばすと思います。
正直契約書いても面白くないので、

この後はどうなるか、まだ分かりません。続きが上げられない時は活動報告でお知らせします。ごめんなさい

それではご拝読ありがとうございました。失礼します。
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