商場に入った私は
先まで入っていなかった部屋に入った
先入った時、その部屋だけ入りたくなかった
どうしても嫌な予感がする
この予感は、最悪の物に見せて貰った
中は外と同じく、死体の山だった
でも、タカの目を使った私は
簡単にその異物を区別した
異物は私の視線を気付いたように、立ち上がった
人間ではない物が、人間の皮を被っていた
「うううあああああ、あ?」
銀華「......」
「うう?」
銀華「......気持ち悪い」
銀華(何を考えるでいるようだ)
私は入り口の扉を閉じた
周りから複数の音が発していた
銀華「ひとりじゃなさそうだ」
刀を抜く、周りの動きを警戒しつづ目の前の敵近付く
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」
銀華「来た!」
やはり囮だな
アサシン達もよくそんなわざを使っていた
銀華「せい!」
左から襲ってきた敵を切り裂く、っと思ったら裂いたのは皮だ
銀華「外のデカイ奴と同じか、悪い興味だな!」
そいつを蹴り飛ばす、後ろから襲ってきた敵の頭に刀を刺し込む
すると、皮を残って中身は消えた
銀華「一つ」
-きゃああああ!!!
銀華「女の子の声、うおおっと!?」
銀華「早く見つかないとな!」
回り角に通って
声の発元を辿り付いた
銀華「って、同じタイプかよ」
そこは先と同じ敵だった
声を出しながら私を誘っていた
銀華「死ね!」
同じように頭に刺し込む
皮残って中身は消えた
銀華「まだあるか......ッ?」
糸、後ろから飛んできた?
銀華「やばい!!!!」
横に飛び出し糸は追いできた敵に命中して
触れた瞬間敵は動けなくなって
銀華「毒、どこかr......」
-タスケテ、タスケテ、タスクッて
糸を吐き出した犯人は蜘蛛型の化け物だった
銀華「......ぶさけるな!!!!!」
女性の脳に牙を刺し込んで、声を出していた
女性は頭だけ残っている、生きている
痛みを堪えている顔は歪んでいた
蜘蛛の周りにも、似た物が置いていた
銀華「殺してやる、殺してやる!!!」
子供の頭もいた
死んでも開放しないなんで
その行為はわたしの逆鱗を触ってしまった
銀華「全員死ね!!!!!!!!!!!!!」
刀は私の気持ちを答えたように
物凄い力を出してきた
銀華「せいや!!!!!!!!!!!!!!!!」
光りの斬撃
壁の後ろにいても通く、ここにいる敵はすべて光りを触った瞬間消えた
-マ......マ
-ねえさn......こわかった
-あァ、暖かい
銀華「安らかに、眠れ」
周囲から、蜘蛛に飼われた頭たちは蜘蛛の支配から消えて行く
蜘蛛の糸が消えて、窓から日射しが入ってきた
銀華「安らかに、ッく」
-うッ、うくッ
銀華「......そこか」
ある部屋の扉を開く
中に子供がいた
「きゃああああああ!? ころさないでくたざい」
銀華「しませんよ、ほら......あァ」
手は血に塗れていた
これは子供を抱えられる手ではなかった
いままで気付いてなかった
血塗れた私は、子供を触れないんだ
私の悪さを、子供達に移るわけにはいかない
「人、なんですか」
銀華「......」
私は怪物を殺した
なら私はまだ人間なんですか?
銀華「わからない」
「えッ?」
銀華「とりあえず、外に行こう」
周りに落ちたグロープを拾い
彼女の手に付けた
銀華「いこう!」
「うん!」
銀華「怪物だって、血流れるのか?」
出現敵の紹介:
人型バーテックス-モノノケ
人の皮を被っていたバーテックス
通常は団体行動を行い
人の死体がある時は死体の真似をして、静かな場所にいる時に恐ろしい声と惨叫を発つ
生存者達に恐怖を与えることが好きだった
その習性より、人間に負けない智力を持っていると考えております
結界張る前の各地に出現して、被害を広がっていた
皮を完璧に被っているため
一般人に分別することはほぼ不可能だった
勇者たちのように、バーテックスの匂いを感知できる力なければ分別することはできない
幸に、日本地区しか出現するため
三ノ輪銀華の勇者に滅亡した
捕食する方法は死体の真似をして
恐怖に負けた人達を襲い掛かる
仲間と共に人を生きたまま捌くことが好きだった
単独行動は嫌いらしい