10話
俺はケンタロスに乗りカーラエ湾に向かった。
その際、ゲームではメレメレの花園の最奥にある小さな穴に入りそこから海繋ぎの洞穴を経由して行かなければならないが、俺は違う!
俺は身体作りの一環で地味にロッククライムをしており、色々な崖を上り下り出来る術を既に習得しているのだ!
なので!俺はいちいち花園になんて行かずに、カーラエ湾を見下ろせる場所まで行き、ロープを木に括り付けて飛び降りた。
カーラエ湾の並は穏やかで砂浜も人が殆ど来ないこともあり凄く綺麗だった。
そのカーラエ湾の海の方を見てみると、デカい影がこちらに迫って来ていた。
…ん?迫って来て…いる?
俺の思考がフリーズしているとギャラドスが海から出て来た瞬間、破壊光線を問答無用で放って来やがった!
コイルは自分でボールから出て来て光の壁を斜めに展開し破壊光線の軌道をずらして攻撃を反らした。
「ナイスだコイル!ソニックブーム発射!」
コイルは無数の真空波を発射するが、ギャラドスは一度海に潜り攻撃を避ける。
「なら、コイル!海に潜ってスパーク!!」
コイルは直ぐに海の中に入り思いっきり電気を放電した事により、辺り一面が黄色く光ギャラドスがプスプス音を立てながら浮かび上がってきた。
コイルは海から出て来てドヤ顔。
「さすがだなコイル」
俺はコイルをボールに戻した後、ずっと遠くからこっちを眺めてたタツベイの方を見る。
「タツベイ。俺はお前が欲しい。一緒に旅に行かないか?」
俺はその場でタツベイに話しかけるが全然答えてくれない。
あ~やっぱバトルしなきゃダメだな。
「リオル、頼む」
俺がリオルを出すとタツベイは直ぐに戦闘態勢に入った。
…このタツベイ、プライドが高いのか。ただではGETさせてくれないって事だな。
面白い!思いっきりリオル無双してやるぜ!
「行くぞ、リオル!電光石火!」
リオルは一気にタツベイの距離を詰めて攻撃を当てようとしたその時、タツベイは頭をリオルに向け拳を受け止めた!
リオルは直ぐに距離を取り涙目で俺を見つめる。
「大丈夫かリオル!?」
説明しよう!(天の声)
タツベイの頭は石頭でかなり硬いのだ!
俺は直ぐに掛けより傷薬を使って傷を治した。リオルは嬉しさのあまり俺に抱きついてくる。
なんて可愛いんだ!!あ~もう、タツベイGETしなくてもいいかも…
俺はそのままリオルをなでなでしていると、タツベイが羨ましそうにこっちを見てきた。
「お前もして欲しいのか?」
タツベイはそっぽを向いて来ようとしないが、目はしっかりとこっちを向いていた。
あ~こいつ、プライドが高いんじゃなくて、ツンデレか!?
しゃ~ないなぁ…
俺はリオルを抱きかかえながら近寄ったが、タツベイは逃げようとしないのでそのまま頭を撫でてあげた。
そしたらタツベイ…目を細めて気持ちよさそうに身を委ねるじゃないか!
リオルはタツベイに俺を取られたと勘違いして俺の手を引っ張るし!
なにこの子!可愛すぎて萌え死にしちゃう!
…ふと思った事が1つ。
俺は最初、リオルを貰った時強くなるためにリオルをルカリオに進化させようとずっと考えていた。けど…
俺、リオルのまま育てたい!リオル可愛すぎて進化させたくない!
「なぁリオル…俺、リオルが進化するの嫌だ。リオルは進化したいと思ってるのか?」
リオルは俺の顔を上目遣いで更に少しだけ涙目で見ながら首を横に振る。
その角度で上目遣いは反則!ほんっとう…可愛いんだから!
「良かった~俺、リオルが好きだから。このままリオルのままでいてほしい」
そう言ったらリオルは顔を赤くして俯いた。
…あ、俺、今…
俺もトマトと同じくらい顔が赤くなってしまった。
この火照りを鎮めたいけど、タツベイとリオルが俺の手を離してくれないので公開処刑中である!
「そ、そうだ。タツベイ、改めて聞くけど、俺と一緒に来ないか?」
タツベイは嬉しそうに頷き空いているモンスターボールに頭を付けてボールの中に入っていった。タツベイGETだ。
「タツベイGET。もしかしてタツベイってメスだったりするのかな?」
俺がそう言うとリオルが頷いた。
え?マジで!?だからリオルがヤキモチ妬いたんだ。。
も~う、リオル大好きだぁああ!
リオル・レベル23(メス)
特性不屈の心
技電光石火、カウンター、まねっこ、発勁
コイル・レベル20
特性頑丈
技スパーク、マグネットボム、光の壁、ソニックブーム
タツベイ・レベル18(メス)
特性石頭
技龍の息吹、頭突き、噛み付く、シャドークロー
このタツベイ…
シャドークロー何で覚えているの!?
え?ディスクみたいなのに頭をぶつけたら仕えるようになった?
技マシンじゃん!この世界にもあるんや!
リオルにタツベイ。
貴重なポケモンで更に両方ともメス。
コイルは性別ないからいいけど。
2体共頭撫でると気持ちよさそうにするんだよぉ!
もう可愛いのなんの!愛でます!愛でますとも!