17話
色々あったが、スイレンは水の試練を受けさせてくれた。
試練内容はゲームと一緒で、この湖の主ポケモンを倒せば試練達成と言う事だった。
ちなみに、俺には何故か知らんが、ハプニングが付きまとうらしい!
水の試練始まって直ぐに、ヨワシの群れが俺を襲いに来やがった!
此奴等、ヨワシのくせに俺に喧嘩ふっかけて来やがったんだぞ!
ヨワシ?何処がヨワシじゃ!!
まぁ、コイルが無双してくれたおかげで大丈夫っちゃ~大丈夫なんだけどな…
「君、凄いね」
「スイレンの方がすごかっ…」
リオルがボールから出て来たので何も言わない事にした。
言わないって言ったでしょ?的な顔をしているリオルが可愛かったから癒やされた。
だって!ほっぺたを膨らませて腰に手をあてて前のめり!
更にリオルって事もあり、可愛さ倍増!いや、3倍増!!故に可愛い!
ちなみに、俺は今ラプラスの上に乗っている。
水の試練はこの湖のどこかにいる主ポケモンを倒す事なので、ラプラスが力を貸してくれているのだ。
俺は出て来たリオルを抱きかかえ、なでなでしながらコイル無双を見ることにした。
それにしてもコイル…凄く活き活きしているなぁ
ヨワシが襲ってきた瞬間、その後もスパークを出し続けて攻撃し、一撃で沈めていく快感が良いのだろう…
その倒されたヨワシが湖の一部の所に集まっていくのが見えた。
「コイル!その場所から離れろ!」
「…あの変態さん。意外とやるね」
コイルは俺の指示に従い直ぐにその場から距離を取った瞬間!直前まで居た場所にヨワシの魚群の姿が大口を開けて強襲して来た!
この魚群の姿こそが、ヨワシの最強状態。
ちなみに…主オーラを纏っているので間違い無く、此奴が今回の標的だ。
「コイル!そいつを倒せば試練達成だ!気を引き締めていくぞ!」
コイルは先ほどまで少し調子に乗っていたが、主ポケモンを見てからはしっかりと緊張感を感じている。
ヨワシは大口を開けると水鉄砲を放って来た!
ヨワシの魚群の大きさの水鉄砲は広範囲!避ける事は不可能だ!
「光の壁!」
コイルはいつも通り光の壁を斜め上に展開し水を反らす!
「ミラーショット!」
コイルは輝く弾を発射しヨワシに放った!ヨワシは避ける為に水面に潜ろうとしたが、動きが遅く何体かのヨワシを倒した。
「思ったより遅いな…コイル、スパークだ!」
コイルは電気を纏いながらヨワシに突撃する!
ヨワシは避けられないと判断し大口を開けて食らいつこうとした!
勝負あったな…
「スパーク、最大解放!!」
コイルはそのままヨワシの口の中に入りスパークを最大解放して魚群で集まったヨワシを全て倒した!
その後、ラプラスに陸まで行って貰い降ろして貰った。
「お見事。まさかこんなに強いなんて思っていなかったよ」
「コイルが頑張ってくれたからね」
俺はコイルに手招きし撫でてやった。
俺がコイルを撫でていると抱きかかえていたリオルが「キューン」って鳴いた。
「リオルも撫でて欲しいんだな」
俺は笑顔でそう言い、リオルを撫でてやるとすっごく嬉しそうな笑顔になり、コイルは少し不服そうだ。
更には、イーブイとタツベイも出て来て撫でてアピールをする始末…
「お前達なぁ~可愛すぎるわ!」
「羨ましい…」
…ん?今のはスイレンか?
「撫でてやろうか?」
「いいの!?」
「おう」
スイレンが俺の前に座るのを待った後、頭を撫でてやった。
「ふぁぁ…」
なんて事だ…
スイレンがとろけそうな顔をしているではないか!
「リョウタ。頭撫でるの上手い」
「ありがと」
俺がスイレンの頭から手を離すとパッと手を握られた。
「だめ。もっとしてほしい」
「スイレン…」
俺が再び撫でてやるとスイレンは笑顔になった。
ちなみに、リオル、タツベイ、イーブイはもの凄く不服そうだ。
コイルは性別が無いのでそこまで不服そうでは無いが、まだ撫でて欲しそうにしていた。
その後、約1時間と言った所か…
ずっとそれが続いた。ちゃんとポケモン達も撫でてやったので不満はないだろう。
「なでなで、ありがとう。後、試練達成の証」
「ありがとう」
俺はスイレンから証を受け取ろうと手を伸ばした時、スイレンが俺の手を握ってきた。
う~んと?…どゆこと?
「私…リョウタと一緒に島巡りしたい!」
…はい!?
「ちょっと待って!?スイレンはキャプテンだろ?大丈夫なのか?」
「大丈夫じゃない…けど!私、リョウタと一緒に居たいの!」
愛の告白!?
え!?ちょっと!めっちゃ嬉しいんだけど!!
「あ、う、うん…俺もスイレンと一緒に居たいけど…」
俺は少し頭を下げると、スイレンが自分の胸を見た。
「私じゃ…胸が小さいからダメなの?」
なぜそこ!?いや、まぁ大きいの好きなのは好きだけど!
普通にスイレンサイズでもいいと思うんだ!
って!俺は何を考えているんだぁぁああ!!!
そもそも、俺は何故、そこを見てしまった~!!
「だ、ダメじゃないぞ!!うん!全然大丈夫だ!!」
「ほ、ほんとう?」
「本当だ!」
「じゃあ…なんで一緒に行っちゃダメなの?」
スイレンは泣きそう顔をしながら俺を見つめる。
「キャプテンは、あまり地元から離れちゃダメだと思ったから…」
「じゃあ…リョウタが、この島を巡り終わるまで一緒にいたい。これじゃダメ?」
「そ、それなら、俺はいいぞ」
「やった~!」
ちなみに、リオル達はすご~く不服そうにしていた。
「これからもよろしくね。リョウタ!」
スイレンは俺の頬に軽くキスをした後、腕にくっついて来た。
今の…キス!?
俺は空いてる方の手でキスされた場所を触ってみた。
「嫌だった?」
「え?いや!全然!むしろ嬉しい!」
「良かった♪」
スイレンは更に抱きつく力を強くしながら笑顔で俺を見た。
あ~スイレンってこんなにも可愛かったか?いや、最初から可愛かったな!
「そ、それじゃあ行こうか?」
「うん!」
「リオル、タツベイ、イーブイ、コイル。お前達も行くぞ」
リオルは俺の足を軽く蹴り、タツベイは俺の尻に軽く頭突きをし、イーブイは俺の腰に軽く尻尾を当てて、コイルは俺の頭を小突いた。
「もしかして、怒ってる?」
「多分、私がリョウタにくっついているから。けど、離れないよ」
「え?」
「だって、私。リョウタの事、好きになったから」
リオル・レベル30(メス)
特性不屈の心
技電光石火、起死回生、まねっこ、発勁
コイル・レベル29
特性頑丈
技スパーク、ソニックブーム、光の壁、ミラーショット
タツベイ・レベル24(メス)
特性石頭
技龍の息吹、頭突き、噛み付く、シャドークロー
イーブイ・レベル25(メス)
特性適応力
技手助け、電光石火、スピードスター、シャドーボール
スイレン可愛すぎ!
リオルはいつも可愛い!
そして、スイレンに嫉妬?