20話
ベラ火山から帰る時、海に通りかかった時のスイレンがまた入りたそうにウズウズしていたので行かせてあげた。
今の時刻は既に17時を回っているので他の人達も居なく、貸し切り状態だった。
そのせいもあるのか、スイレンは何も着ずに海に入っていった。
だから…目のやり場に困るんだってば…
スイレンは俺も来いと呼ぶので行くことにしたが、そのだな…先ほども言ったが、色々と困るのだ…
そのうち慣れると良いのだが…
スイレンは俺が海に近づいて来た時に思いっきり水を掛けて来た!
「うわっ!?…やったなぁああ!」
俺は直ぐに海に入り水をスイレンに掛けてやった!
「やったなあ~それ~!」
「おりゃあ!」
俺とスイレンは水を掛け合い夕日が照らす海で楽しく遊んだ。
その後、ポケモンセンターの宿泊施設で就寝した。
翌朝、この島のクイーンであるライチの所に行くことにした。
「もう…この島でやることもクイーンを倒すだけだね…」
「そうだな」
スイレンは寂しそうに俺の手を繋ぎながらそう言った。
あ~楽しかったなぁ…
この島の旅も、もう終盤か。
既に木の試練も達成していることは、ポケモンセンターの時に話している。
「島巡りを終えたら、またここに戻って来るね」
「絶対だよ?」
「当たり前だろ?」
「うん♪」
スイレンは笑顔でそう言い、俺の唇へキスをした…
…い、ま…どこに?
……く…ち?
俺はフリーズしてしまった。
スイレンはちょっと照れくさそうな顔をしながら俺の顔を見る。
「誓いのキス」
だそうな…
「必ず戻って来てね?」
「ああ」
「必ずだよ?」
俺はスイレンに近づき唇にキスをした。
流石のスイレンもされると思っていなかったらしく、キョトンとしていた。
「誓いのキスだ」
「もう…」
スイレンと俺は、はにかみながら目的地へと歩いて行った。
そしてやって来ましたコニコシティ!
島クイーン・ライチがいる町だ。
この島の最後の試練。
…やっぱり緊張するなぁ~
スイレンがライチの居る所に案内してくれると言ってくれたので着いていくことにした。
その場所は宝石店。
色とりどりの宝石が店内に飾られていた。
石屋じゃなかったの!?
まぁ。宝石も石っちゃ~石なんだが…
その宝石店のカウンターでライチが和やかに俺達を見ていた。
「あらあら~スイレンにもとうとう出来たのね~」
「えへへへ~あ、リョウタが大試練受けたいって」
「よろしくお願いします」
「うん。それじゃあ、支度するからちょっと待ってね~」
ライチはそう言うと、近くに居た従業員に仕事を任せ、俺達を試練の場所である命の遺跡の舞台まで案内してくれた。
その後、大試練の儀式みたいなのをライチが行った後、試練の内容を教えてくれた。
試練内容は島クイーン・ライチを倒す事。
実にシンプルでいい!
「試練内容、シンプルでいいでしょ?」
「はい!」
ライチは笑顔でそう言い、ノズパスをボールから出した。
ノズパスか。
ゲームと一緒なら麻痺を狙ってくるな…
「出てこいコイル。俺達の力を見せてやろうぜ!」
コイルは力強く返事しノズパスを見る。
この勝負、必ず勝ってみせる!
リオル・レベル30(メス)
特性不屈の心
技電光石火、起死回生、まねっこ、発勁
コイル・レベル29
特性頑丈
技スパーク、ソニックブーム、光の壁、ミラーショット
タツベイ・レベル24(メス)
特性石頭
技龍の息吹、頭突き、噛み付く、シャドークロー
イーブイ・レベル25(メス)
特性適応力
技手助け、電光石火、スピードスター、シャドーボール
ライチを倒しアーカラ島を制覇してみせる!