新たな人生はポケモンの世界   作:バロン

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島クイーン・ハプウの大試練

31話

 

翌朝、ハプウと共に彼岸の遺跡の行き、足場が完全に修復されている事を確認した。

 

ハプウはお礼を言い、そのまま俺と一緒に奥の部屋にある祭壇に行き、儀式をしてから遺跡を出た。

 

「これでハプウさんの大試練受けれますよね?」

「そうじゃな。では、私を倒せば試練達成といこうじゃないか。私は4体のポケモンを使うぞ」

「わかりました!ちなみに俺は5体です」

「わかったのじゃ」

 

 

俺とハプウは十分バトルが出来る広さの場所に移動して、大試練を始めた。

周りは何も無い本当に広々とした場所だ。

森が近くにあれば良かったんだが…

 

ハプウとのバトル。

必ず勝って島巡り終了だ!

4つの島の証を持って帰ってスイレンに早く会いに行こう!

 

俺はこのバトルに必ず勝つと心に決めて腰のボールを掴んだ。

 

 

「私の最初のポケモンは、出ておいでダグトリオ!」

 

ハプウの最初のポケモンは、アローラのダグトリオ。

 

「リオル。頼んだ!必ず勝つぞ!!」

 

リオルは力強く頷き、構えた。

 

「ダグトリオ、地震じゃ!」

「リオル、躱してまねっこ!」

 

ダグトリオは地震を発動させ辺り一面を襲うが、リオルは空中に高く飛び、技をコピーした。

 

「まずい!!ダグトリオ、トライアタックじゃ!」

「もう遅いですよ!リオル、いっけぇぇええ!」

 

リオルは地面に着地し地震を発動した!

ダグトリオに大ダメージを与えたと思ったが、直前に放っていたトライアタックが地面に当たっており、地震の規模を最小限に抑え威力を軽減していた!

 

「リオル!電光石火で距離を詰めろ!」

「アイアンヘッドで迎え撃つのじゃ!」

 

リオルが一気に加速しダグトリオに距離を詰めると同時にダグトリオは頭を硬化させ迎撃態勢に入った!

 

「そのまま発勁だ!」

「なんと!?」

 

リオルは電光石火のスピードを乗せた発勁をダグトリオに当て大きく吹き飛ばした!

ダグトリオは地面に落ちると同時に戦闘不能になった。

 

「凄いのぉ…」

 

ハプウはダグトリオをボールに戻すとフライゴンを出した。

 

フライゴンか…空中で移動されるのはキツいな…

 

「リオル、このまま戦うが、目を閉じて波導で戦うぞ」

 

俺はリオルにそう言い、目を閉じさせた。

 

「ふむ…リオル特有の戦法じゃな。では、行くぞ!フライゴン、砂嵐じゃ!」

「リオル、電光石火だ!」

 

フライゴンが翼を羽ばたかせると同時にリオルはフライゴンの羽に拳の一撃を叩き込んだ!フライゴンは砂嵐を無理矢理発動させ飛び退こうとしたその時!

 

「発勁!!」

 

リオルの発勁が飛び退こうと頭を少し下に移動させたフライゴンの顔に直撃した!

フライゴンは1回転して地面に倒れ込んだ!

 

「フライゴン!その場で大地の力!」

「させるな!発勁でトドメだ!」

 

フライゴンが大地の力を発動させようと力を入れた瞬間、リオルが発勁を喰らわせ戦闘不能にさせた。

 

「リオル!その場から直ぐに離れろ!!」

 

リオルは俺の指示に従い直ぐに飛び退こうとしたその時だった!

 

「もう遅いのじゃ」

 

フライゴンが既に大地の力を発動しており、その力が放出されたのだ!

リオルはその力の放出に巻き込まれ大きく吹き飛ばされた!

 

「リオル~!!!」

 

俺は落ちてくるリオルに向かって走りキャッチした。

 

「大丈夫かリオル!?」

 

リオルは戦闘不能にはなっていなかったが、多大なダメージを受けてしまっていた。

 

「一度休んでくれ」

 

俺がリオルをボールに戻そうとした時だった。

リオルはボールを拒みそのまま戦おうと再び立ち上がってくれたのだ。その時、見たことがない現象が起こった。

 

リオルから波導の力が溢れ出し、リオルの耳が揺れていた。

 

この力は、いったい?

 

「リオル。俺の声は聞こえるか?」

 

リオルはしっかりと頷き、答えてくれた。

ハプウもこの現象は初めてだったらしく、フライゴンを手持ちに戻した後、待っていてくれた。

 

「お待たせしました。俺はこのままリオルで戦います」

「ふむ。では、行くぞトリトドン!」

 

ハプウがトリトドンを出し技を命じる!

 

「濁流!」

「電光石火!」

 

トリトドンが波を起こそうと体を仰け反らす時だった。

リオルは今までによりも更に速い速さで、トリトドンを攻撃して吹き飛ばしていた!

リオルの青い波導は線を描いていた。

この強化状態。先ほどの大地の力で目覚めたのだろう…

 

リオルは拳同士の隙間に波導を凝縮した。波導弾だ!

 

「覚えたのか!」

 

リオルは頷きトリトドンを見る。

 

「波導弾発射!」

「濁流」

 

トリトドンはしっかりと濁流を発動させ波を発生させた!リオルは波導弾を撃ち放ち濁流に攻撃した瞬間、波導弾が破裂し濁流を掻き消した!

 

「なぁ!?」

「凄いぞリオル!電光石火でトドメだ!」

 

リオルは青い線を残し、トリトドンに拳を当てそのまま吹き飛ばして戦闘になった。

 

「これは…凄すぎるのぉ…」

 

ハプウはトリトドンを手持ちに戻して、最後のポケモンを出した。

 

「最後のポケモンじゃ!行くぞバンバドロ!」

「リオル!俺達の力、ハプウさんに見せてやろうぜ!」

 

ハプウと俺は同時にZ技のポーズを取り…

 

「バンバドロ!」

「リオル!」

「「Z技!」」

「ライジングランドオーバー!」

「全力無双激烈拳!」

 

バンバドロが地面を割りリオルを落とそうとした!だがしかし!

リオルは空中に大ジャンプし、青い拳のオーラの連撃をバンバドロに叩き込んだ!最後に溜めに溜めた最大級の拳のオーラを発射してバンバドロに当てた瞬間!割れた地面からライジングランドオーバーのフィニッシュ攻撃の爆発の爆風が空中にいるリオルに襲い掛かった!

 

リオルは爆風に襲われ大きく吹き飛ばされ地面に落ちていく!

バンバドロはリオルの最後の一撃により戦闘不能になった。

俺は直ぐに走り出しリオルの落ちてくる場所に急いで向かったが、間に合わない!

俺はそれでも必死に走っている時、ボールからアブソルが出て来て落ちてくるリオルを受け止めた!

アブソルはリオルをそっと降ろしてあげると汚れた場所を嘗めてあげた。

 

「ありがとうアブソル。助かったよ」

 

アブソルは一鳴きすると、ボールに戻った。

リオルは戦闘不能になっていたが、バトルも終わり一応少しだけだが動けるようであった。

 

「回復の薬だ」

 

俺は回復の薬をリオルに使い回復させた。

リオルは直ぐに元気になり俺に抱きついて来た。

ハプウはその光景を眺めながらバンバドロを回復させていた。

 

「もう大丈夫だからなリオル」

 

リオルは可愛い鳴き声をあげ俺に甘えてくれる。

俺はリオルを抱きかかえハプウの元に向かった。

 

「試練達成じゃ。おめでとう」

「ありがとうございました!」

 

俺は頭を下げ、リオルも頭を下げてくれた。

 

ハプウは地面のZクリスタルを俺に受け渡し、4つの島を巡り終えた事をたたえてくれた。

俺達はポケモンをちゃんと回復させる為、ポケモンセンターに向かおうとした時だった。

 

山の方から聞いたことのない雄叫びが響いたのだ!!

ハプウは直ぐに山の方を見た後、用事があると言ってバンバドロに乗って行ってしまった。

 

 

 

リオル・レベル48(メス)

特性不屈の心

技電光石火、波導弾、まねっこ、発勁

 

レアコイル・レベル43

特性頑丈

技放電、トライアタック、光の壁、ラスターカノン

 

コモルー・レベル40(メス)

特性石頭

技龍の息吹、頭突き、噛み付く、シャドークロー

 

イーブイ・レベル40(メス)

特性適応力

技捨て身タックル、電光石火、アイアンテール、シャドーボール

 

アブソル・レベル44(メス)

特性プレッシャー

技サイコカッター、アイアンテール、辻斬り、燕返し(つばめがえし)

 

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