42話
さあ戻って来ましたよポケモンリーグの会場!
俺達が同等と会場に向かって歩いていると、周りから凄い声援と俺の名前を呼ぶ声が聞こえる。俺は手を振り声援に応えると更に周りが熱気が上がった…
まぁ…俺の周りには今を輝く大女優リーリエに、島のアイドル的存在マオ、熱い男で有名なカキ、美少女になったアセロラ。それに、各島のキング&クイーンが俺の周りにいるからな…仕方無いよね?
会場付近に近づけば直ぐに係員?いや、SP?黒いスーツを着た人達が直ぐにやって来て道を作ってくれた。
その道の先にはリーグ創設者ククイ博士が満面の笑みで立っていた。
「やあ。待っていたよ」
ククイ博士が和やかにそう言い、俺達を迎え入れてくれた後、軽く話しながら控え室に向かった。
最初の時の控え室より豪華って…
ククイ博士はイタズラが成功したみたいな輝く笑顔で俺を見た後、みんなを中に入れた。
「とりあえずは、ここで待っていてほしい。時期に全開の続きの5戦目が始まるのでね」
「了解です」
ククイ博士は手を振りながら立ち去るとみんなで楽しく喋りながら時間が来るのを待った。
さあやって参りましたリーグ5戦目!
今回の相手は手応えのありそうな女性トレーナーのランテル。
しかも、相手の感じからして相当な強者だ。
1体目はラグラージ。
俺はいつも通りマッシブーンを出して毒突きでラグラージに急接近したその時!
ラグラージはマッシブーンの真下から尻尾を振り上げていた!
「なあ!?」
流石のマッシブーンもこれは防げない!大きく吹き飛ばされた後、リョウタの前で着地したその時!ラグラージが既に接近しておりアームハンマーを振り上げていた!
直ぐにマッシブーンは爆裂パンチで応戦しようとしたが、踏み切りが甘くラグラージの攻撃に押し負け戦闘不能になった。
「貴方の戦い方、既に調べたわ。育て方も私と似たようなもの。本気で来なさい」
「ならば本気でいく!」
この女…俺と一緒の廃人野郎か。
俺はアブソルを出し電光石火で急接近した!
ラグラージは岩雪崩れを起こし上からではなく真正面から放って来た!アブソルは直ぐに真横に移動してもう一度加速しようとしたその時!真上から岩雪崩れがアブソルを襲って来たが、辻斬りを使い岩を切断してラグラージに接近した!
ラグラージは波乗りを使い大波を巻き起こしアブソルに迫った!アブソルは速度を落とさずそのまま辻斬りで波を横一閃!波を斬り裂きラグラージを波から落とすと同時に真下したからラグラージを斬り裂き戦闘不能にさせた。
会場は凄すぎる試合を前に言葉が出なくなっている…
「流石にラグラージだけじゃ勝てないか」
「全滅させますよ」
「その言葉、そっくりそのまま返すね」
俺とランテルは笑顔でそう言い次のポケモンを待った。
ランテルの2体目はジュカイン!
此奴…ホウエン地方の出身か?
ジュカインはリーフブレードを使い構えた。
アブソルは燕返しを使い構える。
「それじゃ、行くよ!!」
「来い!!」
ジュカインが一気に距離を詰めるとき、足が緑色に輝いた!
まさか…此奴もリオルと一緒の力を!?
ジュカインの驚異的スピードは緑色の閃光を残しアブソルを通り過ぎた瞬間爆発した!
アブソルはその場で倒れ戦闘不能になった。
アブソルの速さより上だと!?
「本気で来ないとジュカインで終わっちゃうよ?」
ランテルは余裕の笑みで俺を見て来る。
会場は驚異的スピードのジュカインに釘付けになっている。
島キング達もこの強さには驚いていた。
あの速さに対抗出来るのはリオルぐらいしかいないか?
いや、空からの攻撃で行けるか?
俺はボーマンダを出して直ぐに空に飛ぶように命じた。
「空だと安全と思うのは当たり前か」
「まさか…」
「私も君と一緒かもね」
ランテルはニコッと笑うと指を鳴らした。
ジュカインは音が鳴ると同時にリーフブレードを展開し空を飛んだ!しかも空中を蹴り更に速度上げる!
「ボーマンダ!火炎放射で焼け!」
ボーマンダが放った火炎放射はジュカインに迫る!
ジュカインはその炎を避けようともせずそのまま迫って行き、炎を斬り裂き更に加速して緑色の閃光がボーマンダを通り過ぎた瞬間爆発した!
ボーマンダが地上に落ちて来ると同時に、緑色の閃光が真上から更に通り過ぎた瞬間2度目の爆発がした!
ジュカインがランテルの前に降り立つと同時にボーマンダは戦闘不能状態で地面に落ちて来た。
「空でも危険ってね」
此奴、相当やりやがる…
俺はボーマンダを戻し相手を見る。
少し考えた後、俺はジバコイルを出した。
「鋼ね…ジュカイン、瓦割り!」
「ジバコイル、バリアー!」
ジバコイルは直ぐに円形状のバリアを張りジュカインの攻撃を防ごうとしたが…
ジュカインは瓦割りを発動しながら緑色のオーラを手に纏わせ真上から一気に振り下ろしバリアを壊した!ジバコイルは直ぐに電磁砲を発射しジュカインを攻撃しようとしたが、腕に緑色のオーラを纏わせ電磁砲を弾き返しジバコイルに返して爆発させた!
更に発動させたままの瓦割りをジバコイルに当て戦闘不能にさせた。
「君の実力ってその程度だったの?1~4戦、無双していたのに…」
ランテルは残念そうな顔をして俺の次のポケモンを待った。
これ程とは…
まだイーブイとリオルがいるが、このジュカインの実力…キツいか?
俺はイーブイを出して直ぐに電光石火を命じた。
ジュカインは急接近で迫って来るイーブイを動きを完全に見切り、手を前に出して攻撃しようとして来たイーブイを捕まえた。
「さよなら♪」
「イーブイ!シャドーボールだ!」
イーブイがシャドーボールを放とうとエネルギーを溜めている間に、リーフブレードがイーブイを貫通した。
イーブイはそのまま戦闘不能になった。
俺はイーブイを直ぐにボールに戻した後、リオルのボールを掴んだ。
少しでも隙があればZ技を使えるが…
どうやって隙を作ればいいんだ?
「君にハンデをあげた方がいいのかな?」
「はぁ?」
「Z技って言う必殺技がこの地方にあるんでしょ?使わせてあげるから見せてよ」
ランテルは笑顔でそう言いキラキラした笑顔で俺を見てくる。
ジュカインは頭を掻きながら呆れている…
嘗められたものだな…
だが、Z技をさせてくれるなら好都合!
「行くぞリオル!」
俺はリオルをボールから出してZ技を発動させ、リオルの波導の力を極限状態にさせた。
「へぇ~!これがZ技!!」
「リオル専用だけどな。それじゃ、行くぞ!」
「うん!」
リオルが足に力を入れた瞬間、ジュカインの後ろに既に移動し終わっていた。その後青い閃光が光る…
「え?」
「これが俺の相棒の力だ」
ジュカインは立ったまま戦闘不能になっていた。
この瞬間、会場から一気に歓声が上がった!!
最終進化のジュカインが進化していない小さなポケモンに負けた事と、今まで見たことの無い技の数々に観客が興奮したのだ!
「ありゃ~これは予想外ね」
ランテルは笑顔を崩さず言いジュカインを戻した後、バシャーモを出した。
このバシャーモ…
明らかにジュカインより強い!
気を引き締め直して戦わなければ負けるな…
リオル・レベル100(メス)
特性不屈の心
技電光石火、波導弾、まねっこ、発勁
ジバコイル・レベル95
特性頑丈
技電磁砲、トライアタック、バリアー、ラスターカノン
ボーマンダ・レベル96(メス)
特性石頭
技流星群、火炎放射、鋼の翼、思念の頭突き
イーブイ・レベル92(メス)
特性適応力
技捨て身タックル、電光石火、アイアンテール、シャドーボール
アブソル・レベル94(メス)
特性プレッシャー
技サイコカッター、滅びの歌、辻斬り、燕返し(つばめがえし)
マッシブーン・レベル99
特性ビーストブースト
技爆裂パンチ、飛びかかる、雷パンチ、毒突き