46話
ランテルと本島にあるメレメレ島のハウオリシティへと着いた俺達は、アカギと合流した。
「初めまして。俺はリョウタ」
「初めまして。私はアカギだ」
「久しぶりですアカギ様…」
「そうだな。例の物を返して貰うぞ」
「はい」
ランテルはグラードンが入ったボールと紅色の玉をアカギに渡した。
「私達を裏切った事はこの際どうでもいい。ランテル、私とホウエンに帰らないか?」
「せっかくの誘いですが、お断りさせて頂きます」
「ほう?」
アカギは俺の顔を見ると頷いた。
「まぁ…お前も女だしな。リョウタと言ったか?幸せにしてやってくれ」
「必ず」
「ではな。いずれホウエンに来る事があれば私の所に来るといい」
「そうさせて頂きます」
アカギは船に乗り込むと直ぐに出発した。
「リョウタ~!」
ランテルは直ぐ俺に抱きついた。
やっぱ、元組織のトップとは言え、会うのは怖かったか…
俺は優しく腕を回し抱きしめてあげた。
「ねぇねぇ!早く帰って続きしたい!!」
…今なんと?
「と、とりあえず帰ろっか?」
「うん!」
ランテルと俺は自家用の船に乗り島へと帰っていった。
今晩は2人を相手にイチャコラしますか!
翌朝、俺達はいつもの日常に戻りリーグ修復までリオルはルカリオに修行して貰い、アブソル達はバシャーモ達に修行して貰った。
リーグが完成すれば、5ブロックを勝ち進んだ5名がバトルをする事になるので、今のうちに強化特訓をしとかないと勝てないかもしれないのだ。
勿論、リョウタのブロック以外は、島キングハラ、島キングクチナシ、島クイーンライチ、島クイーンハプウが勝ち進んでいた。
やっぱこのメンツか…
5人だと、どういう組み合わせになるんだ?
俺はスイレンとランテルを連れながら島を巡回した。
レンタとハルカは島のポケモン達と遊びに行っている。
特に問題無く島の巡回をしていると、森の中からリオルとルカリオの修行がエスカレートしたのか、青い波導と紺色の波導が天に向かって伸びていった…
その直後激しい爆風と爆発が起こり、俺達は急いでその場に向かった。
現場ではリオルとルカリオがそれぞれ傷付きながらも波導を纏いながら睨み合っていた。
ルカリオは俺達に来るなとジェスチャーしてリオルに向き直る。
リオルは超高速スピードでルカリオに接近するが、ルカリオは片手でリオルを弾き飛ばし森の中に飛ばされるが、直ぐに波導弾を連発してルカリオを攻撃するものの手で弾かれる。
リオルは波導弾を更に撃ちながらルカリオに突貫し発勁を使いルカリオを攻撃しようと急接近した瞬間、リオルの真下から紺色のオーラがリオルを吹き飛ばしルカリオのグロウパンチで再び森に中に吹き飛ばされる!
俺のリオルが…こんなにあっさり負けるだと?
しかも、あの状態。波導を完全解放した状態だろ!?
ルカリオも波導を完全解放しているみたいだが、こんなにも差が出るのか。
「ルカリオはリオルの更に奥にある潜在能力を出そうとしているわ」
「更に奥の?」
あれ?そう言えば森の木々を壊したらマッシブーンも来るはず?
俺が周りを見渡すと、マッシブーンが近くの茂みで倒れていた。
「多分、ルカリオの修行は終盤にさしかかっているのかも」
「私はマッシブーンを治療しておく」
「頼んだスイレン」
「まかせて」
スイレンはマッシブーンを治療する為、森に住んでいるポケモン達を呼び自宅に運んで貰った。
その間、俺とランテルはリオルの修行を見守ることにした。
リオルの修行に変化が出て来たのは30分ほど経った時だった。
今まで青かった波導のオーラが一瞬白くになり、ルカリオもランテルも驚いていた。
「今のは…ルカリオでも辿り着けなかった領域の…?」
「え?」
ルカリオはランテルの方を見た後、キーストーンを指さした。
「リョウタ。もしかしたら、リオルはルカリオが手に入れる事が出来なかった力を仕えるかもしれないわ。その為にも、メガ進化させて貰うわね」
「わかった」
「ルカリオ!メガ進化よ!!」
ランテルがルカリオをメガ進化させた瞬間、水色のオーラが急接近してルカリオを吹き飛ばそうとしたが、メガルカリオの回し蹴りで水色のオーラを蹴り飛ばした。
リオルの青かった波導のオーラは水色に変わり、時折白く輝く波導を見せる。
「波導の極」
「え?」
「波導の最終奥義よ。ルカリオはその奥義を修得出来なかった」
「まさか、リオルがその奥義、波導の極を習得出来た?」
「後1歩の所まで来ているわ」
と言うか、ランテルは波導の極を見たことあるみたい?
「あ、私の師匠がね。波導の極を習得しているから分かるんだ」
「なるほどね」
空手一家だったもんな。
リオルの方を見ると、森の中の一部に水色のオーラが見える。しかも、大きく膨れあがっているようにも見えたその瞬間!オーラが辺り一面に一気に広がりもの凄い暴風が襲ってきた!
俺とランテルが目を庇っている時、真横に何かが通り過ぎた。その方向を見るとメガルカリオが腹を押さえて立っていた。
俺達は直ぐに前を向くと、白く輝くオーラを纏ったリオルが居た。
「波導の極。リオルは辿り着いたのね…」
「凄いぞリオル!良くやったな!」
リオルはオーラを解除して俺に抱きついて来たので、なでなでしながら抱きかかえた。
メガルカリオもメガ進化を解除してランテルの側に来て回復して貰った。
「波導の極。この力でリーグ優勝しちゃって!」
「おう!」
リオル・レベル100(メス)
特性不屈の心
技電光石火、波導弾、まねっこ、発勁
ジバコイル・レベル95
特性頑丈
技電磁砲、トライアタック、バリアー、ラスターカノン
ボーマンダ・レベル96(メス)
特性石頭
技流星群、火炎放射、鋼の翼、思念の頭突き
イーブイ・レベル92(メス)
特性適応力
技捨て身タックル、電光石火、アイアンテール、シャドーボール
アブソル・レベル94(メス)
特性プレッシャー
技サイコカッター、滅びの歌、辻斬り、燕返し(つばめがえし)
マッシブーン・レベル99
特性ビーストブースト
技爆裂パンチ、飛びかかる、雷パンチ、毒突き