8話
翌朝、目が覚めると外が騒がしいのでテントから出てみると、昨日大量に狩りまくったオニスズメ、オニドリル、ディグダ、ズバットが整列していた・・・
どうなってるん?
「もう一度倒してほしいの?」
俺が適当にそう言うと一斉に首を横に振られた。ヤバい、今の面白いわ。
「まぁポケモンの声を聞けるわけじゃないから俺には何言ったってわかんないけど・・・
何かあるなら聞くぞ?何となくなら理解出来るかも知れないし」
一応此奴等にはリオルとコイルの努力値稼ぎになってもらったしな。
その後、此奴等が一斉に鳴き出した(喋り出した)ので、代表者を選ばして1体ずつ喋るようにさせた。
結果・・・此奴等は俺に仕えたいと言う事らしい。
このらしいは先ほども言ったが、ポケモンの声を聞ける訳では無いので、色々な仕草や鳴き声を聞いて考えた結果だ。
ちなみに、この仕えたいは合っていたみたいだ。此奴等が全員頭を下に下げたから。
「俺に仕えても何も出ないぞ?」
この事についても此奴等は色々考えていたらしく、俺から何かを貰うのでは無く、守られたいらしい。
簡単に言うと、俺みたいな人から守れって事だ。
「だが、俺も旅人である以上、ここに留まる事は出来ないぞ?」
この事も此奴等は承知の上だった。
俺がこの島にいる間だけでも良いから守って欲しい。これだけみたいだ。
逆に此奴等からは木の実等を俺にくれるらしい。
別に俺はいらないので断ったが、そこは許してくれなかった。仕方無く貰う事にしたが・・・
その中で貴重な謎のみを渡してきた時は驚いた。
「これ貴重だぞ?貰っても大丈夫なのか?」
ポケモン達は一斉に頭を下げたので、俺はありがたく頂戴する事にした。
断っても無理そうだから…
それにしても、まさかこうなるとは・・・
まだ昨日の戦闘が癒やされていないのにここに来て、俺に願いを申し出る。
此奴等に愛着が沸くではないか・・・
良い努力値稼ぎだったけど諦めよう。
この後、ポケモンセンターから女医さんが来てポケモン達を全員連れ戻した。
俺はそのままテントを片付けて島キングに会いに行くことにした。
イリマを倒した後、この島ですることは島キングを倒す事だけだから。
その後はバトルを申し込んでくる雑魚トレーナーを片っ端から片付けながらリリィタウンに行き、島キング・ハラに試練の申し入れをした。
まだ朝速かったが、ハラは快く試練の申し入れを受けてくれた。
「試練の前に腹ごしらえ!リョウタ君も是非、朝ご飯を食べようぞ」
「はい!」
ハラと朝ご飯を食べ終えると、広場の中央にある木のステージに移動して、試練について説明を聞かされた。
内容はゲームと一緒でハラを倒せば試練達成。
実にシンプルでいい!
さて・・・この島一番のトレーナーである島キングと対戦。緊張するぜ!
リオル・レベル22
特性不屈の心
技電光石火、カウンター、まねっこ、発勁
コイル・レベル20
特性頑丈
技スパーク、マグネットボム、光の壁、ソニックブーム
二日目の朝、ハラとの大試練!
リオルに頑張ってもらおう。
(どうせリオルで無双するんじゃろ?)by天の声
・・・ネタばらしすな!無双はするけど・・・