転生したらクレイジーな道化師だった件について   作:バルボロスの髭

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今まで通して明確な時代の描写がされてなかった…

時代は中世で、ブリテンです。時系列としてはアルトリアが王になる前です。
ガバガバな所もあるかもしれませんが、そこはご容赦下さい。


力を持った小物ほどフラグを建てやすい説

ラプソーンとの地獄の特訓を辛うじて乗り越えたドルマゲスは何とかマシなレベルの強さになった。

 

 

魔法の使い方、戦闘での恐怖を数多の魔物との戦闘で何とか克服したのであった。

………特訓で100回以上死亡したが。

 

これにはさすがの暗黒神も嘆息した。何せその分ザオリクを掛けなければいけないのだから地味に苦痛な作業である。

 

(それにしても貴様のセンスは呆れる程無いな。)

 

そう、皆さんはお忘れかもしれないがドルマゲス自体の

スペックはお世辞にも良いとは言えない。

ドルマゲスがドラクエ8であのような活躍が出来たのは大体ラプソーンの杖のおかげなのである。

 

その低スペックなドルマゲスがここまで上達したのはラプソーンによる死んだ方がマシとも言える扱きを受けたからだ。実際は結構死んでるのだが。

「私もここまで自分が雑魚だとは思ってませんでしたので感謝しますよ。貴方の精神の一部を私の中に送り込むことによって、魔力の上限量が飛躍的に上昇したのですから。」

 

たが、身体はドルマゲスでも中身は一般人である彼はもちろん戦闘など経験したことがあるはずもなく、当然そのような人が暗黒神の扱きに堪えられる筈もなかった。

結果から言うと精神がイカれかけた。

これを好機と見たラプソーンはドルマゲスに自身の精神の一部を杖を介してドルマゲスに送り込んだのだ。

 

これによって、ドルマゲスの身体に2つの精神が存在することになった。

 

 

ラプソーンが何故彼に自身の精神を送り込んだのかというと、1つは自身の精神を送り込むことによって、少しでも自身に近づけるためである。

 

2つ目は杖で逐一指示を出すより自分の精神を送り込んだ方が色々手間が省けるからである。

 

 

 

つまり、ドルマゲスはラプソーンの分身のようなものになったのである。自分のことを私と言うようになったのはその影響だ。

……まあ、ラプソーンの分身になったと言っても、ドラクエ8の本編に登場するドルマゲスよりは劣る上に、未だに雑魚の領域からは脱していないのだが。

 

「あぁ、早くこの溢れんばかりの力を思う存分に使いたいですよ。今なら誰にも負ける気がしないですねぇ。」

 

 

人はそれをフラグと言う。

 

「手始めに誰をこの手にかけてやりましょうか。フッフッフッ、アーハッハハハハハ!」

 

ちょっと強くなっただけでかなりイキっちゃってるドルマゲスであった。

 

 

 

 

 

 

~sideラプソーンの杖~

奴に特訓を施したおかけで少しはマシになった。だが、未だに雑魚の領域だ。

 

今の奴はワイトキングやボーンファイターよりも弱い。

おまけに近接戦がからきしだからそれを主体とした敵が現れたら補助呪文を重ね掛けしなければ間違いなく詰む。

 

儂の復活の保険のために奴に儂の精神の一部を送り込んだが、あのままではすぐに死ぬだろう。情けない話だが、今の儂は肉体が実在しない精神だけの存在だ。

 

そこらの魔獣程度なら自身の思うがままに杖を操ればよいが、ある程度の強さを持った敵の場合は間違いなく詰む。何より、杖を破壊されたら儂の目論見が水泡に帰す。宿主を代えようにも、儂に適合出来る者はそうそういない。

 

他にも奴の知識にはドルマという闇の呪文やメドローアなる未知の呪文があった。

 

記憶を視認できる術でその全貌を確かめたのだが、儂が生きてたころにはそんなものはなかった。

そういう意味でも、今の宿主は色々と都合がいい。

 

何にせよ、奴にはもっと強くなってもらわねば………

 

 

~sideoutラプソーン~

 

 

 

 

 

 

~side???~

 

調子にのってるドルマゲスの近くに1つの影が近づいていた。その影の主は四足歩行で全身が紺色で覆われており、身体はライオンで、ハリネズミの針のような鬣、極めつけはエメラルド色の瞳が左右対象に3つずつある異形の獣だった。その獣の名、異界の極刺獣は未だに高笑いを決め込んでいる間抜けに対象を定める。

自分の餌にするために極刺獣はドルマゲスに飛びかかった。

 

 

 

 

 

 

~sideドルマゲス~

 

最初にドルマゲスが感じたのは胸騒ぎであった。嫌な予感がする。そう感じた彼がその場を離れようと試みたその隙に極刺獣がドルマゲスに飛びかかった。

結果、ドルマゲスは極刺獣に押し倒された。

 

 

「ッ!」

 

極刺獣の鋭利な牙がドルマゲスの眼前に迫り今にも喰い千切らんとばかり鋭利な歯をガチガチと鳴らせている。

 

ドルマゲスはすんでの所で杖を盾にすることで極刺獣の牙を防いでいた。

 

 

 

「獣の分際で……この私に刃向かうなァ!!」

 

このままではジリ貧になると考えたドルマゲスはある行動にでた。

 

すると、辺りを眩い光が覆った。極刺獣は突然の光に視界を潰され、鋭い爪を振り回した。しかし、その攻撃は空しく空を切る。

 

その様子を見計らって、ドルマゲスはメラミを唱えた。極刺獣の顔面にバスケットボールと同じサイズの火球が直撃した。

 

この攻撃で極刺獣は怯み、ダメージを受けたものの、未だにに倒せてはいない。

 

 

そこで極刺獣が立ち上がる前にドルマゲスはまた別の呪文を唱えた。ベタドロンである。

 

次の瞬間、極刺獣の身体から凄まじいGが襲いかかった。これにより極刺獣の全身から骨が軋む音が鳴り響いた。所々、手足はひしゃげ、一部の眼球は飛び出している。

 

ドルマゲスは止めと言わんばかりに爆発呪文であるイオラを唱えた。

最早勝負はついたと思われたが、その時不思議なことが起こった。何と、潰れかけた極刺獣が口から瘴気の塊を飛ばしてきたのだ。

 

思わぬ反撃に動揺するドルマゲスは反応が遅れてしまい、その攻撃を喰らってしまう。

 

最期に一矢報いた極刺獣はあえなく力尽きた。

 

すぐさま、瘴気がかかった服を脱ぎ捨てた後、ドルマゲスは事切れた極刺獣を力強く睨み付ける。

 

「この私に傷を付けたな……ッ……ふざけるなァァ!」

 

そういうや否や、ドルマゲスは辺りかまわず呪文を撃ち始めた。周囲の森林が炎に包まれていく。その炎はあっという間に辺りの森林を包み込んでいった。

 

 

 

その様子を遠目に見ている者がいるとも知らずに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これは少々まずいことになりそうだね……」

 

 

 




今回出演した遊戯王のモンスター

異界の極刺獣 闇属性 ☆5 ATK1100 DEF2200

詳しくはググって下さい。


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