Fate / Grand Order 亜種特異点 皇帝凌駕極点 テキサス ????年   作:挨拶番長

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一節

Fate Grand Order 亜種特異点 皇帝凌駕極点 テキサス ????年 1節

 

 

 

[マシュ・キリエライトの記録]

 

 

根拠の無い勘だけど、先輩がいなくなってしまう気がした。

 

私に毎日向けてくれるあの屈託のない笑顔がもう見れなくなる気がした。

 

だから先輩に「いなくなったりしないですよね?」と聞いてみたのだ。

 

そしたら先輩はそんなことあるわけないだろ?なんて答える。

 

安心したような。まだ不安なような...

 

ギャラハッドさんの力が使えない今、先輩を私の手では守ることはできない。

 

だからカルデアのサーヴァントさんたちに頼むしかないのだけど、

 

もし、下総の時のような途絶えた状態で先輩が殺されてしまったら。

 

そう思うと、ひたすら胸が苦しかった。

 

どうか。どうかいなくならないで。

 

私に全てをくれた人。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「おはよう。突然だが藤丸くん。君宛てに差出人不明の一通の手紙が届いた。手紙というよりは脅迫状だが。」

 

 

ロマニアーキマン亡き今、カルデアのブレーンとなったダヴィンチちゃんから朝の挨拶がわりに手紙を手渡された。脅迫状...?なんだそれは。

 

 

手紙の内容は以下の通り至極簡潔である。

 

 

「藤丸立香へ。君を必ず殺す。ソロモン王より。」

 

 

全く。悪質な嫌がらせだなぁとか呑気なことを考える。しかし誰だ...?こんな手紙を送ったのは。

 

そしてなぜソロモン王を知っている...?

 

「ソロモン王を騙ることを見るに、逃げ遅れた魔神柱ではないか?そう考えたのだが、我々は既に逃げ遅れた4体の魔神柱を撃退している。と、なるとだ。」

 

 

▶︎ 俺たちの戦いはこれからだ!

 

▶︎ まだ魔神柱の生き残りがいる...?

 

 

「ああ。まだ感知できていない特異点があるのかもと思って調べてみたんだ。そしたら。」

 

 

カルデアスの座標は北アメリカ大陸を指した。

 

これは特異点の場所を指す。

 

 

「当たりだ。微弱な特異点がある。だが藤丸くん年代を見てくれ。」

 

 

▶︎...!?

 

▶︎ 4219年...!?

 

「最初カルデアスがぶっ壊れたかと思ったんだがね。どう見ても正常だ...初めてだよ。カルデアスが未来を観測するなんてね。しかも2000年も先と来た。」

 

 

▶︎ こんなのどうやって行くんだ...?

 

▶︎ 未来とかちょっと興味湧いて来たぞ

 

 

「だがよく見たまえ。Y座標自体は別の年代、別の場所を示している。」

 

 

其処には1893年 樺戸 と書いてあった。

 

▶︎ 樺戸...?

 

▶︎ 樺戸ってあの樺戸監獄?

 

 

「そう。新宿に続いてまさかの日本だ。しかしだ。テキサスと樺戸、何の関係がある...?不明だ。カルデアスの観測がイかれてるのも不明。何もかもが不明!不明!不明なのだよ!」

 

 

「というわけでその謎を知りたく今回はナビゲーターは名探偵とマシュに任せて私が現地へ向かうことにするよ。」

 

 

▶︎頼り甲斐があるなぁ(棒読み)

 

 

▶︎あまりサボると職員さん達に冷たくされちゃうよ

 

 

「藤丸くん。サボりではない。これは調査だ。いいね?ちなみにホームズには黙っててくれ。」

 

 

▶︎ 事件だぞ!名探偵!

 

 

▶︎ しょうがないなぁ

 

 

「おはよう。地獄耳の名探偵だ。」

 

 

「げ。ホームズ。」

 

 

「朝イチにバッタリ私に出会ってしまったモリアーティ教授の様な顔をするなよ。今回の特異点は全力でサポートさせてもらおう。カルデアの探知を逃れ、生き延びた魔神柱には非常に興味があるからね。」

 

 

▶︎と、なれば早速準備だな

 

▶︎ 最後の晩餐は何しようかな〜

 

 

「久々の特異点旅行はやはり楽しみだねウンウン」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「さて。カルデアスの撹乱は上手くいったな。プログラムの演算もまた美しい数式だ。」

 

 

「ン...?これはカルデアに対する裏切りではないのかって!?ノンノンノン」

 

 

「これはね可能性の一つだよ諸君。」

 

 

「コナンドイルがシャーロックホームズを殺せた世界線とでも言えようか。」

 

 

「アラフィフは殺せなかったがね。あのダサハットは。」

 

 

「彼等が向かうあの場所はヴィランとライターに不利なラインバッハの滝ではない。」

 

 

「あそこはね天使がラッパを吹かない天国さ。」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「カルデアスからの干渉を確認致しました。ソロモン王。」

 

 

「報告しなくともわかる。天恵により施されたこの両眼に見えないものなど無い。私の計画に邪魔な蝿でさえも、綺羅星のように輝いて見えるとも。」

 

 

彼が持つEXクラスの千里眼。それは未来視を行う領域に達している。

 

又、それを所持する英霊は冠位を持つ資格のある英霊である。

 

無論、ソロモン王を名乗る男も又、冠位の資格があった。

 

しかし彼はあったにもかかわらずその権利を投げ捨てた。

 

人の上に立つものに冠などいらぬ。

 

圧倒的なカリスマと天の鎖だけで充分であるという偏屈な理由で冠位を受け取らなかった。

 

 

「何、カルデアからの煩い蝿など辿り着いた瞬間に我が虚栄の空中庭園で焦がしてくれようぞ。」

 

 

「いいえ、私の砂で窒息させましょう。」

 

 

「彼が死んだ暁には私がRequiemを披露いたしましょう。」

 

 

「黙れ。雑種どもが。我の鎖で縛り、宝物庫の宝全てを奴が身で味わってもらうのは決定事項だ。邪魔立てはするなよ?我の邪魔立てをしようものなら今ここで殺す。所詮は貴様らとは同盟に過ぎん関係という事を覚えておけ。」

 

 

「フン...英雄王よ。其方はそこまで藤丸立香が憎いか...?」

 

 

「影法師とはいえ奴は我の宝物に触れて、弄んだ。それは許されざる大罪だ。そう思わんか?ソロモン王?」

 

 

「この円卓で争う些末ごとが下らんということに関してはお前と意見は一緒だな英雄王。まあそんなことはどうでもいい。良いか?よく聞け。火星に集う皇帝達。抑止力に召喚されたあのローマ皇帝さえ倒せば、後は藤丸を殺すのみだ。それまで己が役割を確と胸に焼き付けよ。」

 

 

ソロモン王を名乗る男に召喚された「皇帝の英霊達」は王でありながら一騎当千の英雄である。

 

人類史最後のマスターを確実に殺すためだけに選りすぐりの英霊が召還されたのだ。

 

 

「我が願いの成就が為、発動せよ。」

 

 

王の空中庭園(ガーデン オブ バビロン)

 

 

第二のラピュタといっても過言ではない巨大な庭園は空を駆けた。

 

 

 

 





お試し版なので最初はかなり短いです

藤丸立香の死がテーマとなっております
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