Fate / Grand Order 亜種特異点 皇帝凌駕極点 テキサス ????年   作:挨拶番長

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ほんへなみの過度なぐだ男上げ要素がある為、不快に感じる可能性があります。

その方はこの話だけ飛ばしてもらえれば不快感は避けれます(謎の注意喚起)


二節 死兆星

二節

 

 

▶︎...!?

 

▶︎なんだここは...!?

 

 

レイシフト直後藤丸が見た光景は異様なものだった。

 

一面に広がる荒野に多数突き刺さる城の破片、

 

血のように赤く染まった空には空中都市が浮遊している。

 

この状況は事前情報で聞いてきた「テキサス」とも「樺戸」とも言えない。

 

まるで本当に世界が終わったような場所だ...

 

取り敢えずカルデアとの通信を立ち上げようとした。が、

 

▶︎繋がらない...か。

 

下総国と同じ状況だ。サーヴァントとの契約は切れ、カルデアとも通信が途切れてしまっている。

 

ただ下総の時と違うのはこれは夢じゃなくて特異点だってことだ。

 

 

最悪なのが一緒についてきたはずのダヴィンチちゃんが見当たらない。

 

彼女らしき魔力反応もない。

 

 

取り敢えず情報が欲しいな...このままじゃ物騒な原っぱで野宿をすることになる。

 

______南東に街が見える。そこに行ってみよう。

 

 

街の中に入って少し歩くと都合の良いことに交番があった。

 

▶︎エクスキューズミー!

 

▶︎ たのもー!

 

 

交番の中には茶髪で下品な顔をした軍服の女性がいた。いや、女性...?女性かコレ?

 

 

「ハロ〜♡♡♡♡♡♡♡可愛いボウヤ♡♡♡♡♡♡」

 

うわ〜なんだこの人は...

 

「自己紹介が遅れました〜♡♡♡私はチンポ・キンタマーニと申しまァ〜ス♡♡チャームポイントはもっこり太(ぶってェ)チンポリスでェ〜す♡♡♡」

 

 

▶︎すごい反応に困るんですけど...

 

▶︎よろしく!

 

 

「それで此処に何の用ですかァ〜♡♡この状況で生存してるとか相当なツワモノであることは想像できますがァ〜♡♡」

 

 

▶︎かくかく

 

▶︎しかじか

 

 

「なァるホォドォ〜♡♡♡よくわかりませェ〜ン♡♡♡ですがボウヤの要望通り今のこの状況を説明してあげまァ〜す♡♡♡」

 

キンタマーニから聞かされたのはこういう内容だった。

 

 

ある日テキサスに7人のサーヴァントが召喚された。

 

サーヴァント達は選りすぐりの王達であり、彼等にアメリカに在住していた敏腕の魔術師はキンタマーニ以外全員殺され、テキサスは制圧されてしまったらしい。

 

 

しかし、その5人の王の中に反逆の王が存在した。

 

その王は「カエサル」を名乗る軍師だそうで、現在も徹底抗戦を貫いているのだという。

 

キンタマーニはその王に仕える1人だそうだ。

「王に会いに行きますかァ〜?♡♡♡♡」

 

 

カエサル...もしかしたらテキサスに召喚されたDEBUかもしれない。

 

彼に事情を説明して協力してもらうしかないな!

 

というか♡舞すぎだなこの人。

 

 

▶︎「行きましょう!チンさん!」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

〜その頃カルデアでは〜

 

 

「たった今起こったことを軽く説明するならレイシフトは失敗し、藤丸立香は帰還不能特異点に閉じ込められてしまったということだ。恐らくこれは敵が藤丸くんを事実上の拉致をした可能性が高い。カルデアスを見たまえ。先程までテキサス、樺戸に座標が観測できたのが突然消えてしまった。特異点が藤丸立香を吸い込んだ瞬間観測不可能になってしまったんだ。」

 

 

「藤丸立香を殺す。というのは案外冗談でもないかもしれないね。いや、かなり本気だろう。彼等は人類史最後のマスターを殺すことにここまで用意周到なのだ。」

 

ホームズは椅子を回転させながらパイプを薫せた。

 

煙は天井をもくもくと登っていく。

 

 

「先輩を帰還させる方法はないんでしょうか?」

 

 

「藤丸くんが特異点を修復するしかない。が、あそこが特異点だという保証もない。ソロモン王を名乗る男がどう出るかに掛かってくるな。」

 

 

「そんな..,」

 

 

分かりやすいほどにマシュが落胆するのを見たダヴィンチの頬は緩んだ。

 

 

「余程心配なようだねマシュ。」

 

 

「それは...そうですよ!先輩がもう帰って来ないかもしれないんですから...」

 

 

少女の目が涙で潤うのを見たダヴィンチは思わず彼女のか細い肩を抱き寄せた。

 

 

「大丈夫さ。君も近くで見守ってきただろう?彼は人理の危機を救った最高のマシュのマスターさ。今度もきっと帰ってくる。我々は彼が帰ってくるのを待ってあげよう。今はそれしか出来ない。」

 

少女は微かな嗚咽を上げた後、めいいっぱいダヴィンチの胸元で泣いた。

 

いつも藤丸立香を守ってきた戦士であった少女は、物語のヒロインでも何でもない唯のか弱い女の子であることを改めて実感した。

 

「よしよし。今日はめいいっぱい泣きなさい...マシュ。」

 

 

パイプから出た煙は天井に到達した後は何処からともなく消えた。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「ふんっ♡ふんっ♡ふんっ♡」

 

▶︎ここがカエサルの城かぁ...

 

 

▶︎キンタマーニさん何してるの?

 

 

「魔力錬成を兼ねた筋トレでェ〜す♡♡♡」

 

 

▶︎全く魔力錬成に見えないんだけど

 

 

▶︎でも魔力は感じる

 

 

「後5分ほどしたら皇帝に会えます♡♡♡失礼のないように♡♡♡」

 

 

カエサルはカルデアから来たサーヴァントだろうか。

 

 

それともこの特異点の誰かに召喚された別人...?

 

 

将又カエサルですらない...?

 

 

カルデアのみんなからの協力が得られない以上はこの「カエサル」に協力を仰ぐしかない...

 

 

「皇帝からお呼びです。中尉。」

 

 

「ではなかにはいりましょォ〜う♡♡♡♡」

 

 

大仰な扉が兵士によって開かれると其処には自分の想像した「カエサル」とはかけ離れた人物が足を組み、王席に腰掛けていた。

 

 

容姿をカルデアの誰かに例えるならアルトリアや、ネロに近い。が、その威圧感は彼女らの物とはかけ離れており、言うなれば、あのファラオ・オジマンディアスにかなり近い。

 

 

 

 

 

________太陽。あの席に座る皇帝から感じるのは正しくあの光輝た。

 

 

 

 

 

「顔をあげよ。中尉はもういい。存じておる。カルデアからの来客人よ。名を名乗れ。」

 

 

▶︎藤丸立香です。

 

 

「そうか。貴様が藤丸立香か。うむ。まあそうであろうな。」

 

 

「答えよ。カルデアのマスターよ。貴様は余の役に立てるか?」

 

 

▶︎必ず役に立ってみせます。

 

 

▶︎その為にここに来ました。

 

 

「良い返事だな。返事は良い。だが実力はどうかな?」

 

 

カエサルは突然、身の丈以上の大剣を顕現させ切りかかってきた。

 

 

女の子みたいな見た目なのにこれを軽々振り回すなんて...ゴリラか...?

 

 

堪らず避けようとするが、体が鈍っているせいか無様に転んでしまった。

 

 

怪我の功名という奴か、転んだ結果なんとかあの大剣の暴力的質量を回避することには成功した。

 

 

「余は力のない弱者が嫌いだ。心の強さとか意味不明なことを語る馬鹿も嫌いだ。人類最後のマスターよ。実力で答えてみせよ。人類を救ったその手腕が唯の偶然でないことを余に、今、此処で示せ。」

 

 

 

「示せなければ躊躇なく貴様を殺す。」

 

 

こいつめちゃくちゃだ...!

 

 

 

次節に続く






次回の三節くらいから私の書きたかったことが書けると思います

乞うご期待
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