また、キャラ崩壊や口調や一人称が違う、文章が拙い等お見苦しい点は多々あります。
それらが苦手な方はブラウザバックをして下さい。
このギルガメッシュはFF世界を一通り巡った人物となります。
「ちくしょう……なんでこんな事に……。」
「はいはい、文句はなしですよ、提督。」
俺は何をしてんだか……。
紆余曲折あって、この『鎮守府』の提督になっちまった。
まぁ、新たな世界で初日から飯と宿にありつけるから良しとするか。
「て言うか、この堅苦しい服はなんなんだ、ギッチギチで裂けちまいそうだ。」
「一応、鎮守府にある1番大きなスーツなんですけど……これは特注する必要がありそうですね。」
「いらんいらん、俺様はいつもの装備がありゃ充分だ。」
「ならせめて、帽子だけは被って下さい。提督としての威厳は保っておかないと。」
帽子だけで保てるものなのか、その威厳というやつは……。
取り敢えず、伸び切った白いスーツを脱ぎ、普段着に着替える。
やはり、いつもの服装が1番しっくりくる。
「悪いが布の上から被せてもらうぜ。」
「構いません、一目で提督と分かれば良いのです。」
そう言うと鬼畜眼鏡こと大淀は帽子と封筒を渡してきた。
「なんだこりゃ。」
帽子を被った後、封筒の中身を確認する。
中身は写真が5枚、それぞれ子供が写っていた。
「……お前の子供か?」
ズドンッ!
大淀ご自慢の14cm単装砲が火を噴いた。
曰く、銃じゃなくて大砲とかなんとか。
「まだそんな歳じゃないですよ?」
「ゴメンナサイ、ナンデモナイデス。」
真新しい部屋なのに穴が空いちまった……。
きっと修繕するのも俺様になるんだろうな。
「その5名の中から1人を選んで下さい、今後はその子が貴方の部下となります。」
「ここの世界では子供にも労働させるのか?」
どの娘も見たとこ10代前半、まだ外で遊んでてもおかしくない見た目だ。
「見た目は……ね、細かい説明は省きますが彼女達は少なくとも人間の成人に値する年齢は超えています。」
「馬鹿なッ!?若作りってレベルじゃないぞッ!?」
「見た目に騙されてはいけないって事ですね、で……どの子にするんですか?」
「あー、そうだな……。」
騙されるなって言われてもなぁ……。
ぶっちゃけ、誰かの上に立つ仕事なんてした事ないから、誰が良いとか分かんねぇだよなぁ。
取り敢えず、写真を眺めるが……イマイチ、ピンと来ない。
「あ、そうだ。」
「どうしました?」
どうせ選ぶなら、いつもの選び方があるじゃないか!
「ちょっと離れてろ、当たっても怪我しないと思うがな。」
「??はぁ……。」
大淀がドアの近くまで下がる、これで準備が整った。
「よっしゃ、いくぜッ!!」
[ 最強の初期艦 ]
写真を空中で回転させ、じっくりと吟味する。
迷った時は、この方法に限る。
「こいつだぁッ!!」
そして、一枚の写真を取る。
淡い水色の髪、そして手には槍を持っている。
名前は……『叢雲』
「この娘にするぜ。」
そう言って叢雲の写真を大淀に渡す。
残った写真も封筒に戻して返す。
「了解しました、初期艦が着任するのは明後日なので、今日はゆっくり休んで明日はここの施設の説明としましょう。提督の自室はこの執務室の向かい側にあるので、自由にお使い下さい。」
「おう、また明日な。」
こうして自室に戻り、備え付けのベッドに転がり込む。
ちゃんとした所で寝るのは久々だ。
「次元の狭間では寝るのも一苦労だったしなぁ。」
フカフカのベッドは最高だが、何より、何者からも襲撃される事なく眠れるのが良い。
そのまま、意識は夢の中へと落ちて行った。
翌日は、この『鎮守府』の設備と機能の説明を受けた。
主に覚えておく施設は5つ、住居施設と工廠と入渠施設、備蓄倉庫に食堂だ。
それと、この世界の現状についても話を聞いた。
どうやら深海棲艦とやらが派手に暴れまわってるらしい。
つまり、俺様の目的は深海棲艦の撲滅と世界の平和と言う訳だ。
世界を平和にすると言う点については、バッツ達と似たような事をしてる気がして悪い気はしない。
「トントン拍子で聞きそびれたが、元々ここに提督がいなかったのか?」
「着任予定の提督はいたのですが、トラック島で研修中に深海棲艦からの爆撃で殉職なされました。」
「そいつは御愁傷様だな。」
「それが4日前の出来事でしたので、一昨日、貴方が侵入してくれたのは助かりました。」
「前にも言ったが、侵入者を軍事施設の長にするのは問題じゃないのか?」
「提督が殉職した事、これは深海棲艦に先手を打たれた結果であり、国民に知られれば混乱を招くでしょう。」
「つまり、俺はすり替わりってこった。」
「そうなりますね、好都合にも貴方は元々この世界にいない人物、話の統合性は調整しやすいです。」
「やれやれ、軍人様は随分と冷たい事で……こんなんじゃ、俺もいつか切られそうだ。」
「ッ、貴方に何が分かるッ!!」
バンッと力強く叩きつける大淀。
その顔は興奮で赤く、肩は震えていた。
「……すまない、軽率だった。」
「いえ、こちらこそ取り乱しました……時に軍人は冷酷無比でなければ務まりません。」
すぐに平常心を取り戻したが、内心では気にしているようだ。
大淀の気持ちが悔しいのか、悲しいのか、俺には分からないが……少なくとも同じ事を繰り返してはならない、発言も出来事も。
「お詫びと言っては何だか……キッチリと耳揃えて、この海と平和を取り戻してやるぜ。」
「……期待しています。」
せめて、大淀が戦いなんかで思い悩まずに済むような世界にしてみせる。
そう、心の中で誓ったのだった。
女の子を怒らせるとは、とことんデリカシーがない奴め!
そして、無事に初期艦が決まるも、まさかの喧嘩勃発!?
白黒付ける為に戦いに身を投じるギルガメッシュと叢雲、次第に戦いは激化していく!
次回、ギルガメッシュ提督
「相性最悪の2人」
相手は女の子なんだから、少しは手加減してやれよッ!